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カテゴリ:市場が間違っている?
ㅤ今回はビットコインについて。
拙ブログでビットコインを取り上げるのは2回目。 (関連の日記) 〇ビットコイン 前回は、約4年前に上の日記を書いたのですが、今から読み返しても我ながら良い線いっているんじゃないかと思います。 つまり、偏屈たぬき的な感覚では、ビットコインは以下のような特性があるということですね。 1.ビットコインの特性 〇ビットコインは仮想貴金属 ビットコインの価値が担保される(と「ビットコイン側」が主張している)のは、発行量の上限が決まっているから。現実社会で同じようなものといえば、金やプラチナなどの貴金属では。 〇決済機能を重視した設計とはなっていない 現実の通貨とペッグしていないので決済手段としては使い勝手が悪い。結局、決済機能は普及のための口実的なものであって、実際に決済手段として活用している人はごく少数。 〇初期に持っている人が儲かる仕組み 誰が得をしているのかという局面に絞って考えると、結局は、初期に持っている人が儲かる仕組み。ようするに、そういうもの。 2.そろそろ、行き着くとこまで行き着いた感じ 昨年後半ぐらいから、異常な盛り上がりを見せているビットコイン・仮想通貨界隈ですが、そろそろ、行き着くとこまで行き着いた感じかと思います。 なぜそう思うか、 〇仮想貴金属としての化けの皮がはがれつつある。 類似の仮想通貨が続々登場。今では1000種類以上になっています。 また、ビットコインそのものも分裂を繰り返しています。 そりゃ、誰しも胴元になって儲けたいですもんね。 ということで、ビットコインの価値の源泉だった希少性が実態的には失われています。 〇誰もかれもビットコイン 投資に全く見向きもしなかったような方が群がっていたり、ビットコインを扱って儲けようという会社が林立したり。 かなり終局感があります。 〇とどめを刺す課税措置 税務当局は、仮想通貨の儲けは雑所得扱いという見解を出し、今春の確定申告では徴税にかなり力を入れる模様。 これ、仮想通貨を売買して昨年大きな儲けを出した方の中には、納税のために手持ちの仮想通貨を売る必要がある方も多いのではないかと思います。 日本の売買シェアは結構大きいようなので、キャッシュの流れと心理面との双方でインパクトが大きいのではないかと想像します。 3.感想など チューリップや南海泡沫などの歴史的な出来事を上回る、壮大な何事かを体験できたように思います。 感謝、感謝。 また、これ以上大きくなってから弾けたら実体経済への影響も大きいかもしれません。 そういう意味で、このタイミングが曲がり角ということであれば感謝ですね。 ※投資は、損しても得しても自己責任で! ※同様の分野のランキング。優良ブログが見つかるかも にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 18, 2018 08:19:39 AM
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