ロス在住・のりの生活記

[海外ならではのできごと] カテゴリの記事

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• ディズニーランド

  最近、ディズニーランドが好きになってきた。本当のことを言うと、娘がいなければ絶対にディズニーランドなぞ、無料でなければ行かないところだ。いい年をした大人が、作り物の世界ではしゃぐなんて恥ずかしい、と思っていた。でも、「せっかくパスポートがあるから」と通っているうちに、なんか「ディズニーランドって、いいところだな」と思うようになってきたのだ。私が評価しているのは、ディズニーランドで働いている人たちのホスピタリティー。かつ、お客をわがままにさせずに、いけないことはいけない、と必ず注意するところ。よく考えられた安全対策と、お客が混んでいるときの対策。それを実行するためのスタッフへの徹底。他のスタッフと同じ制服を着た清掃員による、まめな清掃作業など。ディズニーランド内のよく考えられたシステムには、本当に感心させられる。

  2007.11.23

• 白と黒の風船

  先日、娘と公園に行ったときのこと。ピクニックテーブルで、メキシコ人のグループがパーティーをしていた。その一体に、風船がたくさん飾られている。しかし、ぎょっとしたのは、その色。黒い風船と白い風船しかなかったからだ。まるで「お葬式パーティー」である。よくよく見ると、大きなサッカーボールの模型も飾られていた。おそらく、サッカー好きな人たちのパーティーなのだろう。サッカーボールは黒と白のモザイクだから、それにあわせて風船も黒と白に統一したとみられる。アメリカのお葬式は、黒と白のイメージではないし。ぎょっとしたのは、日本人ならではの反応といえる。

  2007.11.21

• 船便が消えた

  そろそろ、クリスマスプレゼントを用意し始めている。例年１２月に入ってからあたふたしているので、今年は余裕をもって１０月頃から準備を始めた。日本には船便にすれば、送料が安くて済むし・・・などと考え、少々重いものを買ったりしたのだけれど、なんと！　郵便局の船便サービスがなくなっていた！　ショックだった。

  2007.11.15

• アメリカの保険

  昨日、もと同僚のMさんと長電話した。もともと彼はおしゃべりな人。私はその反対だけれど、いつも彼のペースに巻き込まれてしまう。私が長電話をするなんて、滅多にないことなのだ。Mさんとは、先々週末、友人とお昼を食べているときにばったりとでくわした。そこは日系スーパーのフードコートなので、日本人の知り合いに出会う可能性は非常に高い。でも、Mさんと会ったのは、実に４～５年ぶりだったのである。Mさんは、私のいた会社を辞めてから、いろいろなことをやっていたが長く続かず、現在は生命保険のセールスをしている。彼の息子が最近亡くなったことを私は知っている。頭に白髪がちょっと増えたものの、以前と変わらない元気そうな様子に、まずはほっとした。生命保険に関しては、私はまったく興味がなかったのだけれど、昨日電話で話しているうちに、非常に興味が出てきた。というか、また例の如く、Mさんのペースに巻き込まれてしまったわけだ。私は旦那の親友を通して、３年前アメリカの生命保険に入った。アメリカの保険は、日本の保険と同じ補償額でも、支払いがものすごく少なくて済む。だから私は、日本の父が払ってくれていた日本の生命保険を解約して、アメリカの保険に鞍替えしたのだ。日本の父が「そんなうまい話、信じられるか」と言って、なかなか解約してくれなかったので、旦那の親友にわざわざ国際電話で説得してもらわなければならなかった。私だって、どうしてこんなおいしい話があまり知られていないのか、不思議に思う。Mさんも、この話を一番のセールスポイントにしていた。旦那の友人は、こういう仕事をしていながら、アメリカの保険のメリットについて、聞かれない限り説明しようとはしない。（友情にひびが入るのを恐れてのことなのか？）だから、次にMさんから聞いたことは、またびっくりなのだった。私は、アメリカ市民あるいは永住権を持った人でないと、アメリカの保険に入れないのではないかと思っていたが、有効なビザを持っている人なら、その間に入っておけば、その後日本に帰ってもその保険はずっと有効なのだそうだ。更に、生まれたばかりの子どもなら、健康診断をすることなしに即保険に入ることができる。１０年くらいで完済するらしいから、今３才の娘が保険に入ったら、１３才でもう終わりなわけだ。積み立ての保険の場合、日本では積み立ての金額はあまり増えない。しかしMさん曰く、アメリカのはかなり増えるそうだ（このところは、後でよく調べておかないといけないが）。要は、子どもの生命保険は、学資保険としても使える、ということらしい。子どもをひとり失ったMさんに、「子どもの生命保険にも入っておいたほうがいいよ」と言われると、説得力があるというか・・・いずれにせよ、子どもに先立たれるという大変辛い経験が、彼を保険の仕事に導いたようだ。ぜひがんばってもらいたい。

  2007.11.08

• 冬時間

  昨日から、冬時間。家中の時計の針を１時間戻すのは、この半年で微妙に狂ってしまった時間を修正できるので、さほど面倒な仕事でもない。でも、子どもや飼い猫の体内時計がまた狂ってしまうのが、困る。せっかくそのおかげで、一定の時間に寝たり起きたり食べたりしているのに。冬時間だと、朝明るくなるのが早くなって、夕方暗くなるのも早くなる。５時になると、もう外は暗くなり始めている。学校が終わった後、子どもたちを外で遊ばせる時間が減るし、帰宅する人たちも暗い中運転しなきゃいけない。はっきり言って、冬時間のメリットがひとつもみあたらない。ずっと夏時間だといいのに

  2007.11.05

• 今度はキアヌ！

  例の、ブラピと一緒に写真を撮って、週刊誌に載った友人に、その週刊誌の名前を聞いたときのこと。彼女の子どものベビーシッターをやっている日本人女性（私も一度会ったことがある）は、夫婦で、キアヌ・リーブスと写真を撮ったことがあるそうだ。旦那さんがハーレーのお店で働いてて　そこにプライベートで来たんだって。旦那さんがすぐに、奥さんを呼んで、一緒に撮影したそうな。なんと気が利く旦那さん！（私だったら、きっとひとりで撮ってもらうだろうな～）うーん、でも彼女だって、確かまだ、滞米歴１、２年のはずだぞ～　私は、もう７年近く住んでいるというのに、全然、そういう恩恵にはあずかったことがないよ・・・

  2006.07.14

• ブラピに会った友人の続報

  このひとつ前の日記（といっても、６月２２日だ～）に、友人が、本物のブラピと一緒に、写真を撮ったと書いた。今日、更に驚くべきニュースが、飛び込んできた。なんと、友人とその息子とブラピが、３人で写真を撮ってもらっている写真が、アメリカの週刊誌に出ていたのである！私は、あまりその手の週刊誌には詳しくないのだが、よくアメリカのスーパーのレジのところに並べられているやつ。有名スターのあることないことをフォーカスして、写真付きで掲載している、比較的薄っぺらい雑誌である。そのうちの２冊に、友人とその息子が、ブラピと肩を並べている様子が写っていて、そのうちの１枚は、３人の写真を撮っている友人のご主人の後姿まで、ばっちりと写っていた。その週刊誌は、当の友人が見せてくれたものだが、本人も、ご主人の同僚が見つけて教えてくれるまでは、全然知らなかったらしい。こんな写真を撮られていたことさえ、全然気づかなかった、と言っていた。どうやら、ブラピのパパラッチーが、遠くから望遠レンズで盗撮したもののようだ。写真に添えられていた文章によると、ブラピは普通、ファンと写真を撮ったりはしないのだが、最近子どもができたせいもあって、特別に、子ども連れの、この"lucky family"と写真を撮る気になったのだろう・・・と書かれていた。しかしブラピも、こんなふうに、常に誰かに見られて写真まで撮られちゃうなんて、ちょっと可哀想かも。

