カテゴリ:中国
今日のウクライナは、明日の台湾だ・・・ニセの日本リベラルの醜態に惑わされず、世界の民主派は結束して全体主義の跋扈を許さない世界を! 2023-1-9 はんぺん 台湾のリーダーを決める総統選挙では、新欧米派と言われる与党=民進党の候補者が、当選したという。この候補者は、中国の全体主義的な脅威に、警告を発し続けてきた。習近平(独裁者)の武力統一路線に対して、(自由と民主主義を守る)と叫んできた。
そのことは、間違ってはいないが、民主主義的選挙が実行されている台湾では、前回選挙にもまして、中国共産党による「介入」が、強められてきたという。
これが、独裁国家の恐ろしいところだが、このような(不都合な真実)には、日本のリベラルたちは、触れようとはしない・・・・
テレビ報道によれば、中国共産党政府は、民進党の強い地盤のある台湾南部の農村のリーダーたち多数を、研修の名目で、対岸の中国大陸に招待したという。
その際、中国共産党のリーダーが、新欧米派の民進党には投票するな・・・と演説している。その(えさ)は、台湾からの輸入を禁止していた農産品を(解禁)するということだった。
従来、この独裁国家は、反日、反韓、反欧米のために その経済力を屈指して、輸入制限などの経済制裁を実施してきた・・・・
過去に実施されたカナダやオーストラリアなどに対する経済制裁は、世界利益のためなどではなく、自国ファーストに徹して、実行している・・・・
アメリカや日本、韓国などに対する経済制裁も、自国利益優先の手段として、実行されてきた。
中国が、共産主義とは名ばかりで、本質は、帝国主義そのものであることを、自ら暴露したものであったが・・・日本リベラルたちは、これらの現実に目を背けて、スルーしてきたのだ。
習近平という独裁者の根本思想は、共産主義ではなく、(中華思想)(中華主義)とでも言うべきものだ。世界の中心に、優秀な民族=漢族の中国人がおり、漢族が、世界の支配者になって、周辺国家を従えるというものだ。
最先端の科学技術を手に入れた彼らは、独裁国家の長所を最大限に活用して、民主主義国家に対する(新冷戦)を仕掛けている。
今回の台湾総統選挙に対する(介入)は、その戦略の一部であるということだろう・・・ 民進党が、かろうじて勝利を得たが、親中派の他の2候補の得票数は、民進党候補者を上回っており、台湾国内への中国全体主義の浸透が、半端でないことが、わかるだろう。 「情報戦」では、全体主義者の着実な(善戦)が、示されたわけだ。
今回の総統選挙を見ていて、僕は、つくづく(自由と民主主義)の大切さと それを守ることの困難性を痛感したモノだ。
台湾では、小国であれど(言いたいことが言える)社会を実現してきた。そのため、(反中派)(親中派)(独立派)などの主張を 皆、堂々と発言して、投票を訴えることができる!!
全体主義=中国では、どうか! 台湾のような意見の自由な発言は、許されない。 反対意見は、(反中央)(反中国)とみなされ、即、弾圧の対象になるのだ。 この現実を日本リベラルたちは、語らない。共産中国に対する 台湾政府の優位性を語らない。
彼らは、独裁中国に対する 民主台湾の優位性を見て見ぬ振りをしてきたのだ!!!!
