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テーマ:今日の出来事(292605)
カテゴリ:暮らしのあれこれ
今日はお昼の1時から中学校で授業参観があったので、早めにお昼を済ませた私は、洗い物をしてから出かけようとキッチンに立っていた。
花子も一緒にお昼ご飯を済ませて、ムーミンのDVDを見ていた。 その時、はじめは小刻みにカタカタカタカタ…と建具類が鳴り、「あれ?風…と違うな…」と言いかけたときドンっと大きな音がしてガタガタガタガタガタっとさっきよりも大きな音で建具が響いた。 その間に花子と私は「地震やっ!」と二人で折り重なるようにしゃがみこんだのだが、実際にはモノが落ちてくるほどのゆれもなく、照明器具もゆれていなかった。 すぐにムーミンを中断してNHKをつけると、のど自慢の画面の上部に地震速報が出た。 三重県中部は震度5弱、南部は震度4とのことだった。 震度4といえば、もっとゆれるのかと思っていた。 だが、場所や建築物の構造などによってはもっとゆれを感じた人もいるだろうと思う。 その頃太郎は、学校で給食を食べていた。 地震が起きたその瞬間、先生から机の下に入るように指示が出たそうだが、実際には指示よりもずっと先に、みなすばやく机に潜っていたらしい。 それは避難訓練などとは比べ物にならないくらい、すばやい行動だったと、後で先生方が驚いておられた。 ただ、太郎の話では、クラスに一人だけ机にもぐらなかった男子がいたそうだ。 彼は、服装検査の時ヘアワックスで髪を固めているのが見つかり、先生に注意されたが「何もつけてない!」と逆切れし、鞄やその辺りのものを蹴りまくって余計に先生に怒られたという、まあ、先生に怒られるのがよほど好きなのかと思われるお子さん(授業中はいたっておとなしいらしい)なのだが、地震の後、みんなが落ち着いて出てきたとき、「オレは怖くないから、机になんか潜らへんし。」と言ったらしい。 私は、この防災の意識の高まっている時代に、そんなことを言う中学生がいることにちょっと驚いた。 ともかく、これといって被害の出なかったことにホッとした私たちだったのだが、夕方にはまた、もう一度、はっきりとしたゆれを感じた。 今度もなにも被害はなく、強いて言えば、ちょうど数学の難問に取り組んでいた太郎が、やっとの思いで解き方をひらめいた瞬間の地震だったため、一瞬でその解き方を忘れてしまったことくらいである。 しかし、近いうちに今度は深刻な被害のでる地震が起きないとも限らない。 やはり、非常持ち出しをきちんと見直したり、地震が起きた時に家族がそれぞれバラバラの場所にいた場合の連絡方法や、避難経路を話し合うなどして、いつでも大丈夫!と言う気持ちでいられるようにしたいものだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年04月15日 22時07分48秒
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