「写真」とは何か 20世紀の巨匠たち
今日は、大丸梅田店にある大丸ミュージアムでやっている、「写真」とは何か 20世紀の巨匠たちを見に行ってきました♪写真展です。みんな著名な写真家たちだそう。私が知ってるのはロバート・キャパくらいだけど。あと、W・ユージン・スミスの名前と、アンセル・アダムスは、以前、アメリカのヨセミテ国立公園に行った時に、ギャラリーがあったので、知っていたかな。素敵な写真がいっぱいあって楽しかった♪(^▽^)ぜひ展示作品の図録が欲しかったんだけど、売ってなかったのでがっかり・・・。版権の問題とかでもあるのかなぁ。いい写真がいっぱいあったんだけどな。私は写真を撮るのが好きなくせに、ヘタくそで、旅行とかに行ったときも、そんなにいい写真ってなんだか撮れない。今回見たのは一流の写真家たちの作品だから、当然だけど本当に素敵なものばかり。絵画でもないのに、どうしてあんなに訴えかけるものがあるんだろう。印象的な作品がいっぱいありました。以前、ニューヨークのメトロポリタン美術館に行った時に、ガイドをしてくれたおじさんが「写真でアーティストとしてやっていくのはなかなか難しい。なぜなら、個性が出しにくいからだ」と言うような事を言っていたけれど、今回見た写真は、人によってそれぞれ個性的で全然違った。一番気に入った物をあげるのは難しいけど、あえてあげるなら。アンセル・アダムスの「墓地の彫像と油井」。モノクロの写真で、画面中央やや左に、光の当たった少女の彫像。バックに油田の煙突?みたいなのが何本も並んでる。その対比を見るべきなのかもしれないけど、私はその少女の彫像が本当に綺麗だと思って、しばらく見入ってしまった。あと印象的だったのが、今回初めて知ったヘルムート・ニュートン。エロティックで官能的な写真でした。ちょっと刺激的。でも、女性が綺麗に写ってるんだ・・・これが。猥褻か芸術か。とかよく聞くけど、これって芸術だよなぁ・・・。と思わせるものでした。