「もう、会えない」
ほそりと閉じられた その目蓋に つと 涙を零した 何故 側に居られなかったのか 何故 貴女を独りにしてしまったのか 今更 悔やんでもその笑顔が愛おしかった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 先日、実家に帰っていたときに、電話を頂きました。 もともと体が弱く、また、精神的なものも患っていました。 しかし鬱病というものにほとんど知識のない私には、何故あのような素敵な人が、と困惑してしまいました。 彼女が何故、その道を選んでしまったのか、想像することも出来ません。 いえ、想像してはいけないでしょう。 悲しいとは思うのですが、実感が湧きません。 まだ、なのにと。 ただ、この文を打っていると、彼女のことが目に浮かび、じわじわと沁み出てきている気がします。 今度ゆっくり帰られる時があったら、彼女に会いに行こうと思います。