カテゴリ:中国
(今、そこにある危機)に目を塞ぐな! (はんぺん) チェンバレンの失態が、第2次世界大戦につながったことは、よく知られている。ヒトラーの野望に対して、見て見ぬふりをした結果、世界中に戦火が広がった。この教訓は、生かされているのだろうか・・・??
「1936年、ドイツはラインラント進駐を行い、ヴェルサイユ条約は完全な死文となった。1938年にはオーストリアを併合するなど勢力を拡げる。 1938年、ヒトラーがチェコスロバキアの要衝ズデーテン地方を要求したことを受け、イギリス・フランス・ドイツ・イタリア4カ国の首脳会議がミュンヘンで行われた(ミュンヘン会談)。イギリスのチェンバレン首相は、反共主義のためと、平和主義のためと、戦争準備の不足からドイツの要求をのんだ。」(ウイキペディア)
今また、全体主義の拡張主義の前に、世界平和が脅かされている。特にウイグル・チベット・モンゴルでのジェノサイドや 連日のミサイル発射実験を繰り返す北朝鮮は、(目の前にある危機)だ。
どういうわけか?(社会主義幻想)に洗脳されたリベラル勢力は、チェンバレンと同じように(見て見ぬふり)を続けている。何と愚かなことだろう。 彼らは破産したイセオロギーにしがみついて、歴史から学ぶことを放棄している。
リアルな現実から目をそらして、何を学んだというのだろうか。 その結果、我々人類の未来は、暗黒に包まれているのだ。
中国政府は、国外の中国人(留学生も含めて)に対して、本国(=中国共産党)への忠誠を義務付ける法整備も終えて、監視活動を強めている。 共産党の共産主義?とファッシズムは、全体主義的政策で、あまりにも共通していることに多くの人々は、気づいている。
(今、そこにある危機)に目を塞ぐな! と言いたい。 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ―――――――――――――――――――――――――――― オーストラリアの中国領事館に、自国の中国人留学生を監視する職員がいる現実 2022-1-7 本のソムリエが 『世界の未来は日本にかかっている 中国の侵略を阻止せよ!』を紹介!!
中国の工作活動は全世界で行われており、日本もいずれはスパイ防止法のような法案を作ることになるだろう─。そう話すのは、中国の秘密工作を拒否する法案を制定したオーストラリアの元国会議員です。
無料メルマガ『1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』』では、彼が語る中国の秘密工作に立ち向かう術が書かれた一冊を紹介しています。
『世界の未来は日本にかかっている 中国の侵略を阻止せよ!』 アンドリュー・トムソン 著 山岡鉄秀 訳/扶桑社
中国語と日本語を操るオーストラリアの元国会議員が、いかに母国オーストラリアが中国の秘密工作を受け、それを拒否し、その結果、経済制裁を受けているのか教えてくれます。
オーストラリアでは労働党の副党首であるダスティヤリ氏が「南シナ海での中国の活動に干渉してはならない」と発言し、調査してみると黄向墨という事業家から資金提供を受けていることが発覚。辞任しました。
オーストラリアは中国の秘密活動に気づき、2019年に外国干渉法を制定し、中国のオーストラリア属国化に対抗しています。
そして中国の工作活動は全世界で行われており、スパイ防止法のない日本もいずれはオーストラリアのような決断を求められると予想しています。
外国影響透明化法(外国干渉法)という法律が、オーストラリアで2019年に施行されました…目的は、政界へのサイレント・インベージョンを防ぐことで、中国などの外国政府によるあらゆる秘密工作を補足する非常に幅広い規定があります。
中国の秘密工作はあまり秘密ではなく、えげつないことがわかります。
例えば、バイデン大統領の息子に投資ファンドを通じて賄賂を渡す。オーストラリアの労働党副党首には資金提供、献金する。
現在はオーストラリアからの大麦、石炭、ワイン、牛肉の輸入を制限しています。製品ボイコットや輸入制限をしたり、観光客、留学生を制限したり、明らかな嫌がらせでわかりやすい。
中国はこのように対抗する国には、武力だけではなく輸出入などの経済活動、政治家への資金提供、国連やNGOへの工作、マスコミによるプロパガンダ、法律、サイバー攻撃、ウイルス等中国の持つすべての総合力で攻撃したり、懐柔作戦を実行しているのです。
2013年、ジョー・バイデンは公式に中国を訪問し、中国によるアメリカ企業のハッキングを阻止し、中国の南シナ海への侵攻を阻止するために、習近平と交渉しました…中国は…南シナ海の不法占拠を強化しました。しかし、ハンター・バイデンは、高収益投資ファンド(中国からの出資)の30%の株式を手に入れました。
オーストラリア人が中国と世界情勢をどう見ているのか、よくわかりました。
中国は着実に南シナ海に拠点を作り、台湾侵攻の準備をしつつ、日本、オーストラリアの政治家、実業家、マスコミ、学者などをエージェントとして獲得している。2013年に習近平氏がオバマ大統領にハワイを境に東太平洋を米国が、西太平洋を中国が統治することを提案しましたが、それは本気だったのです。恐ろしいことです。
日本は一種の社会的安定を維持しているという幸運があります。これは多くの外国が羨むことです。「どうして日本のように安全と安定を享受できないのか?」と彼らは自問しています(p6)
オーストラリアのすべての主要都市の中国領事館には、これら留学生の間にスパイネットワークを形成することを専門に行う職員がいました…すべての中国人留学生の活動を監視し、民主的価値観や人権尊重への支持を表明した留学生について領事館に通報していたのです(p21)
外国政府が日本企業や個人に政治献金を行い、日本政府の政策に影響を与えるためのエージェントとして利用することを止めるものは何もありません(p50) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.01.12 22:03:15
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