  2006.07.11

• 私が会った有名人

  知り合いが、サンタモニカ空港で、ブラッドピットに会ったそうだ。ブラピ大ファンの彼女は、子どもと３人で、一緒に写真を撮ることに成功した。子どもが怖がるといけないからと、ブラピは帽子やサングラスはすべて取ってくれた。その写真、私もちゃんと見た。デジカメで見たから、細工はしていないはず。ロサンゼルス近郊といったって、ガーデナなんて地味なところに住んでいるし、サンタモニカやハリウッドなんか、全然行かない私。もちろん、有名人には会ったことがないよ。叶姉妹以外にはね・・・と言ったら、「え、叶姉妹に会ったの！？　どこで！？　私、叶姉妹大好きなの！」と、周りの友達に詰め寄られた。そのときにようやく、私は叶姉妹が芸能人で、実は本当の姉妹ではないということを知ったのだ。そういう無知な私って、希少な存在？

  2006.06.22

• 里帰りの不安

  今日は、ハンティントン・ライブラリーという、美術館へ行った。美術館といっても、見どころは広ーい庭園。日本庭園もある。何度も行っているのに、今日は初めて、チルドレン・ガーデン（子ども庭園？）に行った。もちろん、娘を連れて。毎月第１木曜日は、＄１５の入館料が無料なのだ。旦那に「いくら無料だからって、そういう日は混むんだから、お金出して空いている日に行った方がいいんじゃない？」と言われ、なるほどそうだと思った。が、一緒に行ったTさんの、「今度日本に行くための、予行練習になるよ」という考えにも同感。チルドレン・ガーデンは、トンネルや、小さいけど、おもしろいしかけの噴水などがあり、真夏に水着を着せて遊ばせたいなあと思った。娘は最初のうち、噴水にはおっかなびっくり。水に触ろうとしないくせに、他の子が遊んでいるのを間近で見たがるので、すっかり服は濡れてしまった（泣）いつものように、ベビーカーは使わず、広い庭園をずっと歩かせたにも関わらず、ヘトヘトになったのは、娘ではなく、私の方だった。おまけに、娘はあっちへフラフラ、こっちへフラフラ。私は行きたいところへ行くのに、いちいち娘をなだめすかさねばならず、イライラ、イライラ。体の疲れもあいまって、精神的にもヘトヘトである。娘は帰りの車の中でもなかなか寝ず、家に着いたら、いつものように、庭で遊びだした。このタフさ。日本に行っても、この子は大丈夫だろう。問題は、私である。今回の里帰りでは、電車に乗って遠くへ行くことも多いのに、この軟弱な足腰で、一体大丈夫だろうか？

  2006.05.04

• 場違いな男たち

  昨日、娘とふたりで、大型モールへ母に頼まれたお土産（注：２週間後に里帰りする）を買いにいった。お目当てのものはみつからなかったけれど、セクシー下着のお店、Victoria's Secretの前を通りかかったので、中へ入り、地味な無地のパンツを買った。今はいているパンツは、カラフルなものばかり。実家で洗濯をしてもらうとき、そういったものに慣れていない母が、心配すると困るから買っておくようにと、旦那に前から言われていたのだ。店内に入ると、派手なパンツ・ブラジャーのオンパレード。赤や黒の原色のもの、スケスケのもの、無地だけどなぜか「ＰＩＮＫ」と大きく書いてあるもの、いろいろあるけど、普通のものがな～い！地味なパンツは、店の奥に、まるで隠すかのようにして並べられていた。でも、あってよかった。ホッ。娘を乗せたベビーカーを押しながら、レジへ向かってずんずん奥へ入っていくと、いかつい顔をした男性２人が、女性の店員に、大きな声でなにやら説明しながら誘導されて、歩いてきた。なんなの、この人たち！？　ここは、”女の園”なのよ！　でも、彼らも場違いなところにいるということがわかっているらしく、恥ずかしいと思っているのが、見ていてよくわかった。しかも店員が大声で話すので、余計人目を引いてしまっているのが、かわいそう。どうやら、２人のうちの１人が、奥さんへのプレゼントなのだろう、彼女から欲しいといわれたものを買いに来たようである。もう１人は、１人じゃああんなところへ行けないから、オマエ付き合ってくれよ・・・と言われて、ついてきたのだろう。レジにいたふたり、そこでもまた、声の大きな店員にいろいろ説明をされて、やっとその場を去っていった。その大きなごつい手に、お店の小さなピンク色の紙バッグを下げて。ところで、５月の第一金曜日は、No Pants Day（ズボン・スカートをはかない日）だそうな。今年は、５月５日、日本では子どもの日にあたる。下着すら着たがらない娘には、ぴったりの日かもしれない。それはともかく、そのことを知ったとき、あのいかつい顔をしたオジサンに「Victoria's Secretで下着を買って来い」と要求した妻は、No Pants Dayにはいていく下着が欲しかったのかな？　と思った。私も、もし旦那に罰ゲームを与える機会があったら（？）、「Victoria Secretに行って、下着を１枚買って来い」と言うことにしよう。・・・

  2006.04.30

• ガーデンセット

  昨日、旦那と３人で買い物に出かけ、プラスチックのガーデンチェアー４脚を買ってもらった。１週間ほど前、折り畳みのできるプラスチックのテーブルが、セールになっているのを見つけて購入したので、これで、裏庭で寛げる大人用のガーデンセットが揃ったわけだ。我が家（借家）の裏庭は広い。にもかかわらず、大家さんが芝生を敷き詰めたため、毎日庭には水が一面に撒かれてしまうので、錆びてしまいそうなものは、置けない。その上、毎週月曜日にガーデナーが芝を刈りにやってくるので、芝生にテーブルと椅子をおきっぱなしにはできない。だから、安っぽくても、軽くて折り畳みができて、使用しないときは車庫にしまっておけるガーデンセットが欲しかった。娘も、なぜかプラスチックの椅子が大好き。子ども用のガーデンセットの方が、先に揃ってしまったくらいだ。これで、今週お友達が遊びに来ても、大丈夫♪狭い我が家のリビングでは、もう子連れのお客さんは収容できないから、この裏庭が頼りだ。後は、天気が良く、風が強くないことを祈るのみ。

  2006.04.24

• 

  チャイルドシート

  来月里帰りのときに使う、チャイルドシートをネットで注文した。こういうもの↓　（むらさきさん、この商品を教えてくれて、ありがとう）ちなみに、アメリカではチャイルドシートより「カーシート(Car Seat)」と言う方が普通。  実物を見ていないからなんともいえないけれど、非常にコンパクト。商品の説明には、「普段チャイルドシートを使われない方、お孫さん・お友達のお子さまの送迎に。」と書いてあって、まさしく我々にぴったりといえよう。日本のチャイルドシートって、アメリカに比べると、タイプが豊富。こういうコンパクトなチャイルドシートって、アメリカでは見かけない。トレイのついたブースターシートのようなタイプも、見たことがない。きっと、アメリカの基準が、日本に比べて厳しいのだろう。・・・と思っていたら、この商品は、「米国連邦自動車安全基準合格品」と書いてある。ほんと？車に詳しい旦那は、「シャレだろう」と言っている。でも、シャレで書くかい、こんなこと？もし、これを本気にして、アメリカに持ってきて使ったら、どうなるんだろう？

