カテゴリ:海外ならではのできごと
昨日、娘とふたりで、大型モールへ母に頼まれたお土産(注:2週間後に里帰りする)を買いにいった。
お目当てのものはみつからなかったけれど、セクシー下着のお店、Victoria's Secretの前を通りかかったので、中へ入り、地味な無地のパンツを買った。 今はいているパンツは、カラフルなものばかり。実家で洗濯をしてもらうとき、そういったものに慣れていない母が、心配すると困るから買っておくようにと、旦那に前から言われていたのだ。 店内に入ると、派手なパンツ・ブラジャーのオンパレード。 赤や黒の原色のもの、スケスケのもの、無地だけどなぜか「PINK」と大きく書いてあるもの、いろいろあるけど、普通のものがな~い! 地味なパンツは、店の奥に、まるで隠すかのようにして並べられていた。でも、あってよかった。ホッ。 娘を乗せたベビーカーを押しながら、レジへ向かってずんずん奥へ入っていくと、いかつい顔をした男性2人が、女性の店員に、大きな声でなにやら説明しながら誘導されて、歩いてきた。 なんなの、この人たち!? ここは、”女の園”なのよ! でも、彼らも場違いなところにいるということがわかっているらしく、恥ずかしいと思っているのが、見ていてよくわかった。 しかも店員が大声で話すので、余計人目を引いてしまっているのが、かわいそう。 どうやら、2人のうちの1人が、奥さんへのプレゼントなのだろう、彼女から欲しいといわれたものを買いに来たようである。 もう1人は、1人じゃああんなところへ行けないから、オマエ付き合ってくれよ・・・と言われて、ついてきたのだろう。 レジにいたふたり、そこでもまた、声の大きな店員にいろいろ説明をされて、やっとその場を去っていった。 その大きなごつい手に、お店の小さなピンク色の紙バッグを下げて。 ところで、5月の第一金曜日は、No Pants Day(ズボン・スカートをはかない日)だそうな。 今年は、5月5日、日本では子どもの日にあたる。下着すら着たがらない娘には、ぴったりの日かもしれない。 それはともかく、そのことを知ったとき、あのいかつい顔をしたオジサンに「Victoria's Secretで下着を買って来い」と要求した妻は、No Pants Dayにはいていく下着が欲しかったのかな? と思った。 私も、もし旦那に罰ゲームを与える機会があったら(?)、「Victoria Secretに行って、下着を1枚買って来い」と言うことにしよう。・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.30 20:27:13
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