カテゴリ:子どもを育てる
年齢が30代の後半であっても、よその子の手前では、自分のことを「おねーさん」と呼んでいた。
「おねーさんが、読んであげようか?」「おねーさんがやってあげる」みたいに。 自分の子どもができると、自称「おねーさん」に、なぜかとても罪悪感を感じるようになった。 ちょっと悩んだ末、今では観念して、自ら「オバサン」と呼ぶようになった。 この心境の変化、一体なんでだろう? でも、一応他のお母さんのことは、気を遣って「おねーさん」と呼んでいる。 「あら、もうオバサンよ!」と言う人もいれば(でも彼女は本当にオバサンに見え る)、呼ばれてニッコリ、の人もいる(あー、おねーさんと呼んであげて、良かっ た~)。 一番無難なのは、「○○君のママ」というやつ。 子どもができたら、自分の名前は「○○ちゃんのママ」になっちゃって、私の人権はどこにいったの!? などと憤慨する人がいる。 でもそれは、決してその人の影が薄くなったからではなく、「オバサンか、おねーさんか」と悩んだ末の結果であることを、わかってほしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.09.02 22:56:44
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