具体的には、反対意見は、中国共産党当局による監視対象になり、行動制限になり、拘束、逮捕、裁判に・・・ 罪名は、ほとんど明らかにされることは無く、密室裁判で、当局の息のかかった「御用裁判官」によって、(有罪)とされ、収監されてしまう・・・
このような全体主義の(非民主主義)(反人権)に対して、日本のリベラルたちが、見て見ぬふりをしてきたことだ・・・彼らの(罪)は、限りなく大きいと言ってきた。
今や世界は、(民主主義)と(全体主義)による(新冷戦)の真っただ中にある・・・ 世界総体が、中国の全体主義に席巻されるのか? それとも(民主主義)が、それに抗い、民主主義の地歩を拡張するのか? が問われ続けている。
その中で、日本リベラルたちは、何の存在意義も無い無要物に堕してきた。 それどころか、周辺の独裁者たちを狂喜させる言動を繰り返して、人類破滅の方向に、導こうとしてきたのだ・・・・
(自衛隊反対)(非武装中立)(護憲=第9条守れ)(安保反対)(防衛力増強反対)(スパイ防止法反対)(米軍基地反対)・・・どれだけ独裁者たちを狂喜させてきたことだろう・・・・
社民党、新社会党、MDS,アサートのホームページを見るたびに、そのことを強く思う。この中に、昔僕が、学生運動時代に一時期在籍していたDSL(民学同)の流れを汲むMDSやアサートが、細々と蠢いて、情けない醜態を晒し続けているとに、いつも慨嘆してきた。(MDSとは、民主主義的社会主義運動という、DSLの流れをくむ泡沫的社会主義政党の事)
皆さんは、どう思われるか? はんぺん ――――――――――――――――――――――――― 「投票しに台湾に行け」…中国在住台湾人に航空券90%割引 2024-1-9 韓国中央日報日本語版 台湾総統選挙(大統領選挙)と立法院議員選挙(総選挙)が13日に開かれる。2019年香港デモの影響で反中ブームが巻き起こった前回の選挙に比べ、今回は特別な争点のない政党間の勢力競争になっている。
各種世論調査を総合すると、与党民主進歩党(民進党)候補の頼清徳副総統が白中優勢、野党第1党の中国国民党候補の侯友宜新北市長が白中劣勢、院内第3党の台湾民衆党候補の柯文哲元台北市長が劣勢だ。
こうした中で中国が独立・親米系の民進党再執権を防ぐために様々な努力を注いでいる。 ロイター通信、BBC放送などは、中国国籍の航空会社10社は今月中旬まで北京など主要都市から台湾台北行きの航空券を最大90%割引していると報じた。「台湾同胞証明書」を所持している人が対象だ。
香港サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によると、中国には約100万~120万人の台湾人が居住しており、これは台湾全体人口の約5%を占める。ほとんどが親中系の国民党を支持する人々で、中国企業は投票のために彼らに選挙休暇も与えている。台湾は不在者投票制度がなく、すべての投票を台湾で直接行わなければならない。
中国共産党は台湾人が最も崇拝する民間信仰である「媽祖(海の女神)」団体との交流も拡大している。台湾保安文書によると、少なくとも5つ以上の台湾媽祖協会が中国内の媽祖寺院6カ所と接触しており、彼らの管理を中国の統一戦線工作部が受け持っている。
媽祖は漁師と船員を保護する海の女神で、韓国の祖先神と似たような存在だ。台湾には媽祖寺院が1000カ所で、全体人口(2400万人)の60~70%が媽祖を信奉していると知られている。媽祖神話は宋時代、中国福建省の湄州島で始まった。台湾海峡を挟んで台湾と向かい合っているここを中国は媽祖の実家と呼ぶ。 両岸が「一つの血筋」と強調し、台湾の媽祖信徒を引き入れようとする次元だ。毎年30万人以上の台湾信徒が、湄州島の媽寺院を訪れている。
中国は全体有権者の35%に達する20~30代の票を得るためにティックトックで親中世論を集め、戦闘機・軍艦・偵察風船などを利用した武力圧迫も連日続いている。
――――――――――――――――――――――――― 中国政府に逆らうと「無理やり注射され、ゾンビのようにされた」 仕事奪われ強制入院、命からがら「自由の国」日本へ…でも待っていたのは「入管の壁」 2024-1-9 47NEWS 2012年5月の昼ごろ、中国、上海近くの江蘇省・無錫市に住む周暁(しゅう・ぎょう)さん宅がノックされた。ドアを開けると、警察官が3人。 「ちょっと話したいから来てくれ」
周さんは拘束され、車に乗せられた。思い当たる理由はあった。1週間前、政府を批判する行動を取ったためだ。連れて行かれた先は、市内の精神病院。地獄のような強制入院生活の始まりだった…。