  2006.04.13

• 「会長不倫」

  先日の総会でのできごと。毎年各テーブルには、それぞれ同じ先生に支持しているお弟子さんがつくことになっている。我々のテーブルには１０人いて、そのうち３人（私も含む）が日本人、残りは全員、中国人だった。中国人の１人が、お友達を４人も連れてきていたので、中国人が多くなってしまったのだが、いけばなを習っている中国人は、皆日本語がお上手。日本語だけでなく、英語も話すし、北京語を話す人は広東語も話すなど、まさに彼女らはマルチリンガル。日本人は、英語さえもおぼつかない人が多いのに、中国人はすごい。私の隣に座ったのは、台湾出身の林さん。とっても明るい、おしゃべりな人で、大昔、欽ちゃんファミリーの「わらべ」という３人組ユニットにいた、一番太ったたまえちゃんに似ている（先日、テレビで今の彼女を見た）。彼女の日本語は、面白い。たくさんしゃべるのだが詰めが甘いので、いろいろな誤解を招く。昨日は、会話の途中で突然、「会長不倫？」と言い出したので、みなびっくり。よく聞いてみると、彼女は、「体調不良」と言おうとしていたのだった。

  2006.03.07

• 池坊総会

  昨日は、娘を旦那に託して、年に１度の池坊の総会に出かけた。昼食を食べ、活動報告や、総領事館や県人会のお偉いさんのお話を聞き、最後はメインイベント、日本からお招きした講師が、壇上でいくつか、いけばなのデモンストレーションをしてくれるのだ。授乳服は着なかった。ネックレスをつけた。ジーパンではなく、スラックスをはいた。運動靴ではなく、パンプスをはいた。リュックでなく、ハンドバッグを持った。もともとネイルはきらいなので、そこまではやらなかったが、上記５項目を実行しただけでも、久しぶりで、なんだかうきうきした。ママ仲間以外の人たち（とはいっても皆、子育ての最中だけど）とお話したり、お食事したりするのも、新鮮で、楽しかった。それにしてもまあ、参加している中国人の多いこと。先生が、「このままでは、いけばなの世界は中国にのっとられてしまう」と心配していたが、その気持ちも、よーくわかった。今の相撲界が、ハワイやモンゴル勢に押されているのと似ている。良いか悪いかは別として、日本人が創り、育ててきたいけばなが、中国の人に受け継がれると、その性質も変わっていくと思う。今年の先生は、とても謙虚な方で、アシスタントや通訳の方をとても思いやる姿勢が、言葉やしぐさの端々に現れていたが、そういったことも、いけばなの技巧だけでなく、受け継ぐべき大切なことだと思った。支部長である私たちの先生が、挨拶で「世界の他の地域で紛争がおこっている今、こうして平和に花を愛でることができることを幸せに思います」と話されていたことも、印象的だった。日々忙しく過ごしていて、ついつい見失いがちな大切なこととともに、自分が大食い＆早食いになってしまったことを、認識させられた１日だった。

  2006.03.07

• 池坊総会

  昨日は、娘を旦那に託して、年に１度の池坊の総会に出かけた。昼食を食べ、活動報告や、総領事館や県人会のお偉いさんのお話を聞き、最後はメインイベント、日本からお招きした講師が、壇上でいくつか、いけばなのデモンストレーションをしてくれるのだ。授乳服は着なかった。ネックレスをつけた。ジーパンではなく、スラックスをはいた。運動靴ではなく、パンプスをはいた。リュックでなく、ハンドバッグを持った。もともとネイルはきらいなので、そこまではやらなかったが、上記５項目を実行しただけでも、久しぶりで、なんだかうきうきした。ママ仲間以外の人たち（とはいっても皆、子育ての最中だけど）とお話したり、お食事したりするのも、新鮮で、楽しかった。それにしてもまあ、参加している中国人の多いこと。先生が、「このままでは、いけばなの世界は中国にのっとられてしまう」と心配していたが、その気持ちも、よーくわかった。今の相撲界が、ハワイやモンゴル勢に押されているのと似ている。良いか悪いかは別として、日本人が創り、育ててきたいけばなが、中国の人に受け継がれると、その性質も変わっていくと思う。今年の先生は、とても謙虚な方で、アシスタントや通訳の方をとても思いやる姿勢が、言葉やしぐさの端々に現れていたが、そういったことも、いけばなの技巧だけでなく、受け継ぐべき大切なことだと思った。支部長である私たちの先生が、挨拶で「世界の他の地域で紛争がおこっている今、こうして平和に花を愛でることができることを幸せに思います」と話されていたことも、印象的だった。日々忙しく過ごしていて、ついつい見失いがちな大切なこととともに、自分が大食い＆早食いになってしまったことを、認識させられた１日だった。

  2006.03.06

• 近所のスワップミート

  家のすぐ近くに、毎週日曜日になると、小さな地元のスワップミートが立つ。傍を車で通り過ぎるときにちらっと見ると、がらくたばかりで、全然行ってみたいという気持ちにはならなかった。でも、この市が立つ日は、家の前の道は、ここへ来る人たちの車でいっぱいになる。私の家からは、歩いて１分もかからないことだし、一度はじっくり見てみようと思い、昨日、娘を連れて出かけた。商品をいじって遊ばないようにするため、普段はベビーカーに乗せることはないのだが、この日だけは、ベビーカーに乗せた。ここで、「ジャストサイズ、ジャストサイズ」と言う日本語訛りの声がするので見てみると、日本人の女の子が、自分の古着を男の人に売りつけようとしていた（確か、めでたくお買い上げだったように思う）。こんなところで・・・たくましいなあ。

  2006.02.27

• 郵便局も大忙し

  バレンタインデーを３日後に控えた昨日、郵便局へ日本へ送る荷物を出しに行ったら、郵便局の前に車が列を成すほどの混みようで、驚いた。そのときは一旦家へ帰り、夕方郵便局が閉まる１時間前に再度出かけてみると、車を駐車させることはできたものの、中に入ると、また長い列が。まるで、クリスマス前みたい。バレンタインも、アメリカ人は遠隔地にいる人には、贈り物をわざわざ郵送する習慣があったのか！知らなかった。

  2006.02.12

• 嗚呼、花粉症？

  昨晩は、全然眠れなかった。睡眠障害とは無縁の私なのに。なぜかというと、鼻が詰まって、呼吸困難だから。アメリカに移住して早６年、花粉症とはおさらばしたと思っていたのに、ここにきて、なぜ突然花粉症の症状が再発したのか？でも、日本で症状が起こるときよりは、軽いけど。今私が反応しているのは、何の花粉だろう？知りたいけど、わざわざ病院に言って、検査するのは煩わしい。ともかく、薬局で薬を買ってこよう。でないと、睡眠不足で死んでしまう。

  2006.02.11

• やっと届いた年賀状

  今年は、日本からの年賀状が、なかなか届かない。送ってくれるはずの友達が、少なくとも５人はいるのに、１枚も届かない。「そのうちに来るさ～」と鷹揚に構えていた私も、だんだん１月が残り少なくなるにつれ、心配になってきた。日本で、アルバイトで雇われた年賀状配達人が、「めんどくさ～」と言って、捨ててしまった・・・というニュースを聞いたから、もしかしてその中に交じっていたのかしら（海外行きだから、そんなはずはないんだけど）。それとも、日本の友達みーんな、親類に不幸があったのかしら（んなばかな）。悲しいけれど、あきらめていた昨日、やっと１枚が到着。やった～！！！消印は１月６日だった。３週間以上もかかってる！普通、日本の実家からこっちに郵便物が送られてくるときは、たったの４日で到着するのに。船便でやってきたのかな？

