カテゴリ:各地のうまいもん
そうめんは夏にだけ食べるものではなく、また余って困っているわけではない
のですが、久しぶりに「ソーミン・チャンプルー」を作りました。別名「ソー ミンたしやー」または「油ぞうめん」などとも呼ばれます。焼きそばの要領で 茹でたそうめんを炒めたものですが、沖縄料理としても有名なこともあり、か つおぶし風味にしようと思ってツナ缶を使いました。茹でたそうめんは水を替 えながらぬめりを洗い流すことで、味がぼやけずに仕上げることができます。 豚肉、にんじん、キャベツ、もやし、ねぎ、その他冷蔵庫の余った野菜を加え てもいいですが、これらを多めの油で炒め、しょうゆと酒(泡盛か芋焼酎、な ければ料理酒)、みりんで調味します。火が通ればツナ缶(油漬けでも水煮で も可)を加え、さっと火を通しておきます。そうめんを時間どおりに茹でたら 洗ってぬめりを落とし、炒めた鍋に加えて中弱火で炒め合わせます。炒めると いうよりも、麺に油をまとわせながら全体的に混ぜ合わせるという感じです。 最後に火を強めて全体を熱くし、こびり付かないうちに火を止めて、できあが り。各自の皿に移し、刻みのりを振っていただきました。辛みが欲しい人は、 高麗古酒(コーレーグース=唐辛子を漬けた泡盛)をどうぞ。そうめんが伸び てしまうと全体が団子のようになり、食感が悪くなります。でも、そうめんに は炒めた具材のうまみを吸ってほしく、頃合いが難しいです。なお、このメニ ューには最高級品のそうめんを使う必要は全くなく、廉価なもので充分です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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