カテゴリ:子どもを育てる
3日前、大学時代の友人が、ご主人の転勤に伴いここLAにやってきた。
私がそれを知ったのは、彼女が到着した日。 昨日は、何も予定がなく、ホテルにいるというので、迎えに行って、一緒に買い物をしたり、我が家でくつろいだりした。 彼女の子どもは、9歳の男の子と6歳の女の子。 男の子は、ずっとお絵かき。女の子は、暇さえあればずっと、ゲームをしている。 いまどきのゲームって、まるで小さなラップトップパソコンみたいなのネ。 まだ住む家も、通う学校も決まっていないという状況なので、友人は仕方なく、子どもがゲームをやりたいと言えば、やらせている。 でも、普段はあまりやらせないようにしているし、人と戦うようなものは避けているという。 そのせいか、女の子はゲームをしていないときは、ごく普通だ。 ちゃんと話もできるし、私の娘(1歳)にも、思いやりを示す。 しかし、ゲームをしているときの集中力は、相当たるもの。 娘が、テレビに熱中しているときの集中力以上である。 これが、「子育てなんか面倒くさい」という親だったら、どうなるだろう? きっと、ずーっとゲームに子守りをさせ、子どもに請われるがままに、戦闘ゲームなども与えるだろう。 そして、子どもは人間的なつながりを保てないまま成長し、友達や小さな子どもを平気で殺したりするような人間になっていくのだ。 友人の言うところによると、親が、ゲームを排除したいと思っても、子どもの世界では、ゲームはもう切り離せないものになっており、子ども同士の付き合いがある以上、不可能であるとのことだった。 社会的な対策を立てるべきではないだろうか。 近年、日本で頻繁になってきた、幼児殺害事件の種は、こういうところから発生するのではないか? と、たった1日、日本の親子と一緒にいただけで、推測できてしまう。 ゲームで時間を潰しながら育つ日本の子ども。一体、大丈夫か!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.06 21:28:52
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