  2006.01.29

• ハリウッドサイン

  私の住むガーデナ市から、ハリウッドサインが見えます。但し、天気が良くて、空気の澄んでいる日に限ります。ガーデナに来られたら、Van Nessという道から、北方向を見てください。肉眼では、はるか遠くの山の中腹に、細長くて白いものが見える程度です。ハリウッドまでは、約２０マイル（５５ｋｍ）離れているので、最初は私も、ハリウッドサインのはずはない、と思っていたのです。ある日、双眼鏡で確認したところ、しっかり HOLLYWOOD と読めて、感激。なぜか、何度見ても感動するので、機会があればいつでも見れるようにと、車の中にはいつも、双眼鏡を置いています。

  2006.01.26

• お土産は土産物屋に

  しばらく、このブログをお休みしてしまった。母が来ていて、忙しくて・・・というのは、言い訳である。逆に、母が来ると、娘の相手をしてくれるから、とても楽だ。困るのは、お土産を買わなければいけないことくらいだ。しかも、大量に。・・・今回は、丸１週間も滞在しないのに、お土産の量は、１ヶ月以上滞在するのと同じである。本人は「付き合いだから、仕方ないのよ」と言うけれど、結局はお土産を買うのが好きなのだろう。しかも、「義理土産」に関しても、「これ（例：ガム）は食べないから」「これ（例：ペン）は使わないから」など、細かいことを言う。本当に好きなもの・使えるものを期待している人なんて、誰もいないってば。今回思ったのは、お土産は、土産物屋に任せろ、ということ。地元に住んでいると、わざわざ土産物屋で高いお金を払って買うのはバカらしいと思うけど、やはりそういうお店は、お土産としてふさわしいと感じられるものを揃えてある（あたりまえか）。特にアメリカは、これ！といった特産物がないのが、困る。ビーフジャーキーも、駄目だし。母が昨日買った、箱に「California」と書いてあるチョコレートとまったく同じものを、母がこっちに来たとき、お土産としてもらったのだった（笑）

  2006.01.25

• 仕事時の服装

  今日から、旦那は新しい会社に出勤だ。昨日はその準備として、服を買いに行った。といっても、スーツとかワイシャツではない。チノパンにカッターシャツだ。それでも、旦那にとっては、”堅苦しい服装”なのだ。お店で試着した姿を見て、「うわー、年相応に見える～」と思った。これまで１８年勤務してきた会社には、Ｔシャツ・ジーパン姿（冬も同じ）で通っていたので、ちょっと若めに見えていたのである。いくらアメリカだからって、Ｔシャツ・ジーパンで仕事（デスクワーク）というのもいかがなものかと、私は思っていたのだけれど。でも、今後もこの格好で続けるつもりではなく、まずは無難な服装をして様子を見ながら、慣れてきたころにまた、Ｔシャツ・ジーパンに戻るつもりらしい。私も、洗濯に気を遣わなくていいし、アイロンもかけなくていいから、その方が楽だけどね。

  2006.01.16

• 風邪にもタイラノ

  風邪のひきはじめに飲む薬として、日本では「ルル」とか「ベンザエース」などがある。それにあたる、アメリカで入手できる薬は、なんとタイラノ（Tylenol）だそうだ。薬剤師の言うことには、Tylenol Cold という、風邪専用のタイラノもあるが、普通のタイラノでもいいそうだ。熱さましもタイラノ、痛み止めもタイラノ。タイラノは、すごい。万能薬みたいだ。

  2006.01.14

• 大雨のち猛暑

  大晦日とお正月とその翌日の３日間、珍しくこちらは、雨が降り続き、けっこう寒かった（もちろん、日本の寒さにはかなわないけど）。それからしばらくして、２日間、今度はかーっと、真夏のような暑さ。あわてて、しまいこんでいた半袖の夏服を引っ張り出して、着替えた。昨日になって、やっと暑さも和らいできたところ。でもおとといは、最近見なくなってほっとしていた蟻が、また家の中に入り込んで、行列をなしていた。暑くなったので、「おっと、夏になったぞ」と、勘違いしたのだろう。カリフォルニアポピーは、ある一定の気候になれば、毎年春に咲く花。その一定の気候とは、１．寒いときに、雨が大量に降ること　２．次に、暖かくなること。昨日隣家の前には、なんとカリフォルニアポピーの花が狂い咲いていた。

  2006.01.08

• Ａさんを見習って

  まだ、部屋の不用品の整理、続行中（一生続くのか？←ひとり突っ込み）でも、かなり、部屋の中がすっきりしてきた。昨日地元ＬＡで、３７年前初めて日本語テレビ放送をはじめ、去年の３１日で引退した、Ａさんの最後の放送を旦那が録画してくれたものを、見た。Ａさんは、大きな集まりだけでなく、私がお寺で味噌作り講習会に参加したり、プチ断食合宿に参加したときも、ビデオを担いで、取材に来ていた（私もちょっとだけテレビに映ったよ）池坊ＬＡ支部の顔である、私のお花の先生も、いつも展覧会などの催しを取材してくれるので、Ａさんにお礼としていくらか包んで送ったら、丁寧なお手紙と一緒に、受け取れませんと、戻ってきたという。見かけはただのおじさんなのに、一本筋が通った人なのだ。最後の挨拶も、とても立派で、まさに「有終の美」というにふさわしかった。やはり、ひとつのことをコツコツと、地道に続けていくことが大切だなあ。私は、あれをすれば、これもやりたい、と常にふらふらしていて、結局何ひとつ満足にできないまま。それが、部屋の整理をしていると、とてもよくわかる。過去に興味を持ったものの、続かなかったものに関する本などが、奥から続々と出てくるんだもん。そういったものを、思い切って処分しよう。そして、心まですっきりと、身軽になって、今年は一番やりたいこと（プラス育児）に専念しよう、うん。

  2006.01.02

• 嬉しかったこと

  大晦日の昨日は、雨が降った。でも、日系スーパーに来る人は、減らなかった。我々も、昼食の後、意を決して出かけていった。実際の買い物は旦那に任せ、私は歩きたがる娘の手を引いて、店内を散歩。なんとか買い物も済ませ、車に戻ると、あれ？　娘が持っていたはずの、幼児用マグカップがない！あのマグカップは、日本でしか売っていないもの。しかも、毎日使っているものなので、失くしてしまってショック。でも、走り出した車をまた駐車させて、あの混雑している店内に戻る気はなかった。家に帰ってから、お店に電話し、見つかったら連絡をくれるように、頼んでおいた。でも、お店だって忙しいとき。しかも、ここはアメリカ。日本のように、なくしたものが持ち主の元に戻ってくるという確率は、かなり低い。ところが２、３時間後、本当に「見つかりましたよ」という電話があったのだ！やっぱり、日本人や日系人の多い場所だからかな？　お店の人にも、感謝。おかげでハッピーな気分で、年を越せそうだ。

  2006.01.01

• 日系スーパーは大賑わい

  店員さんに顔を覚えられているくらい、常連さんになっている、行き着けの日系スーパー。９時半開店で、昨日は混みあうことを見越して、１０時半に行った。甘かった。もう店内は、お正月の買い出しに来たお客さんで、いっぱい！アメリカは、１月２日から仕事はじめ。（今年は振り替え休日で、３日からの会社が多い）日本みたいに、お正月は家でゆっくり・・・という雰囲気じゃないのにねえ。それにしても、このスーパーが、まだオープンしたばかりで、お客もまばらだった頃が懐かしい。今じゃ、駐車するのにも一苦労だよ・・・