中国政府による政治的迫害を理由に、海外に逃亡する中国人たち。香港の民主化を求めて活動し、日本でも有名になった周庭(アグネス・チョウ)さんはカナダに出国したが、中には日本に向かう人もいる。現在、大阪市に暮らす周さんもその1人だ。
「中国には自由がない。日本は自由の国」と期待して来日し、難民申請をしたものの壁にぶち当たった。日本の難民認定率はわずか1%未満。「自由と民主のある場所で暮らしたい」という切なる願いは、認められるのか。(共同通信=武田惇志、福原健三郎)
▽文化大革命を批判、転職させられ…
周暁さんは1986年、無錫市で生まれた。1年後に両親が離婚し、母方の祖父に引き取られて育った。少年時代の将来の夢は政治家で、中華民国を建国した孫文のようになること。
孫文を尊敬するようになったのは、民主主義者だった叔父に感化され、歴史好きでもあったためだ。話が孫文について及ぶと、周さんは「中華民国はアジア最初の自由国です」と誇らしげに語る。
地元の高校を卒業後、2004年にIT技術の専門学校である無錫職業技術学院に入学。学生がスピーチをする授業で、周さんは文化大革命について次のような意見を述べた。
「文革の結果、真実を言う者がいなくなり、国全体が混乱に陥って停滞した」
教員や同級生がその場で批判することはなかったものの、発言内容は外部に漏れた。その結果、政府の公文書に記載されてしまったという。
2007年に専門学校を卒業し、IT系の会社に就職したものの、共産党への批判的な態度が同僚や上司に伝わった。会社を辞めざるを得なくなり、転職を余儀なくされた。同じようなことはその後もあり、転職を繰り返した。
▽爆音で流した天安門事件の映像音声
2012年5月、システムと外部のインターネットをつなぐVPN(仮想専用線)を使った際、YouTubeでイギリスBBC放送による天安門事件のドキュメンタリー映像を見つけ、衝撃を受けた。
「映像で、価値観が全て変わりました。以前は共産党に対し、少し忌避感があった程度でしたが、学生を銃殺するような残忍なことは受け入れられないと感じました。中国政府は六四(天安門事件)自体をなかったことにしているので、事件があったことさえ知らなかったのです」
音声だけでも近隣住民に聞かせたいと、スピーカーを外に向けて爆音で音声を流した。次第に近所の人々が集まって騒ぎ始める。周さんが姿を現すと問い詰められた。
「お前はなんでそんなに共産党に不満があるんだ?」 「どうして共産党を罵るのか」
周さんが「どうして罵ることができないんだ?俺はひとりの市民なんだから、一市民として罵る権利がある」と言い返し、口論に。住民たちは「たぶん面倒なことが起きるぞ」と言い残し、去って行った。
▽強制入院「拒否すれば家族全員を処分」
約1週間後、5月25日の昼ごろだった。ノックに応じてドアを開けると、警察官が3人立っていた。精神病院に連れて行かれた。
病棟では、周さんの家族が医師と入院の手続きをしており、「2カ月入院すれば退院できる」と言われた。従わざるを得ず、そのまま白い壁で覆われた3メートル四方の個室に連れて行かれた。ベッドが一つあるだけの、がらんとした部屋だった。
翌日、見舞いに来た祖父らが周さんに伝えた。「警察から連絡を受けた。強制入院を拒否したら家族全員を処分すると言われた」
精神障害者として扱えば、共産党への批判は真剣に受け止められなくなるし、同時に心身の自由も奪うことができる。周さんは当局の意図をそう推測した。
▽注射され、ゾンビのように無気力に
医師の診察もないまま、「統合失調症」という扱いに。治療薬を飲まそうとする男性看護師は、拒む周さんをベッドに手足を固定して縛り付け、口の中に無理やり薬を押し込んだ。注射もした。反抗すると、顔面を殴られた。
連日、薬を投与され続けた。元気がなくなり、鬱状態になった。 「無理やり注射され、とにかく怖かった。その後は眠れなくなり、ゾンビのように無気力になりました。思考する力を奪われたようでした」
地獄のような強制入院生活は4カ月続いた。
無事に退院したのもつかの間。2015年12月に母親と喧嘩をした際、母親が警察に駆け込んだ。再び強制入院。1度目と同じような仕打ちを受け、翌年3月に退院した。入院費用を家族が払えなくなったためだった。
