カテゴリ:差別問題
短期間で消えることはない「差別思想」。日本共産党は、間違った方針で、墓穴を掘ってしまい・・・そのツケは、大きかった 2024-9-27 はんぺん 僕が、部落問題に真剣に関心を持ち始めたのは、大学に入ってからだ。たまたま・・・本当に、たまたま 学生運動絡みで、わが大学の(部落問題研究会)から、オルグ(勧誘)された・・・それが、僕の運命にも大きな影響を与える事になっていった。 その(部落問題研究会)は、大阪府下でも、部落問題への関りが突出していたことは、後で、だんだんと分かってきた・・・が、その研究会は、たまたま民学同(民主主義学生同盟)のメンバーが、主導権を握っていて、僕は、その囲い込みに合ったわけだ。
島崎藤村の「破戒」を読んだのは、いつごろだったのか(中学生?高校生?)思い出せないが、部落研に入会するまでには、読了していた。それでも、理解は不十分で、部落研では、相当に、知らなかったことを教えてもらった。
多くの結婚差別事件、就職差別事件などを具体的に知り、認識を深めていったが・・・ちょうど、1969年の3月に大阪の矢田で、(矢田教育差別事件)が起こり、目の前の(差別事件)に、驚いたモノだった。
事件は、1969年の、大阪市教職員組合の役員選挙に立候補した(日本共産党系の)教師が、労働条件の改善と同和教育の推進を対立させるような主張(選挙公約)をしたため、部落解放同盟は差別事件として糾弾したモノだった。 日本共産党総体の(差別)への関りが、大きく問われる事件で、日頃から自分たちは(一貫して正しい)という(無謬性)神話の崩壊を象徴的に示したという意味では、画期的なものだったと思う。
背景には、日本共産党と部落解放同盟の対立があり、(部落差別は、社会の中で、次第になくなりつつあるので、騒ぎ立てるな)という、日本共産党の一方的な独断があった。 しかし、現実には、そのころも 僕たちのまわりで(今でもだが)「差別事件」は多発していたので、(差別は無くなりつつある・・・)という主張は、明らかな間違いであった。 その結果、・・・部落解放運動における日本共産党の影響力が、その後、どんどん凋落していく・・・政党の方針の過ちにより、どんな結果を招いたか・・・を、日本共産党は、いまだに(反省)していないように見える!
皆さんは、どう思われるか? はんぺん ―――――――――――――――――――――――― 被差別部落情報サイト運営側に記事の削除命じる決定 大阪地裁 2024年5月7日 NHK 被差別部落の情報をまとめたウェブサイトに、自宅が写り込んだ写真などを投稿されたとして、大阪の70代の男性が削除を求めた仮処分の申し立てについて、大阪地方裁判所は「差別を助長するものだ」などとして、サイトの運営側に削除を命じる決定を出しました。
大阪府に住む70代の男性は、川崎市にある出版社が運営する、被差別部落の情報をまとめたウェブサイトに、自宅が写り込んだ写真や「同和事業で整備された」などと書かれた記事を投稿され「差別されない権利」を侵害されたとして、去年11月、大阪地方裁判所に記事の削除を求める仮処分を申し立てました。
これについて大阪地方裁判所の井上直哉裁判長は、7日までに決定を出し「その地域の居住者というだけで否定的な評価をするという誤った認識が、根強く残っていることなどを鑑みると、投稿された記事は差別を助長するものだ」と指摘しました。
そのうえで「地域の秩序や治安に問題があるように示しており、差別されるおそれがなく平穏な生活を送る利益を侵害するものだ」などとして、男性の申し立てを認め、サイトの運営側に記事の削除を命じました。
申し立てをした男性は、7日記者会見し「裁判所には踏み込んだ判断をしていただいた。私たちには苦しみがあり、サイトに載せているだけでも差別につながることを受け止めてほしい」と話していました。
一方、サイトを運営する出版社はホームページ上で「仮処分の命令は履行しました。記事の削除などを命じられたもので、当該地域を再び訪れることは禁止されていません」などとコメントしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.04 13:46:40
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