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カテゴリ:瑞典生活
気づけば2月ももうすぐ終わろうとしています。日本では三寒四温、少しずつ春の訪れを感じつつある頃でしょうか。
ここシェレフテオは、-15~20度位がしばらく続いていましたが、先週末から暖かくなってきました。といってもマイナスではありますが、マイナス一桁と二桁の違いは大きい。ちなみに私はいつも寒さを鼻の毛のシャリシャリ度で判断しています。私の経験則では息を吸った瞬間に“シャリッ”となったらマイナス二桁(笑)。でも今日は0度まで気温が上がり、雪も降らずいいお天気でした。まだまだ寒いですが、まさに小春日和。 スノボ 1月末に遊びに来てくれたまーさんのお姉ちゃんと一緒に、私にとってはスウェーデン初のスノボに行ってきました。私のスノボ歴は、長野でデビューして以降1~2年に一度行くに留まり、カーブがかろうじてできる程度。今回は元職場でのスノボ旅行以来3年振りで、どきどきしつつ、家のすぐ側にあるスキー場に行ってきました。が、スノボよりも先に私を待ち受けていたものは・・・ そう、リフトでした。写真では見えづらいかもしれませんが、スウェーデンのリフトは基本的には椅子リフトではなく、逆 T字型、なんだそうです。これにどのようにして乗る、というより滑るかというと・・・スキーの場合は逆Tの横棒部分に押されながら、スノボの場合は横棒を足でまたいで、足は地面に着いたままで滑りながら上っていくのです。 リフトが何かおかしいぞ、と思いつつも、まーさんたちにその旨を十分に伝えきれないままリフトに乗ることになった私は、介助してもらって乗ったにもかかわらず見事にこけ、その際足の付け根の筋肉が伸びるような状態に。痛みのためしばらくひたすらストレッチをすることになります。 その後、多大なる介助のもと何とか無事乗れたものの、次に一人で乗ろうとすると、こけるは後頭部は打つは、また筋肉がぴきっとなるはと大変なことに。係員さんから、リフトの上までスノーモービルで連れてってあげようか?とまで言われる情けなさ。痛みが増した私は、再びしばらくストレッチ。スノボをしに行ったんだか、リフトの洗礼を受けに入ったんだかわからん珍体験でしたが、頂からの眺めは曇り空ではあったものの、見事でした スノボの翌日は快晴。3人でシェレフテ川沿いの散歩コースへ。国内で現在も現役の木橋としては最古のLejonstr?msbron(レイヨンストロムスブロン)まで歩きました。 帰り道、なんともかわいい傾き方の雪だるまを発見。 Jokkmokk 立春の日に誕生日を迎えた私、また一つ年をとり、いや、重ねました。30代という実感が沸くようになりましたが、愛しのprinsesst?rta(プリンセストータ)だけは欠かせません。まーさんが作ってくれました。スポンジケーキの間にジャム、その上にカスタードクリーム、更に生クリーム、最後にマジパンでコーティングしたこのケーキ、やっぱり名前のとおり、私のお姫様。 そして7日土曜日には、Jokkmokk(ヨックモック)という北極圏の線上にある町で開かれたサーミのマーケットに行ってきました。何と、404回目というこのイベント、シェレフテオからはバスツアーがあって、私達もこれに参加。朝7時シェレフテオ発、途中サンドイッチとコーヒーのfika休憩(スウェーデンならでは)後、11時にヨックモックに到着です。 ところで我々日本人にとって、ヨックモックという名前は、ひょっとしたらスウェーデンよりも馴染み深いかもしれません。そうです、お菓子屋さんのヨックモック。綴りは違いますが、この町が名前の由来だそうです。 今回のヨックモックでの最大の目的は、サーミ文化に触れることとともに、サーミ文化の第一人者として活躍されているLaila Spik-Skaltjeさんお手伝いでヨックモックに滞在していたKaffeちゃんに会うことでした。 -21度の寒さに凍えつつマーケットを歩き進んでいくこと10分、極寒の中Lailaさんのお店で健気に売り子をしているKaffeをついに発見。 本当に短い再会でしたが、いつもあったかいKaffeにパワーをもらいました。 あまりの寒さでカメラを取り出すのも辛かったのですが、かわいいトナカイには思わず。 正味5時間のヨックモック滞在、Lailaさんの講演もトナカイレースも逃してしまいましたが、サーミの空気に触れた喜びと、Kaffeちゃんとの再会の余韻に浸りつつ、帰途に着きました。 日が長くなっていくのが嬉しい今日この頃。 今月からは日本語教室も再開し、毎日がばたばたと過ぎていきますが、小さな楽しみやほっと一息の時間を大切にしていきたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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