カテゴリ:海外ならではのできごと
昨日、もと同僚のMさんと長電話した。
もともと彼はおしゃべりな人。私はその反対だけれど、いつも彼のペースに巻き込まれてしまう。私が長電話をするなんて、滅多にないことなのだ。 Mさんとは、先々週末、友人とお昼を食べているときにばったりとでくわした。そこは日系スーパーのフードコートなので、日本人の知り合いに出会う可能性は非常に高い。 でも、Mさんと会ったのは、実に4~5年ぶりだったのである。 Mさんは、私のいた会社を辞めてから、いろいろなことをやっていたが長く続かず、現在は生命保険のセールスをしている。 彼の息子が最近亡くなったことを私は知っている。頭に白髪がちょっと増えたものの、以前と変わらない元気そうな様子に、まずはほっとした。 生命保険に関しては、私はまったく興味がなかったのだけれど、昨日電話で話しているうちに、非常に興味が出てきた。 というか、また例の如く、Mさんのペースに巻き込まれてしまったわけだ。 私は旦那の親友を通して、3年前アメリカの生命保険に入った。 アメリカの保険は、日本の保険と同じ補償額でも、支払いがものすごく少なくて済む。だから私は、日本の父が払ってくれていた日本の生命保険を解約して、アメリカの保険に鞍替えしたのだ。 日本の父が「そんなうまい話、信じられるか」と言って、なかなか解約してくれなかったので、旦那の親友にわざわざ国際電話で説得してもらわなければならなかった。 私だって、どうしてこんなおいしい話があまり知られていないのか、不思議に思う。 Mさんも、この話を一番のセールスポイントにしていた。 旦那の友人は、こういう仕事をしていながら、アメリカの保険のメリットについて、聞かれない限り説明しようとはしない。(友情にひびが入るのを恐れてのことなのか?)だから、次にMさんから聞いたことは、またびっくりなのだった。 私は、アメリカ市民あるいは永住権を持った人でないと、アメリカの保険に入れないのではないかと思っていたが、有効なビザを持っている人なら、その間に入っておけば、その後日本に帰ってもその保険はずっと有効なのだそうだ。 更に、生まれたばかりの子どもなら、健康診断をすることなしに即保険に入ることができる。10年くらいで完済するらしいから、今3才の娘が保険に入ったら、13才でもう終わりなわけだ。 積み立ての保険の場合、日本では積み立ての金額はあまり増えない。 しかしMさん曰く、アメリカのはかなり増えるそうだ(このところは、後でよく調べておかないといけないが)。 要は、子どもの生命保険は、学資保険としても使える、ということらしい。 子どもをひとり失ったMさんに、「子どもの生命保険にも入っておいたほうがいいよ」と言われると、説得力があるというか・・・ いずれにせよ、子どもに先立たれるという大変辛い経験が、彼を保険の仕事に導いたようだ。ぜひがんばってもらいたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.08 22:56:45
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