「続^10・炸醤麺」
庭のプランターに家内が大根の種をまきました。発芽して双葉がたくさん出ています。これらは適宜、間引きして貝割れ菜として食べてしまうのですが、今回書くのは少し前に市販の55円の貝割れ菜を使って作った炸醤麺(ジャージャンめん)です。中華風ミートソース麺とも呼ばれるように、挽き肉を使った肉味噌が美味しい一品です。中国に行った家内によると、現地ではきゅうりは添えられていなかったそうですが、食感からほしいなと思って加えております。今回の肉味噌は、合い挽き肉と大根を使っています。わたしは大根を煮るときは、皮はごく薄くむき、実の詰まった部分も煮いてしまうのですが、今回は実の軟らかい部分だけ煮物にしようと思い、大根をすごく厚くむきました。これの皮ごと使います。フライパンで挽き肉と甜麺醤(テンメンジャン)、しょうゆ、みりん、片栗粉、粉末のクローブとナツメグ、ごま油を練るように混ぜ、弱火で炒めます。肉の色が変わったら、小さな角切りにした大根を加えます。挽き肉と一緒に炒め続けて、大根に火が通れば肉味噌は完成です。今回はトッピングとしては長ねぎを使った白髪ねぎは省略し、細切りのきゅうりと貝割れ菜だけを用意しました。中華麺を茹でて肉味噌を掛け、きゅうりと貝割れ菜を飾れば、できあがり。ピリ辛がお好みならばラー油を掛けてください。こうして作った炸醤麺は、混ぜて食べたほうが美味しいですが、まずは完成品の写真をしっかり撮ろうと思いました。大根の食感が良いアクセントになりました。