「鳥の歌」とCOCCOの歌。
またも、見てしまいましたよ「鳥の歌」見れば見るほどhakapyon好みの作品このドラマの主要人物二本松福子(桃井かおり)雨宮英介(児玉清)荒木高麿(大地康雄)野川マリ(田中美奈子)そして戸部彬(堤真一)はもちろん壊れかけた扇風機と仏壇とむせ返るような観葉植物が混在する福子さんの部屋見知らぬ人でごったがえす大阪の街ヘリコがみせる鳥の風景ゆっくりと時が流れる屋久島の風景全てがいとおしい*雨宮さんいいなあ最高だよ堤さんとの共演が多い所為で我が家には数名の児玉清様がいらしゃるが雨宮さんこそ「ベストオブ・児玉清」決定一時は自殺を考えるほど追い込まれていながら翌朝きちんと日課のラジオ体操をこなす雨宮さん乱闘シーン後高麿がどなリ散らして福子さんが彬くんを介抱している後ろでひとりせっせと倒された観葉植物を起こしてあげてる雨宮さんおまけに「タコの木は日陰におかなきゃダメなんです!!」なんてやけに詳しいし^^;廃車の中で「初めて笑いましたね」と野川マリに言われてリラックスした後にヘリコが空中から「鳥の眼」で撮った雨宮さんと野川マリの写真がとても楽しそうだったのが嬉しかった*見るたびに涙をもらってしまうこの作品今回は荒木のぴーぷる演説とそれを見守る福子さんその後の彬くんの独白にやられた彬くんの汚れを知らぬ大きな瞳「fly boy,in the sky」の奥村英二を思いだした(あ、こいつも「飛び屋さん」だ^^;)最後の別れの場面ももちろん感涙福子さん「男達はみんな飛んでっちゃう、自分はひとりぼっち」と泣きながらも最後にはちゃんと「飛べ!アキラ!がんばれ!」とエールを送る大きなおおきな愛だ*「鳥の歌」観賞後飛翔系つながりで「GOOODLUCK!!」の最終回のビデオを見た香田キャプテンが「初めて飛んだときの楽しさを思い出したよ」とかなんとか言っていてああ、繋がっているなあと思ったヘリコを操縦していた彬くんが数十年後ジャンボジェットを操縦することになるとはこの「飛翔系」の縁面白い^^ついでに屋久島の深い森と緑に感化され久しぶりにCOCCOを聴いた 永遠を願うなら 一度だけ抱きしめて その手から離せばいい 「樹海の糸」という一節が福子さんの独白のように思えて心がぐわんぐわん揺さぶられたのだがさらにある歌を聴いてドラマとのあまりのシンクロぶりに・・・鳥肌が立った 私の梯子から空へと登りなさい 髪の毛を伝って 頭に足をかけて 今すぐ飛んでいけばいい 遠くへ旅立てばいいの あなたが星に着く頃 わたしはひとり泣くから しばった手を離してあげましょう 西の空へ離してあげましょう 昨日を許せるように 明日を愛せるように 私を忘れてしまえばいい 「星の生まれる日」