  2005.12.29

• クリスマス大売出し

  昨日は、クリスマス。我が家では、ツリーは飾らないし（飾るスペースはないし、子どもや猫など、ツリーを倒しそうな輩がいっぱいいるので）、ミサにも行かない。ケーキは前日食べ、プレゼントも開けてしまった。というわけで、日本人の心に立ち戻り、年末の大掃除でも始めようかと思っていた。しかしその前に、不用品を処分したい。そこで、日本人同士の、ネット上の個人売買コーナーに、処分したいものを、いろいろ載せた。旦那が会社からもってきた、未開封の品物も売ることにした。すぐに、問い合わせのメールが、ざくざくとやってきた。そのほとんどが、「今から行きます！」という人ばかり。あっという間に６人もやってきて、総額＄１００近くが売れた♪コトがあまりにもスムーズに運び、とても楽しかった。普通なら、いつなら見に来れるとか来れないとかで、来てもらうまでに数回はやりとりをし、数日後に来てもらったりするものだけど。やっぱりクリスマスの日って、暇な日本人が多いみたいね。これからは毎年、クリスマスに、大売出しセールをやることにしよう。

  2005.12.26

• プリペイド携帯

  携帯電話を、代えた。携帯を使うことは滅多にないので、月々＄６０の支払いは勿体ないからと、旦那が綿密に比較検討し、プリペイド携帯を使うことになった。この携帯、何が良いって、ロック機能が付いているのが、ありがたい。娘がどうしても、携帯を持って遊んでしまうから。前の携帯は、ロック機能がついていなかったので、娘が遊んでいて、いつのまにか国際電話をかけていたことがある。おまけに、旦那がアクディベートするために、プリペイド携帯のサービスセンターに電話したら、応対がとーっても良かったそうだ。電話会社だけでなく、在米２３年の旦那が、ガス会社や電気会社など、ありとあらゆる会社にかけたサービスセンターの中で、一番良かったという。唯一不満があるとすれば、呼び出し音が変なものばかりで、まともなものがひとつもない、ということだ。それさえクリアすれば、文句なし。文句なし　意外に良いぞ　プリペイド携帯（字あまり）

  2005.12.24

• クリスマスプレゼント

  今日は２３日。旦那が昨日、「明日は買い物には行かないように」と注意したくらい、最後のクリスマスショッピングをする人で、モールなどは大混雑なのだ。アメリカ人は、１人に対して、何個もクリスマスプレゼントを用意する。昔ホームステイしていたときも、ホストファミリーから１０個くらい、プレゼントをもらった。クリスマスの朝は、ツリーのもとに家族が集まり、ひとりひとり、プレゼントを開けていく。その儀式だけで、なんと半日はつぶれるのだ。途中、休憩を入れたりして。今年は、そのホストファミリーに、日本からカレンダーを取り寄せてプレゼントとして送った。プレゼントはすべて、クリスマスの朝までツリーの下におかれるため、表に「誰から誰へのプレゼント」と書いた紙を付けておく。家族全員宛てで１個じゃ、なんかケチくさかったかなあと、後でちらっと思った。昨日ホストファミリー届いた小包みには、プレゼントが私たち夫婦へ１個、娘には２個も入っていた。アメリカ人のクリスマスプレゼントを見ると、内容よりも、開ける楽しみを味わうためという感じが強いように思う。たいしたことがないものでも、ひとつひとつきれいにラッピングしているし。（ホストファミリーからいただいたプレゼントに対して言っているわけではないので、誤解しないように）でも日本人だって、お土産だお中元だお歳暮だと、贈り物をする機会が多い。家に招かれたら、手土産が必要だし。だから、１年分の贈り物をトータルすると、アメリカ人が用意するクリスマスプレゼントと同じくらいかも。

  2005.12.23

• 部屋の広さと目線の関係

  以前住んでいた、ランカスターの家が、最近懐かしくなる。だって、とーっても広かったんだもん。当時、リビングとガレージにはさまれた１室（２０畳くらい？）を、全然使っていなかったんだから。あーあ、あの部屋が、今の家についていれば。子どもの遊びスペースにぴったりだし、そうすれば、今おもちゃであふれかえっているリビングだって、すっきりするのに。３ベッドルームの家に住んでいるのに、こんなことを考えていたある日、１ベッドルームのアパート住まいのママ仲間の家に遊びに行った。でも不思議と、あまり、狭さを感じない。家に戻ってしばらく考えた後、「あ、そういうことか！」と気づいた。要するに、ママ仲間のお宅は、家具などが、目線が下になった配置になっている。食事も、床の上に座ってとる。我が家は、目線が上。ダイニングテーブルやソファーを使用する。目線が下の方が、同じ広さのスペースにいても、広く見えるのだ。そういえば、日本式の畳の部屋って、４畳半でも６畳でも、それなりに活用できるもんな。私はあらためて、昔ながらの日本式住居の良さを、認識したのだった。目線が下だと、なんだか落ち着くしね。

  2005.12.20

• すがすがし～

  今年は、結構早く準備できたよ・・・クリスマスカードと、クリスマスプレゼント。いつも、ぎりぎりになってから、「あ、あの人のプレゼント、どうしよ～」とあわてふためく。日本のお友達にはアメリカのカレンダーというのが、最近お決まりになっている。今年から、アメリカ人の元ホストファミリーには日本のカレンダーを送ることにした。お手紙もつけるのだが、「何書こう？」と悩む。英語で書くということが、ますます筆を遅くさせる。・・・でも今年は、娘の写真を大量に入れ、いつ歩いただ、今はいたずらがひどくて大変だ、などと書くことがいっぱいあるので、筆もすいすい進んだ。カードも、クリスマスの１週間前にあたる今日、全部書き終えた。あー、すがすがしい気持ち！来年も、こういう風に、このシーズンを乗り切りたいものである。

  2005.12.18

• 大阪うどん

  私の住んでいるガーデナ市で、新たに黄色い色が目に鮮やかな、うどんのファーストフードの店がオープンした。名前は”スーパーうどん”で、出しているものは「大阪うどん」。うどんって、讃岐でしょ？　大阪なら、お好み焼きでしょ？　大阪うどんなんて、聞いたことない。麺類大好きの旦那は、早速そのうどん屋に行き（家から歩いても行ける）、一度テイクアウトしてきてくれた。関西風の薄めのおつゆがおいしく、まあまあいける。でも、アメリカサイズの料理に慣れた我々には、量が物足りない。でも、この店がまた、毎日お昼時には行列ができるほどの繁盛ぶり。ガーデナ市は、日系の老人が多く住むところで、最近は韓国や黒人系が増えつつあり、若い日本人は、それほど来ないところなのに。いつのまにか、店のメニューに、大盛りのオプションもついていた。最近旦那がネットで調べたところによると、このスーパーうどんは、昔大リーグに挑戦したこともある、伊良部（元）投手のお店らしい。本人に会ったという客もいるそうだ。そのせいだったのか、あの繁盛ぶりは。大リーグではいまいちだった伊良部だが、食べ物屋では、大成功するかも。

  2005.12.17

• 楽天ブログとlivedoorブログ

  子育ての記録をlivedoorのブログに書くようになってから、そちらをメインに書いているので、この楽天のブログはすっかりご無沙汰。両方のブログの操作は違うので、久しぶりに楽天に戻ってくると、操作方法がわからなくなってくる・・・livedoorの方が使い勝手が良いと思うこともあれば、楽天の方が、フリーページが作れていいな、と思うこともある。楽天とlivedoorの２人の若き社長たちのことは、アメリカにいても情報が入ってくるので、ブログを使うたびに、この２社（２者）の争いが感じられて、おもしろい。

