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2024.09.12
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カテゴリ:中国

中国共産党の強力な暴力装置は、歴史上、例のない緻密さ、スケールで民衆の上に立ちはだかる・・・中国崩壊は(妄想)?   2024-9-12   はんぺん

中国全体主義の経済の行き詰まりについては、以前から指摘され続けてきた。

しかし、誤解してはならない・・・中国や北朝鮮の全体主義は、あの旧ソ連のような(崩壊)をすることは考えにくい・・・という事だ。

全体主義の抑圧対象は、常に独裁者の対極にある民衆だ。

ツケを払わされ続けるのは、いつも民衆なのだ・・・

 

そして(民衆の怒り)は、常に最大の監視対象であり、出る杭(抗議・反抗)は、次々と闇の中に葬られていく運命にある・・・

レーニンは「国家と革命」で、帝国主義は、常備軍、警察、監獄等の暴力装置で、民衆を抑圧(弾圧)する・・・としているが、今や、この暴力装置を縦横無尽に使いまくっているのが、中国共産党自身なのだ・・・

 

ということは、20世紀からの帝国主義的独裁国家も、その後に成立したソ連・東欧・中国・北朝鮮・キューバ・ベトナムなどの社会主義国家群も、本質は同じ・・・という事だ・・・・違うだろうか?

 

社会主義の本質は、その理想とはウラハラに、全体主義(独裁体制)である。それは、膨大な民衆虐殺の歴史を結果した。

社会主義の現実を知らされてこなかった多くの若者たちが、(大義)のために、貴重な命を落としてしまったのだ・・・

 

 20世紀に、社会主義がこの地上に現れてから、ゆうに1億人以上の民衆が、(大義)のために、殺されている。「共産主義黒書」(1997年フランス)

毎日の新聞を見ていると、21世紀の暗い未来を暗示しているような気がするのは、僕だけだろうか??

 

皆さんは、どう思われるか?   はんぺん

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中国経済の〝ゾンビ状態〟さらに悪化 若者の失業率40%超、住宅ローンの債務残高960兆円 地方のショッピングモールでは売り子があくび(心肺停止の中国)  2022-8-4  ZAKZAK

「心肺停止」が、中国経済の現状診断である。経済の心臓部はカネの循環、血液にあたる。

公務員の給与減額、遅配が顕著となった。地方公務員、教員の給与削減、ボーナスなしとなり、教職員が学校前で抗議集会を開いている。日本では、ほとんど報道されていない。

 

地方銀行では取りつけ騒ぎ、河南省ではやくざと組んだ不正融資で8000億円が闇に消え、農民、庶民の銀行口座が凍結された。内モンゴル自治区や吉林省では、銀行の国有化という救済措置が取られた。

 

コロナ禍によって、人の流れがとまった。恒大、碧桂園、世茂集団など、有名なデベロッパー(不動産開発会社)が、デフォルトの連鎖に陥った。建設現場でクレーンが止まり、労働者が消え、完成のめどがたたないまま風雨にさらされた。

 

これは2019年からの中国各地の現象である。足で歩かないジャーナリストたちが公表データだけを頼りに、「中国各地のマンションは値上がりが続いている」と虚報を流していた。

 大手デベロッパーが軒並み倒産すると、下請けや孫請けには自殺も出る。若者の失業率は、実際には40%を超えているという

 

住宅ローンの債務残高は960兆円。当局は外債、米企業債、株式などの売却に転じた。ローンの支払いボイコットにより、中央銀行の損失は47兆円強(ブルームバーグ、8月1日)。

 

中国のGDP(国内総生産)の30%を支える不動産ビジネスが壊滅状態となると、規制されていた「融資平台」(=地方政府傘下の投資・事業会社が発行する債券)が復活した。

 

社会融資規模は6800兆円。新幹線累積赤字はすでに120兆円。それでも強気で新幹線を2035年に7万キロ達成だと呼号している。新たに73兆円が必要だ。財源をどうするかという議論は真剣になされず、経済政策をつかさどるのは国務院だが、李克強首相ら共青団幹部は冷笑しながら習近平国家主席の失敗をじっと待っている。

 

消費者が敏感なのは、ショッピングモールの落日だ。全土に8000近い巨大ショッピングモールのテナントが3割以上埋まっていない。テナントの空きが20%を超えると、そのモールは経営が成り立たない。

人口の少ない地方都市にも、大都市並みの豪華ショッピングモールができて、客がほとんどいない。売り子があくびしている風景が中国全土に展開されている。

「心肺停止」の次は?

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宮崎正弘(みやざき・まさひろ) 評論家、ジャーナリスト。1946年、金沢市生まれ。早大中退。「日本学生新聞」編集長、貿易会社社長を経て、論壇へ。国際政治、経済の舞台裏を独自の情報で解析する評論やルポルタージュに定評があり、同時に中国ウォッチャーの第一人者として健筆を振るう。著書に『歩いてみて解けた「古事記」の謎』(育鵬社)、『日本の保守』(ビジネス社)、『歪められた日本史』(宝島社新書)など多数。






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最終更新日  2024.09.17 03:18:17
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