アパートに戻ったが、再び警察が現れるのでは、とおびえ暮らす日々。次第に学生時代の友人も離れていき、近隣住民からも無視されるようになった。周囲に常に監視されていると意識した。アパートのある住民は、定期的に周さんの近況を住民委員会に報告していたという。そして、その日は突然やってきた。
▽「反逆分子」母にののしられ…
2017年6月4日。警察が突然部屋に押し入り、パソコンのハードディスクを押収していった。6月4日は天安門事件の日。不満分子に対するデモンストレーションとしての家宅捜索かもしれないと感じた。
改めて身の危険を感じた周さんは、かねてから家族に秘密で取得していたパスポートを手に、出国の計画を練り始めた。考え抜いた末、選んだのは隣国の日本。 「日本は自由の国ですから。言論の自由、報道の自由があります。中国にはありません」
2019年4月、貸金業者から金を借り、50センチほどの小さなキャリーバッグに衣服だけを詰め込み、家を出た。上海の空港で止められるのではないかと気が気でなかったが、無事に飛行機に乗り込んだ。
関西空港に到着すると、スマホに母からのメッセージが届いていた。 「おまえは反逆分子だ。永遠に中国に足を踏み入れないで。戻ってくるとしても、もう二度と生きる道や自由なんか得られないよ」
▽日本での支援、急ピッチで難民申請
来日後しばらくは大阪市西成区の安ホテルに滞在した。日本に頼れる人はおらず、次第に手持ちの金がなくなっていく。
そんな時、カトリック大阪高松大司教区の社会活動センター「シナピス」(大阪市中央区)の存在を知った。訪日外国人を支援しているという。さっそく行って相談してみた。
対面したシナピスの松浦・デ・ビスカルド篤子さんはその時のことをこう振り返る。 「周さんは何も口にしていなかったようで、ひどい空腹状態でした。それに精神的にも不安定な様子でした」
松浦さんは、周さんから来日に至る経緯を聞き取り、強制入院や家宅捜索に関する書類を確認した上で、難民認定されうる事案と判断した。弁護士や通訳者らと数人で専属チームを組み、急ピッチで申請書類を作って2019年4月、大阪出入国在留管理センター(大阪市住之江区)に難民申請した。
▽開かれなかった「審尋」
しかし、申請は2020年12月に退けられた。松浦さんは「想定していた」と語る。 「むしろ不認定後、こちらの異議申し立てによって開かれる手続きである『審尋』で、詳しい審理をしてもらうことを期待していました」
審尋には外部有識者である難民審査参与員が対面で参加する。入管側の職員だけで構成する最初の難民審査より、公平で中立な手続きになることが期待できるという。しかし、その期待はもろくも崩れ去った。
約2年後の2023年1月、大阪入管からの報告は「法務大臣が異議申し立てを棄却した」。提出した親戚の聴取記録と周さんの証言に矛盾があり「信ぴょう性を認めることができない」などというのが理由だった。
この間、難民審査参与員らが調べたのは提出書類だけだった。松浦さんたちが期待していた対面での審尋は一度も開かれなかった。
▽「ゲームオーバー」 ここからの入管の行動は早い。周さんに対し、ビザ期限である1カ月後の2月までの出国を求めてきた。周さんは思わずつぶやいた。「ゲームオーバー」
まずは強制送還を避けなければならない。松浦さんはすぐにビザの変更手続きに取りかかった。
周さんにはパソコンに関する技術がある。専門知識だ。2023年3月、シナピスが技術職員として雇用することを前提に「技術・人文知識・国際業務(技人国)ビザ」を申請。無事に取得でき、滞在期間を延長できた。
周さんはシナピスの支援で大阪市内にアパートの部屋を借り、日本で一人暮らしを始めた。「技人国ビザ」取得後はシナピスに通い、定期的にパソコン修理の仕事を請け負うことで糊口をしのいだ。「周さんの仕事は早い」とシナピス職員からも好評だ。10月末に退職し、現在は留学生らを受け入れている派遣会社に就職。日本語も学んでいる。
だが、心配は尽きない。ビザの期限は1年で、2024年3月の期限切れが迫っている。どうするべきか、方針は定まらないままだ。
周さんは当初から日本の難民認定の厳しさを知っていたという。諦めたくない気持ちも強い。「自由と民主の国に暮らしたい」と何度も口にした。
「もし難民になれたら?」。記者が問うと、周さんはゆっくりと日本語で答えた。「日本の料理が好きです。勉強して、レストランを経営したいです」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.01.17 13:48:44
コメント(0) | コメントを書く
[中国] カテゴリの最新記事
|
|