  2005.10.22

• ガレージセール

  娘の服は、ガレージセールかフリマで（インターネットじゃなくて、ライブの）。もともと子ども服は安いけど（ブランド志向ではないもので）、それでも新品をお店で１着買うのと同じお値段で、１０枚くらいは買えちゃう。日本人がやっているものだったら、服の好みも同じだし、良い物がいっぱいある。この味をしめたら、もうやめられない。私の最初のデビューは、日系スーパーが主催する、フリーマーケットだった。そのときは、おそらくお店の人が２５セントを２ドル５０セントと勘違いして計算したらしくて、思っていたより多く払わされてしまった。それでも、やはり安かったから良かったけど、なんとなく後味が悪かった。そこで、昨日の近所のガレージセールには、電卓を持っていった。でも、そこの人はしっかりしていて、一度計算した後、もう一度確かめてくれた。日本の服をはじめ、可愛くてセンスの良い服がいっぱいあって、選ぶのも楽しく、急いだつもりだったけれど、あっという間に３０分以上は経ってしまった。今回のガレージセールのことは、日系スーパーの掲示板で知ったのだが、朝８時から始まったにもかかわらず、８時半に現場に着いたときには、もう数人のメキシカンたちが、服がいっぱい詰まった袋を持って、去っていくところだった。むむ、彼らは既に、「早起きは三文の徳」ということを、知っているのだな。

  2005.10.16

• ビキニバイク

  数少ないアメリカの３連休も、終わり。まあ、子育て中の身としては、週末になっても平日と比べて、たいして楽にはならないけど。昨日は、知り合いが「オススメ」と言っていた近くのキャンプ場を下見に行った。行きは迷ってしまったが、帰りは１時間で帰ってこれた。帰り道、カープールレーンといって、２人以上が乗っている車だけが通れる、というレーンを走った。このカープールレーン、逆に混んでしまうこともある。昨日も走っていて、流れがスローになったところもあったが、その理由は、見物渋滞（？）であった。皆さん、何を見物されていたのかというと、１台のバイクに乗った人。黒人の女の人で、黒いビキニを着て、腕に大きなタトゥー、そして銀色に輝くブーツ・・・といういでたち。こりゃー、人目を引くよなあ。私も目が点になったが、一番驚いたのは、彼女の肌の汚さであった。ビキニバイクしたいなら、日焼け対策をした方がいいよ。

  2005.09.05

• とーっても良いおじいさん

  今日も、歩いて近くのお豆腐屋さんに、豆乳を買いにいきました。娘を、スリングに入れて。歩いて５分ほどのところなんですが、途中大きな通りを渡ります。帰り道、その大きな通りの前で、信号待ちをしていました。やっと青になった・・・と思った途端、横から車が１台、私たちの目の前で、右折して行きました。歩行者が優先なのに。運転手は、日本人らしい、若い男でした。横断歩道を歩いていくと、右手で止まっていた車が、ぷーっとホーンを鳴らしました。そのとき、目の前を横切っていったあの若い男のことで、むっとしていたので、気づかなかったのですが、道路の向こう側に渡り終わったとき、娘がかぶっていた帽子がなくなっているのに気づきました。それに気づいた車の運転手さんが、ホーンを鳴らして教えてくれようとしていたのです。信号はすでに赤に代わり、車が往来し始めました。すると、１台の車が左折レーンに入って停まり、中から日系人らしいおじいさんがひとり、出てきたのです。帽子を取るために。そのとき風が吹いてきて、帽子は車の往来する方向に向かって、吹き飛ばされました。あー、帽子が車に踏みつけられそう・・・おじいさんは、帽子に向かって小走りしていきます。危ない、危ない・・・　それに気づいた、逆方向から来た車が、道路脇に停車してくれましたが、おじいさんに気づいて、そのままゆっくり走り去って行きました。無事に帽子をゲットしたおじいさん、今度は道路の反対側にいる私たちのところへ届けてくれました。往来する車を避けながら。どうもありがとう！！！おじいさんが、無事に自分の車へ戻り、発車するのを、私たちは見守りました。もしかしたら、おじいさんが向かっているのは、直進方向だったのかもしれません。でも、もう左折レーンに入っているので、曲がっていくしかありません。身の危険を冒し、遠回りしてまで、見も知らぬ人の帽子のために、そこまでやってくれるなんて・・・感謝感激です！正直、私がおじいさんの立場だったら、そこまではやりません。世の中、嫌な奴もいるけど、とーっても良い人もいる！そんな人に出会えて、今日はとってもラッキーです。私も、あのおじいさんを見習いたいものです。

  2005.07.18

• 催眠術

  ロンドンで起きた、同時自爆テロの実行犯が、既に確定したという。白人じゃないにしても、ごく普通のイギリス人だって。うち１人は、８ヶ月の子どもがいるんだと。その人たち、催眠術にかけられたんじゃないのかなあ。こっちでよくみかけるテーマパークの催しものに、ステージ上で、お客さんに催眠術にかけるというものがある。もちろん、希望者だけに。かからない人もいるけど、催眠術師に言われるがままに、歌ったり踊ったりする人が多い。催眠術から覚めた後、「は？　俺って、何してるんだろう？」というリアクションが、おもしろい。あるショーでは、覚めた後に、「明日、目が覚めたら、テーマパークのオーナーに電話して、この催眠術のショーはおもしろかった、と言いなさい」という催眠術をかけていた。実際に、かけられた人がそのとおりに電話しちゃうのか、それともただのジョークなのか、よくわからないけど、催眠術って、かけられた後、かなりの時間がたっても効くものだったら、ちょっと怖いよなあ。今回のような事件だって、起こりうるよね？

  2005.07.13

• シャワーカーテンの洗濯

  シャワーカーテンって、すぐにカビがついたりする。洗剤をつけてスポンジでこすっても、とれないんだ、これが。初めて、アメリカでひとり暮らしをしていたとき、１年で３回も、シャワーカーテンを取り替えた。今は、取り替えるのも面倒なので、カビや汚れは、見て見ぬふりをすることに(笑）。しかし、その頑固なカビ・汚れを、さっと落とす方法を発見！海綿でなでる。それだけ。なでるのに、力を入れなくてもＯＫ。シャワーカーテンのカビにお悩みの方、ぜひお試しください。

  2005.07.10

• １時間ではできない"１-Hour Photo"

  そう。アメリカの「１時間プリントサービス」を利用して、本当に１時間で受け取ることができたことは、いまだかつて、ない！普段デジカメを使っていても、滅多にプリントはしない。でも、先日母が日本から遊びに来たとき、滞在中に撮った写真を、いつでも眺められるように、帰る前日にプリントしようとした。旦那の計算によると、紙代・インク代を考えると、自宅で印刷するより、プロに頼んだほうが安いらしい。日本では、自宅の方が安いらしいけど。仕上がりも、プロの方が断然きれい。我々は普段、Fujiの機械を使っているWalmartに、オンラインで頼んでいる。最近、近所にWalmartができた。それを知らずに、フリーウェイを使って２０分ほどの場所にあるWalmartに行った。すると、「機械が壊れて、やっと直ったばかりだから、まだ出来ていない。明日取りに来て」と言う。なに～！？「今日じゃなきゃ、困る！　今日中にできないのなら、返金してよ！」と迫り、返金してもらった。機械の故障なんて言って、あんたたちの使い方が悪いんじゃないの？　プリプリ。結局、母は写真を持たずに帰っていった。その後、別件で、写真をプリントする必要がでてきた。今度は、できたばかりの近所のWalmartへ受け取りに行くことに。オンラインで注文した日の午後、Walmartから電話がきた。「機械が故障しているので、まだ用意できていません。またご連絡します」え～！？　また～！！！？？？このときは、急ぎでなかったから、前回ほどは腹が立たなかったけれど、呆れた。Fujiの機械って、そんなに問題あるの～？でも、Fujiの仕上がりはきれいだからなあ。Kodakの機械を使っているTargetにも頼んだことはあったけれど、そっちはだめなのだ。１時間ではできない"1-Hour Photo"。1-Night Photoに名前を変えた方が、いいんじゃないかと思う。

