カテゴリ:国内政治
慰安婦を強制連行した・・・という、デマを30年間も、報道し続けてきた朝日新聞。あの、2014年夏の朝日新聞の社長の記者会見には、誰もがびっくりしただろう。これほど誤認と誤報の多い記事は珍しいが、30年間も、ウソをつき続けてきたことの(謝罪)とは、こんなものだったのか?
強制連行の有無については、済州島における慰安婦狩りを証言した吉田清治を
朝日の「従軍慰安婦」と題した用語解説に「主として朝鮮人女性を挺身隊(ていしんたい)の名で強制連行した。その人数は8万とも20万とも」と書いた。 翌日の社説でも同趣旨を繰り返した後、過ちを率直に償おうと呼びかけ、解決の方向性まで社説として示したという。
(報道倫理)以前の問題で、(詐欺)そのものだ。無かったことを有ったかのように、30年間も書き続けてきたのだから、(神話)の域になる。(リベラルの朝日)の報道に飛びつく(信者?)は、多かっただろう。
他の新聞は、上手に(手を引いていった)が、朝日は、この検証抜きの報道を(リベラル)の旗手という(傲慢さ)で、居直り続けたが、さすがに、がけっぷちに至り、白旗を掲げざるを得なくなった。
あの時の記者会見は、戦後リベラルの衰退を象徴する事件だったと思う。予断と偏見、思い込み・・・・これは、人間であれば、避けられないことでもあるが、自己批判は、早かれば早いほど良い。
真摯な反省が遅れることで、その影響は、限りなく大きくなる。特に、マスメディアについては、そうだ。それが、30年間も、取り消しが無かったのだから・・・・空いた口が塞がらないわけだ。
あの謝罪会見時、(天下の朝日)も、ここまで落ちたか・・・・と、僕は、暗い気持ちになったことを覚えている。とはいえ、それまでに何度も、各方面から (間違い)を指摘され続けてきたが、朝日側の真摯な対応が為されなかっただけの事だ。他のマスコミは、知っていたので、誤報誤認を止めただけの事だ。
戦後リベラルたちの(傲慢さ)は、多くの運動に否定的な影響を、与え続けたと思う。そのベースは、予断と偏見、思い込みにある。 僕自身、「未来は、社会主義だ」「社会主義・共産主義が、人類の幸福を達成する」と信じて、疑わなかった・・・・宗教のドグマのように・・・・
知識人やマスコミなど、当時は、(社会主義者であらずば、人にあらず)という(雰囲気)が、時代を圧倒していたように思える。 美濃部東京都革新知事は、「私は、社会主義者だ。」と、土井たか子(社会党党首)は、「北朝鮮が、拉致するハズがない」と言い切ったのだから、当時のリベラルの認識は、今から思うと(ブザマ)というほかないが、これも予断と偏見のなせる業(わざ)だった。
戦後リベラルの凋落は、なぜ・・・??? と考え続けてきた。戦後のインテリの惨敗ということだ。多くの主張についての検証と更新が、サボタージュされ続けてきた結果だ」ろう。
それは、安易に「戦後日本の平和は、平和憲法のおかげ」という誤りに、何の検証も無く寄りかかってきたことからも明らかだ。 (平和憲法では、平和を守れない)ということに気づけなかった。
日米安保・自衛隊・沖縄基地こそが、戦後日本の平和を守ってきたのだという冷厳な事実・・・それを認める勇気の無いリベラルたちが、一貫して(運動?)をリードしてきたことの悲惨な結果が、こんにちの日本リベラルの現状だ。
(反省する勇気)というネームで、あるリベラルサイトに投稿したことがあるが、昔の活動家の運営するサイトだったので、(見て見ぬ振り)で、無視されていた。
(人権、人権・・・と叫びながら、全体主義を批判しないリベラルたち)・・・・ 歴史は、このようにして、地獄に突き進むのだろうか?
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最終更新日
2021.08.03 02:38:45
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