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カテゴリ:コミュニケーション・生活
伝わらない力【SueMe SubLogさま】
私は伝わって欲しいとよく思っているし、自分の思ったこと、考えたことが少しでも伝わるように書いているつもりだ。 「伝わった」って思ったときは、なんか胸のつかえが取れたような、そんな感じがしてすっとする。もっと、自分の思っていることをスムーズに伝えられたらいいのにというのは、私が切実に思っていることの一つだ。 ただ、最近、書いた通りには伝わらなかったからこそ、得られるものというのもあるんだな…と思うことが出てきた。 自分の記事への反応を読むと、時々、「こんなこと書いたかな?」と思って、反応された記事とその人のコメントとを合わせて読み直すことがあるんだけど、そういう時、読み直してから、新たな発見というか、「気づき」みたいなものをもらえることが多い。 それとともに、そこから、自分が書いているときには考えもしていなかったこと、自分が書いたことよりもさらに一歩先のものを、自分が書いた文章から得られたように思えて、妙に嬉しい気持ちになる。 もしかしたら、それは、私が勝手に自分の都合のいいように相手の言葉を解釈しているだけなのかもしれないし、「書いたこと以上の意味を文章から読み取られる」ということは、そういいことばかりでもないのだろうけど。 何というか、自分の思ったとおり、書いたとおりに伝わらなかったとしても、それは必ずしも悪いことばかりでもないんだな…とそう思えるようになってきた。 コミュニケーションをとるのが苦手なせいか、伝わえられなくて、いもどかしさを感じることは多いのだけど、伝えることばかりに拘泥するあまり、自分の伝えたかったこと以外の解釈を切り捨ててしまうのは、もったいないというか、それもどうなのかな…と。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 26, 2007 12:05:25 AM
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