  2005.07.09

• 掃除機のパーツ

  誕生日プレゼントに買ってもらった、サイクロン掃除機。子どもが床の上を這いずり回っていた時期は、床の上をスーパークリーンにしておきたかったので、毎日せっせと掃除機をかけていた。今は立つようになって、子どもの注意が上方に向き始めたので、以前ほど神経質にはならなくなった。しかしそれでも、毎日掃除機をかける習慣は身についている。良いことだ。ところが、買ってまだ３ヶ月にならないうちに、その掃除機のパーツが２箇所壊れた。いずれも、プラスチックでできている。壊れやすい。私の使い方が荒かったわけではない（汗）。早速メーカーに電話して、新しいパーツを送ってもらった。２箇所のうち、１箇所は合っていた。もう１箇所は、まったく違うものだった。最初、電話に応対してくれた人が、違うタイプの掃除機のものと間違えたのだ・・・と思い、またメーカーに電話したのだが、向こうは「パーツの番号は合っている」と言い張る。その掃除機のメーカーは大手なので、私が電話で話した人が直接パーツを送ったわけではなく、別の場所の倉庫にいる人に、「○番のパーツを××さんに送って」と指示し、パーツを発送させたようだ。しかし、番号が合っている以上、別のものはない・・・と言い、埒があかない。最後に彼は、「じゃあ、今ここにある同じ掃除機から、そのパーツだけ取り出して送るから」と言った。なんとその翌日にはもう、そのパーツが届いた。今度はぴったりだった。その掃除機の全パーツの番号表と見取り図も、同封されており、該当する番号のところが、「ほーら、合ってるでしょ！」といわんばかりに、ハイライトされていた。仕事は素早いし、日本人の私にもわかるように応対できるし、彼はアメリカ人の従業員にしては、とてもきちんとしている人だと思った。ただ、そのハイライトされているパーツは、実際に彼が送ってきたパーツとは、違う箇所だったことを除けば・・・

  2005.06.24

• 陪審員の資格なし

  アメリカでは、ステータスがビザであれ永住権であれ市民であれ、住んでいれば、陪審員をやりなさい、という書類が届く。ランダムに当てられるのだが、しょっちゅう届く人と、全く届かない人とがある。私は前者のタイプ。先日もまた、その「赤紙」のような書類が届いた。私は市民ではない。ラッキーなことに、陪審員は市民しかできないので、「私は市民ではありませんので・・・」と知らせれば、「資格なし」ということで、除外してもらえる。しかし、そのためには書類に記入をして返送し、電話もして、書類に書かれていたのと同じ質問に答えなければならない。前回にくらべて、その書類も更に立派なものになっていた。私のような「資格なし」の人に、この書類はどのくらい発送されているのだろう。なぜ、市民だけに送ることができないのだろうか。いつも思うが、紙代・発送代・手間賃など、かなり無駄である。こっちだって、書類を返送するのに切手代がかかるのだ。電話はトールフリーだけど。市民であれば、勤め人であれば会社を休んで、裁判に行かなければならない。会社は、その間の給料を支払う。病気をしている人ならば、それを理由に免除してもらったり、延期してもらったりできるそうだが、子育て中ということは、理由にすることができるのだろうか？もしできなかったら、子どもを預けるお金はもらえるんだろうか？（調べればわかるけど）陪審員制度を、日本でも取り入れることが検討されているらしい。しかし、アメリカよりずっと、働くことに熱心な国民が、裁判を理由に休むなんて、すんなりとできるものだろうか？一般の人が人を裁くという制度が良いと、日本の政治家（役人）は、本気で思っているのだろうか？陪審員制度に対する私の疑問は、尽きることがない。

  2005.06.22

• まな板

  うちのまな板は、プラスチックです。周囲に溝があって、水分がその溝にたまり、床に落ちないようになっています。けっこう大きめです。今回、日本でまな板の補助板を買ってきました。小さなプラスチックの板で、ネギなどをちょこちょこっと切ったら、その板ごと鍋へ持っていくことができるんです。”○分クッキング”で、某先生が使っていたのを見て、「あ、あれいいな！」と思っていた矢先に、デパートで見つけました。でも、アメリカの家に戻って、袋から出してみたら、ただの下敷きでした（笑）。昔ファンだった、小林カツ代さんが考案したもの、ということでしたが・・・最近の下敷きは、３００円もするのか～？まあ、家には下敷きすらないから、買って損した、ということはありません。家のまな板がプラスチックな訳は、木だとかびてしまうから。でも、プラスチックでも、後で洗うことを考えると、なんだか使うのが億劫になります。そこで、この下敷きを活用しています。アメリカの台所には、引き出し式のまな板がついています。そのまな板は、最後まで引き出すと取れるので、そのまま洗えます。そして、また引き出しに戻す。それが、収納になるわけ。ホストファミリーの家でそれを見たのが、最初です。そのときは、どうしてもその引き出しがまな板に見えなくて、引き出しの上に食材を置いて切っているかんじがして、とても抵抗がありました。ホストファミリーは、新築のときから住んでいる家にいるからいいけれど、アパートで、他の人が何人も使った引き出し式まな板は、どうしても使う気にはなれません。というわけで、引き出しの上に、大きなプラスチックのまな板を置き、現在は更に、その上に下敷きを載せて、食材を切っている毎日。なんだか無駄なことをやっているような気がして仕方ないのですが・・・でも、プラスチックのまな板を外す気には、どうしてもなれないので、これからも「まな板の３枚重ね」を続けていくことになるでしょう。

  2005.06.11

• 垂れ流し

  今日は３連休のなかび。どこにも行く予定はないけど、今日だけは買い物に行こうと決めていたのに、それもできなかった。なぜかというと、突然台所の流しの下水が詰まっちゃったから！今住んでいる家は、第二次大戦の前に建てられた古い家。なんでも、台所の流しと、洗濯機の排水口がつながっているらしく、洗濯機から出た糸くずがつまり、台所の流しがつまってしまったというわけ。トイレのつまりを直すぽこぽこ（名称不明）をやっても、だめ。大家さんに連絡したら、この連休の中、ご夫婦でやってきた。奥さんは子ども好きなので、最初から我が家の赤ちゃんと遊ぶために来たのだった。ご主人の方は、２時間近くも台所でがんばったのだが、結局直らなかった。明日も連休なので、あさって、プロのプラマーを呼んでくれるという。台所は汚れ、一気に、台所仕事をする気が失せた。洗濯や皿洗いの汚水は、排水口を通さず、家の外の植え込みへ垂れ流しにする方法で、あさってまでをしのぐことにした。しかし、「垂れ流しを他人に見られたくない」ということで、洗濯や皿洗いは、外が暗くなってからすることに。「洗濯を　夜中にやって　垂れ流す　汚水は植木の　肥やしとなるか？」

