マウリッツハイス美術館展
都美術館で開催されて、混んでいる「マウリッツハイス美術館展」に夕方6時半ころから出かけてきた。金曜日は8時までなので、夕食前に。この時間でも入場はコントロールされていた。「真珠の耳飾りの少女」の前は2,30分待っても近くで見たいコースと、待たないが少し遠くでのコースを選ぶようになっていた。迷わず遠目コース。レオナルドの「受胎告知」は3回見たが、フェルメールよりはレンブラント、それよりブリューゲルという好みなので。フェルメールもレンブラントの映画も見たけれど。作者のドラマよりも描かれている場面に興味が行く。今回心に残ったのは、レンブラントの「シメオンの賛歌」。歌詞が出てきてしまう。「主よ、今こそ、あなたはみ言葉のとおり 僕を安らかに去らせてくださる~」幼子イエスが両親とともに初めて神殿にゆく場面。イエスとマリアに光が当たり、ここでもヨセフさんは影のように存在している。マリアさんのお顔が一般人のように描かれていてほっとする。ショップも面白く、ただ欲しいなぁと思うレンブラントの「十字架降下」は50万円近いので、誠に残念ながら、即断念。