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カテゴリ:瑞典生活
皆さん、新年いかがお過ごしですか? また更新に間が空いてしまい、しばらくは更にのんびりペースの徒然便りになるかと思いますが、今年もどうぞよろしくお願いします。 前回に続き、12月~新年を振り返ってみると・・・ 昇級試験 三十路の手始め、ではありませんが、昨年から空手を習っています。と言うと、皆「え~、lunnaが空手」と驚かれるのですが。昨春スウェーデンにて体験入門をした後、日本で本格的に近所の道場に通い始め、今に至ります。 3ヶ月通った日本の道場では先輩はほぼ子どもでしたが、黒帯、茶帯が多く、世界・日本チャンピオンも生み出しているような道場でした。元気な子ども達に囲まれドキドキしながら、「エイ」と声を出す日々でしたが、6月末に一度日本で昇級試験を受け白帯を脱却。昨秋より再びスウェーデンにて空手生活が始まりました。 ここシェレフテオは空手以外にも柔道、剣道、居合道、合気道、柔術、ハプキドウといった各種武道が子ども・大人ともに盛んです。空手の帯は、日本では白・緑・青・茶・黒帯なのですが、ここでは白・赤・オレンジ・黄・緑・茶・黒帯、と色鮮やか。私は一時は昇級が危うい状況にありましたが、12月に無事7級・黄帯に昇級しました。 2~3年で黒帯取得が可能といわれている日本と比べ、スウェーデンでは黒帯取得まで平均6年がかかるといわれています。黒への道のりは遠いですが、空手を通して日本文化に触れる喜びを感じる日々。今後も細々とですが続けていきたいと思っています。 クリスマス~年越し 12月後半~1月の頭まで、ヨーテボリに行って来ました。着いた日は以前のホームステイ先M家の新築した家に泊めてもらいました。当時はまだ三歳だったピッピももう5歳、お姉ちゃんになりました。9ヶ月の弟ゴッゴとともにハイチーズ。 久々の再会を楽しんだ後、まーさんの実家にお世話になり、クリスマス、年越しをしました。 スウェーデンのクリスマスは、まさに日本のお正月。イブの朝は、サンタに食べてもらういわれのあるrisgrynsgröt(リースグリュンスグロート)という牛乳粥に始まります。 そして午後から家族、親戚が集まりわいわいと団欒を楽しみました 家族皆で作ったpepparkakshus(ペッパカークスヒュース:ジンジャークッキーハウス)。 それにクリスマスの菓子pepparkakor(ペッパカーコル:ジンジャークッキー)、まーママ手作りのkola(コーラ:キャラメル)も並びます。 写真は残念ながらありませんが、sill(シル:ニシンの酢漬け)、julskinka(ユールフィンカ:ハム)、köttbullar(ショットブッラル:ミートボール)、Janssonsfrestelse(ヤンソンスフレステルセ:アンチョビとジャガイモのグラタン)といった手作りのクリスマス料理を食べた後、サンタが登場し、プレゼント交換タイム。子どもは大喜びでした。 一夜空けたクリスマスの日は霜が降りる寒さでしたが、快晴。みんなでStyrsön(スティッシュエーン)という島までフェリーで渡りました。 また夏に訪れたい、とてもかわいい島でした。 クリスマスが明けてからは、バーゲン(初売りのイメージです)に行ったり、友達と会ったり、映画に行ったり、ヨーテボリを満喫。 家の近くを散歩していたら、姪が大喜びしそうなトトロの小道を発見。 年末年始のヨーテボリは冷え込んだものの、嬉しいことに雨風ではなく、お天気が続きました。家のベランダには寒い中鳥達がよく遊びに来ていました。 そして、大晦日。紅白、除夜の鐘、年越し蕎麦が恋しくなりつつも、日本ではすでに年が明けた後、こちらの午後5時からは花火を楽しみました。 年越しはワインボトルを持った酔っ払いの若者に紛れつつ、友人達とともに再び花火を見ながらスウェーデン風に。 その後は見事にインフルエンザ疑いの風邪で寝込む、正真正銘の寝正月、となりましたが、クリスマス休暇、家族や友人との再会を楽しみ、久々にゆっくりとした日々を過ごすことができました。 新年 今日のシェレフテオは-17℃と随分冷え込んでいますが、快晴でした。再び雪に囲まれていますが、冬至を超し、これから少しずつ明るくなっていくのは楽しみです。 今学期は学校での履修科目も増え、ばたばたと過ごす毎日です。最近日本が非常に恋しい私は・・・ 食にて日本を味わったりしています。 2009年が健康に恵まれ、笑顔に満ちた充実した一年となりますように お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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