|
テーマ:●食べた物の画像♪(86515)
カテゴリ:暮らしのあれこれ
久々に、誰も予定のないのんびりした日曜日。
よいお天気だし、向かいの山の桜も見ごろだし、家族揃って庭でバーベキューをしようということになった。 日ごろ何をするにも、誰かにお膳立てしてもらって後片付けもしてもらうので、自分は真ん中のおいしいところしかやらない、文字通り殿様(もしくはお大名様)のダンナだが、「外で火をおこす系」の作業だけは張り切ってやってくれる。 昔、建築士になりたての頃、しょっちゅう職人さんや大工さんたちと暖を取るための火をおこしたり、焼肉をしたのだそうだ。(今はそんなことは一切やってはいけない時代になってしまったが。) そういうところで培った「火を扱う技術」なので、彼は今もアウトドアグッズなどなにもなくても、美しい炭火を作ることができる。 炭火と言うのは不思議なもので、見た目が美しければ熱効率も非常に良い。 逆に言えば、きれいに燃えていない火で調理しても、おいしいものはできないのだ。 画像はひおうぎ貝と呼ばれるもので、このあたりではよく食べられている。 帆立貝をひとまわり小さくしたような貝で、味も帆立貝にそっくりだ。 貝殻の色が、オレンジや赤や紫などとカラフルなので焼いていてもなんだか楽しい。 広島から取り寄せているおいしいお醤油を少したらして焼いた。 散々食べたあとで、娘が「まだ火ある?」とダンナに尋ねている。 マシュマロを焼いて食べるのだという。 そもそも彼女は、バーベキュー自体よりも最後に焼くマシュマロのほうを楽しみにしているフシさえある。 しかし焼いたマシュマロのおいしさは侮れない。 大人もはまる不思議な魅力があるのだ。 焼いていないそのままのマシュマロは、さほどおいしいと思ったことがないのだが、この炭火で炙って少し焦げ目がつき、ぷーっとふくらんだマシュマロは本当においしくて、そして楽しい。 桜が満開の山を眺めながら、新緑の庭でバーベキュー。 田舎に嫁いできてよかったなぁ…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年04月10日 10時20分26秒
[暮らしのあれこれ] カテゴリの最新記事
|