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2023.05.06
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カテゴリ:中国

社会主義の中国が、東アジアの最大の脅威だ。社会主義だから攻めてこない、侵略は無い・・・・と、誰が保証するのか? リベラルたちは、いい加減、目を覚ませ!!!  2023-5-6   はんぺん

 「日本にとっても他人事ではない」中国で台湾の編集者が拘束された意味」・・・・・本当に、そう思う・・・リベラルたちは、この独裁国家を非難するのだろうか? それとも、これまでのようにスルーするのか??

 

拘束されたのは、3月だが、共産党当局が、拘束を認めたのは、4月26日だ・・・・・何という悪行だろう・・・・拘束の理由も、示されずに、1か月以上も、闇の中に閉じ込められ続けたし・・・・今も拘束は、続いているのだ・・・・

 

これが全体主義だ!  日本のリベラルたちは、抗議しないのか? 非難しないのか? これが、社会主義の現実なのだ・・・!!

 

全体主義国家には、(人権)が無い! 共産党の意志に逆らうと、秘密警察により、逮捕される恐ろしい国だ。従順に従う(羊)のような人間のみが、許されて、生き延びられる・・・・

 

(人権)を叫ぶリベラルたちが、この(不都合な真実)に目をつぶり、彼らの蛮行を容認してきたことの重大性を指摘してきた・・・・これでも、まだ(見て見ぬ振り)を続けるのだろうか?

 

新社会党の僕の友人は、(北朝鮮の人権弾圧に対して抗議するべきだ・・・)という僕の主張に対して、(その国の内政に関わることについては、その国の国民が決めることであるから、国外の⦅=部外者の?⦆我々は、関与するべきではない・・・)と強弁したのだ・・・・

 

何という恐ろしい中国か! 何という恐ろしい新社会党か!!

 

皆さんは、どう思われるか?   はんぺん

――――――――――――――――――――――――――――

編集者拘束の衝撃(外信コラム)  2023-4-30   産経新聞

 台湾の出版社「八旗文化」の編集長、富察(本名・李延賀)氏が3月、病気の母を見舞うため中国の上海を訪れたところ、行方が分からなくなった。

 

今月26日、中国当局はようやく「国家の安全を脅かす活動を行った疑いで調査対象となっている」と、富察氏を拘束したことを認めた。

 

中国出身の富察氏は若い頃、上海の出版社で勤務した経験を持つ。妻の故郷である台湾に移住した後の2009年に「八旗文化」を設立し、中国の歴史や少数民族文化などに関する書籍を多く出版した。中には新疆(しんきょう)ウイグル、チベット両自治区の記述など、中国当局からみれば「敏感な内容」が含まれる書籍もあった。

 

富察氏は私自身の長年の友人であり、中国に渡航する前に数人で一緒に食事をしたこともある。その際、「自分はあくまでも編集者であり、作者ではないから、捕まることはない」と話していたことが印象的だった。

 

富察氏の拘束は、台湾社会に大きな衝撃を与えた。中国で投獄された経験がある人権活動家の李明哲氏は「中国が台湾の『出版の自由』に介入し始めた象徴的な事件だ」と解説した。富察氏を知る台湾の学者、作家ら文化人は釈放を求める署名運動を始めている。

 

幼い子供が2人いる富察氏は一家の大黒柱だ。一日も早く、無事の帰還を願ってやまない。(矢板明夫「台湾有情」)

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

「日本にとっても他人事ではない」中国で台湾の編集者が拘束された意味   2023-4-28   TBS NEWS

台湾で中国の政治体制に関する書籍を出版してきた出版社の編集長が中国当局に「国家の安全に危害を与える活動に従事した」という疑いで拘束されました。

この出版社で本を出し、編集長とも交流があった法政大学の熊倉潤教授に、今回の拘束の意味について聞きました。

 

Q今回拘束された富察(ふ・さつ)(本名・李延賀(り・えんが))編集長の「八旗文化」出版社というのはどのような出版社なのでしょう?

