野の花も日々あれこれ考える

雨が続いていて、庭仕事がちっともできない。
梅雨入りにはまだ少し早いこの時期にしとしとびちゃびちゃと続く雨。
今、ちょうど盛りを迎えているウツギ（卯の花）を腐らせてしまうような雨と言うことから「卯の花くたし」と言うらしい。
万葉集にも「卯の花を腐たす長雨…」と歌われているらしいので、万葉の時代からこの時期の長雨は鬱陶しいものであったのだろう。

こういう時には、家の中のお気に入りの場所でゆっくりと読書などしたいものだが、それにはあまりにも家の中が散らかっていて落ち着かない。
仕方なくここ数日は、家の中を快適にすべく、右手に雑巾左手に重曹の入ったガラス瓶を持ち、あちこちを磨き始めている。

私はいろいろな目新しい洗剤などを試してみるのが大好きで、今までいろいろなものを使ってきたが、ここへきて「なーんだ、みんな重曹でキレイになるじゃないの！」ということが分かり、どこの拭き掃除もほとんどこれで済ませている。
絞った雑巾にぱぱっと振りかけて拭くだけだが、大抵の汚れはすっきりと簡単に落ちるし、脱臭効果があるのもいい。

本格的な梅雨に入る前に、家中を終わらせたい。
そして、すっきりピカピカになったさわやかな家で、梅雨のあいだじゅう、静かに本を読んだり音楽を聴いて過ごすのだ。

今日はお昼から娘の授業参観があるので、それまでに階段を磨いてお風呂の大掃除をする予定。
さあ、やるぞ。