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カテゴリ:瑞典生活
皆様大変ご無沙汰しています、lunnaです。昨年5月の日記を最後に何のメッセージもなく休止状態になっていましたが、その間も時折ブログを開いてくださっていた方、また再開を待ってくださっていた方、大変お待たせいたしました。そして、初めてこのブログを目にされる方、ようこそ。
実は私、昨年の夏以降、当時延長申請していたビザが却下されたハプニングがあり、しばらく日本にいました。その後、年明けに観光ビザでスウェーデンを訪れ、帰国後新たにビザを申請し、この8月からスウェーデンでの新生活が始まりました。ようやくここでの生活も落ち着きつつあります。 ところで今、私はこれまで滞在していたヨーテボリ、ランドヴェッテルを九州とすると、東北地方のSkellefteå(シェレフテオ。ヨーテボリ弁でいうとフェレフテオ)という北の町に、相棒まーさんと住んでいます。ここシェレフテオ市は、スウェーデン東北部に位置するVästerbotten(ヴェステルボッテン)県第二の市で(第一の市はUmeå:ウメオです)、人口約7万2千人、面積は7217平方キロメートル(スウェーデン第二の広さらしい!)、木材産業と鉱業(金、銅など)が有名です。街の中心の地図はというと… え、どんな感じ?と思われるでしょうが、このバッグの下のほうに、大きな白い横線がありますよね。これが街の真ん中を流れている、シンボルとも言える大きな川、Skellete Älv(シェレフテ エルヴ)。この川に沿って街が広がっていて、自然豊かです。ヨーテボリと比べると、静かで穏やか、人々もヨーテボリがちゃきちゃきと温かい、とすると、こちらはのんびりと温かい、という印象があります。 ちなみにこのバッグのデザインは、地元出身のテキスタイルデザイナーAnna Viktorsson(アンナ・ヴィクトルソン)によるもので、シェレフテオの地図が描かれています。役所のカフェテリア、不動産会社などでも彼女の作品を目にすることができ、私のお気に入りです。 cf.Modern Design 実際の街の様子はこんな感じです。上段左より、街のメインストリートから撮った街のシンボルともいえる教会:Sankt Olovs kyrka(サンクトオロフスシュルカ)、川の反対側からの街の様子、そしてシェレフテエルブ。 そして、ここの名物といえば、Västerbottensost(ヴェステルボッテンスオスト)と呼ばれるチーズです。Burträsk(ブールトゥレスク)という町で作られているのですが、スウェーデン全国で高級チーズとして人気が高いチーズです。赤ワインと合いチーズのみでもしっかりした味わいがあるのですが、ピザなど料理に用いてもまた美味しいです。日本の家族、親戚からも大好評でした。 シェレフテオは、オーロラも見ることができるほど高緯度です。というわけで、木々は落葉樹、針葉樹両方ありますが、紅葉はもう盛りを過ぎたところです。もうここに7年程住まれている日本女性曰く、9月中にここまで落葉してしまったのは例年にない早さだそうです。家の前にある中庭の木は、先週末の強風であっという間に散ってしまいました。 明日の予想最高気温は8度。南国育ちの私としては、本格的な冬が楽しみなのですが、日毎に日暮れも早まってきており、冬は確実に近づいてきています。 これからまた、シェレフテオ発の新たなスウェーデン便り、お届けしたいと思います。どうぞ皆さん、よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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