野の花も日々あれこれ考える

ちょっと涼しい風が吹いて朝晩肌寒い感じがしたので、さっそく今季はじめてのおでん祭りを開催することにした。
一日目はみんな澄んだおだしも楽しみにしているので、出汁の濁るようなものは入れない。
大根と牛すじ、それにベーシックな練り物で、薄味に仕上げて甘いお味噌やからしを添えて食べる。

今日は二日目。
昨日売り切れた巻き糸こんにゃくに代わって板こんにゃくが入り、練り物も少し顔ぶれを変え、そして大人気のタコが入った。

明日が最終日。
明日はジャガイモとゆで卵、それに鶏肉を入れる予定。
ジャガイモはどうしても少し煮崩れてしまってお出汁が濁るので最終日に入れる。
お出汁も、練り物から出る塩分でかなり塩辛くなっているので、少し薄めて甘味もつけ、そのまま食べられるくらいの味の濃さに調節する。
この日になると、おでんという雰囲気ではなく、私が実家でよく食べていた「関東炊き（かんとだき）」という感じに近い。

一度作り始めたら３日間は楽ができるので、ダラな私にもってこいのメニュー。
もっと本格的に寒くなったら、しょっちゅう作ろうと思っている。


余談だが、ついに新しい土鍋を買った。
長い間悩み続けた割には、一番大きくて一番安いものに落ち着いてしまって、ちょっとハズカシイ…。