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カテゴリ:美術館・博物館
システィーナ礼拝堂500 年祭記念 ミケランジェロ展―天才の軌跡(11月17まで)を見て来た。
ミケランジェロ本人の作品は数少ないのだけれど、システィーナ礼拝堂500 年祭記念というだけに、日本の技術を尽くした映像が素晴らしかった。 確かツァーでは20分しか滞在できず、たくさんの人の中で、きょろきょろ状態で、とてもじっくりと見ることなどできなかった。映像は明るく、まぁ解像度が優秀で、小さなひびも見逃さない状態だった。 確かに神の創造したもので、人体は傑作とミケランジェロが思うのも納得がゆく。ヒトの体を美しく表現したのは彼ならでは。 私の好きな旧約聖書物語は楽園追放とノアの方舟。 マザッチョの楽園追放の模写も見ることができた。ミケランジェロは色彩豊かにドラマティックに描いている。だから生々しく、買って来た絵葉書も飾るかどうか躊躇する。 もう長いこと掛けてあるマザッチョの楽園追放の印刷物がまだまだ、しばらくそのままになるだろう。 ノアの方舟にはヒトしか見当たらず、当時の伝統はそうであったのだと思う。もう少し時代が下ると、つがいの動物がにぎやかに描かれてゆく。 キリンやユキヒョウ、ゴリラの美しさまではミケランジェロは知ることはなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年10月14日 18時19分54秒
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