 

2009年に台湾にできた出版社です。特に中国の周辺地域、旧満州からモンゴル、新疆、チベット地域の歴史や政治に関する書籍で定評のある出版社ですね。台湾の「読書共和国」というグループの傘下に入っていて、規模は小さいですが、中国の周辺地域研究の分野では、世界的にも有名な出版社として注目されています。

 

去年6月に日本で出版された私の「新疆ウイグル自治区」も今年2月に「八旗文化」から繁体字中国語版が出版されています。今回拘束された富察編集長が快諾してくださって出版できる運びになりました。

 

Q富察編集長はどのような方ですか?

 

お人柄はとても温厚で実直な方ですね。編集長としても大変芯のある、中国の周辺地域についての出版に使命感を持っている立派な方だと思います。世界中どこでもそうでしょうが、学術書は本当に採算が取れない、売れない。その中で使命感を持って、売れないかもしれない学術書を出版に導いてくださる、本当に立派な編集者です。

 

Q今回、中国に行くにあたって、富察編集長は不安のようなものはなかったのですか?

 

もちろん内心いつもあったと思いますが、私にはそういうそぶりは見せていなかったですね。以前から中国に何度も渡航していて、前回も大丈夫だったので今回も大丈夫だろうという見込みがあったのではないかと思いますが、これ以上はわかりません。

 

Q今回の富察編集長の拘束についてどう思いますか?

 

本当に気の毒としか言いようがないですし、もしかして私の本を含め、彼が携わったいろいろな、中国では敏感とされているテーマの本が「あだ」となってしまったかもしれないと思うと、本当に身を切られるような思いがしております。

 

もう一点、中国当局が彼を拘束するという意味がどこにあるのかも考えました。

 

拘束することの意味としては台湾でも議論が出ていますが、「こういったテーマで出版をするとひどい目にあいますよ」という萎縮効果を狙っているのではないか、という話があって、確かにそれはあると思います。ただ、テーマが敏感だから、あるいはテーマが中国としては受け入れられないからといって無実の人を拘束するのは、私は逆効果だと思います。

 

つまり中国の外にいる人からすると、これは常識的な、客観的な学術研究の出版であり、中国に対して何か策動するために出版したのでないことは明らかですよね。

 

まじめに学術出版を手がけてこられた編集者を、中国に対して敵対的なことをした人であるかのように扱って、拘束するのであれば、中国の外に住む我々からすると、中国は本当にひどい国なんだな、大国としてあるべき鷹揚さは全くないんだなという、そういう気持ちになりますよね。

 

つまり、研究者や出版に携わる人たちに対して、中国政府のストーリーと異なるものは容赦しないというメッセージであるとすれば、それは萎縮効果ももちろんあるけれど、一方的な話ですから、人心の一層の中国離れにつながるのではないかと思います。

 

Q今願うことは?

 

拘束されている富察編集長の安全と一刻も早い解放を願っています。中国への渡航の安全の確保や、安全が保証された状態での今後の学術交流などが実現できればいいのにと常日頃願っています。富察編集長が無事に帰ってくることが何より重要です。2月に富察編集長は私の本が出版できたことを本当に喜んでくださって。私もよかったなあと思っていたところだったんですね。

 

よく、香港の銅鑼湾書店の事件(香港で中国政府に批判的な書籍を販売し、閉店に追い込まれた事件)と似ていると言われますが、今回の件では明らかにフェーズが変わったと思います。

 

台湾というのは中国共産党が実効支配はしていないですよね。当然、出版の自由もあります。そこで学術的な出版を手がけていた人、今まで中国に問題なく渡航できていたような人を拘束する。これは今までより明らかに厳しさが増しているように思います。

 

確定的なことは言えませんが、中国の取り締まりの範囲、彼らが許容しない範囲が、これまで以上に広がっている。台湾にも範囲を広げて、彼らのディスコース(言説)、ストーリーと違う内容の本を出版している人を狙っていくという風になってきたのかなと、まだはっきりしたことはわかりませんけどそう考えざるを得ません。これは日本にとっても他人事ではないでしょう。

 

聞き手) JNN北京支局長 立山芽以子






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最終更新日  2023.05.06 01:26:07
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