  2005.05.29

• マッサージの目的

  久しぶりに、みつこさんのマッサージを受けた。私は長年のクライアント。受け始めたころは、痛くて痛くて・・・でも今は、とても気持ちいい。彼女は、私の体は子どもが出来てから、良い状態になってきているのだと言う。しかし今度は、子どもに与えるばかりで、自分の体にとって必要なエネルギーが、受け取られておらず、そのために、体に不調が表れているそうだ。発熱、腰痛、皮膚のかゆみなど、最近トラブル続きなのだ（泣）。そういったことは何も、みつこさんには話していないのに、マッサージを通して、的確に見抜いてしまう彼女は、本当にスゴイ。私にとって、彼女にマッサージを受ける第一の目的は、私の体からのメッセージを聞いてもらうことなのである。自分の体なんだから、自分でわかるようになりたいんだけど。みつこさんのようなマッサージセラピストとご縁があって、本当にラッキーです。

  2005.05.07

• 

  律儀な日本人

  私の旦那は、他の大方の男性方と同じく、TVでプロ野球を見るのが好きである。こちらでは、大リーグを見る。本人に言わせると、「日本人が出ているから」見ているのだそうだ。去年まで、LAドジャーズには、旦那がファンである野茂と石井がいたので、彼らが投げる日は必ず大リーグを見ていた。実際に、球場まで足を運んだこともある。今年は残念なことに、野茂と石井がドジャーズから出されてしまった。日本人がいないから、今年は見ることはないな・・・と思っていたら、中村が来た。とりあえずは、マイナーリーグから始めているようだ。「日本でプレーした方が、稼げていいのに」などと言いながら、旦那は、ドジャーズの試合がある日には必ず、中村がスタメンに入っているかどうかをチェックする。いたら、最後まで試合を見届けている。別にファンでもないのに、同じ日本人だからという理由だけで、いつも中村を見守っている旦那って、律儀な人だなあ・・・と、私は思う。中村よ、ガンバレ！本日の気になる商品　MLBキッズジョグセットドジャーズベビー服売り場で、ドジャーズのマークの入った服を見かけると、これを娘に着せて球場に行きたくなります。↓

  2005.04.30

• 忙しい一日だった

  今日は１日中忙しかった。１０時から１２時まで、育児教室（日本人のみ）。１時から、出産準備クラスの同窓生宅へ。・・・あれ、それだけかい・・・でも、お昼はおにぎりにして、車の中で食べるために、魔法瓶にお茶を作って入れたり、今日着ていく下着（授乳用なので３枚しか持ってないのだ）を急いで洗濯したり、夕飯の魚フライのつけあわせキャベツを途中で買いたかったため、アイスバッグを用意したり・・・と、出かける前はやることがたくさんあった。育児教室が終わり、移動する前に、車の中でおにぎりをほおばる。ミニバンだし、後部座席のガラスは黒いから、外から見えないはず・・・と思っていたら、隣に車を停めたママさんに、しっかり目撃されてしまった。彼女は日本から先月来たばかり。日系スーパー近くに住んでますので、お越しの際はお立ち寄りくださいね～と言っておきながら、電話番号を渡したくても、どちらも筆記用具を持っていなくて、電話番号を教えることができなかった。同窓生宅へ向かう途中、オーガニックショップへ立ち寄る。そこで、キャベツやカフェインフリー緑茶、ベビー用洗剤、オーガニック牛乳などを買った。ここは、豆や穀物などをバルクで売っているお店で、店内を見て回るだけでもおもしろくて、３０分も長居してしまった。同窓生宅には、３０分遅刻。そこは、私が常々住みたいと願っているエリアである。ここに住んでいる知り合いは他に２人いるが、この同窓生の家が、私がイメージしている家に一番近かった。彼女のご主人は、車関係の仕事をしていて、うちの旦那も車いじりが好きだと言うと、なんとご主人の会社が関わっている車関係のDVDを１１枚もくれた！家に帰って旦那に渡すと、大喜び。良かったね。娘は外弁慶。今日のように、外に連れて行って他の赤ちゃんに会わせると、あまり私に甘えてくることもなく、楽しく遊んでくれるので、とても助かる。今日のように１日中外に出ているのは、忙しいけれど、精神的にはとても楽♪私はやっぱり、忙しくしているのが好きなのだ。

  2005.03.30

• いたるところで異常開花

  昨日のテレビで、言っていた。「デス・バレー(Death Valley)で、１００年に１度の花盛り」。そういえば、中国でも珍しく、今年は竹の花が咲いたって言ってたな。なんでも、６０年に１度とか（私の記憶が正しければ）。そういえば、昨夜は鍋料理にしたのだが、その材料のひとつが白菜だった。昨日の白菜は、外側の葉をとっていくと、中にはいくつかの小さな白菜のミニチュア版が入っていて、それぞれの中心には、花がついていたのだ。裏庭の畑に植えているキャベツ。まだ結球していないのに、もう真ん中が伸びて、花が咲いちゃっているのもあった。いたるところで、異常開花。人間は、出産ラッシュ（私も含めて）。なんだかそれも、異常開花と関係ありそうな気がするけど。一体、世の中、何がおこっているんだろう。

  2005.03.18

• フライング誕生日

  私の誕生日は、明日。でももう既に、バースデーケーキを１切れ、食べてしまった。明日は予定でいっぱいだったから、今日のうちにケーキを買っておいたのだ。しかも、ひとりきりで。旦那にも声をかけたんだけど、もうおなか一杯で眠かったらしく、「明日にしよう」と言われたのだ。今日の朝７時に、ポン、とメールが入った。既に辞めた会社で一緒だった、Ｍさんからの、バースデーメール。彼女は、手作りのカードをくれたりする、まめな人なので、まだ辞めて１ヶ月にもならないから、私の誕生日を覚えていてくれたんだ。嬉しいけれど、Ｍさん、１日間違えてるよ。・・・と思ったけれど、彼女は間違えていなかったのだった。というのは、日本のグリーティングカードサービスを使っているから、ちょうど今日の朝７時が、日本時間では、１７日の０時になるのだ。それに気づいたのは、母から今日、「おめでとう」という電話をもらったとき。そうだった、時差のせいで、１日ずれが生じるんだ。私とは誕生日が１日違いのＴ君に、既に「送信は１８日」と指定して、日本のグリーティングメールを送ってしまった。あーあ、きっと明日の朝７時に、届いちゃうんだろうなあ。そしてＴ君も、「あれ、１日間違えてる」って思うんだろうなあ。とほほ。

  2005.03.16

• Ｍ商店への懺悔

  今、ちょっと罪悪感にさいなまれている。それは・・・”わが町の日系の電気屋さん”である、Ｍという商店に行ってきたばかり。とうとう、サイクロン掃除機を買うことになり、お目当ての商品の最終チェックに行ったのだ。Ｍ商店には、その商品が置いてある。実際に手にとって確かめたり、サイクロン掃除機、ヘパフィルターのことや、日米のメーカーの違いなど、Ｍ商店のおじさんは、いろいろと教えてくれた。おじさん、ほんとうにありがとう。ここに来て、最終チェックをせよというのは、細かい性格の旦那からの支持である。でも、買うのはＭ商店じゃないの。比較検討の好きな旦那がネットで調べた結果、Ｍ商店よりも＄５０も安く買えるところを突き止めた。「＄２００中の＄５０引きっていうのは、大きい」というのは、本当にその通りなのだが、Ｍ商店のおじさんには、知識だけただでもらってきたようで、なんだか申し訳ない。そうやって、小さな商店が、どんどん侵食されて、つぶれていくんだなあ・・・。私ごときがＭ商店から買っても、世の中の流れを食い止めることはできません。私は流れに逆らわず、長いものに巻かれます。おじさん、ごめんね。

  2005.03.08

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