テーマ:福祉医療関係(1061)
カテゴリ:ヘルパー日記
まず嬉しいことは、あのわがままジイサマが、今まで排泄介助が必要だったのが、自分でポータブルトイレでできるようになったのです。 今まで寝たきりで、ベッドから起きあがることができなかった ( イヤ、起きあがろうとしなかったのよね ) のに、先日訪問すると、一人で伝い歩きで移動しているのです。 思わず 「 Pさんすごいですね! 一人で移動できているじゃないですか。」 と、感嘆の声をあげるわたし。 その後清拭をしながら、「 Pさん、長いことお外に出ていないんですよね。 たまには外の景色も見たいですよね。 」 って言うと、 「 そりゃそうや。 」 と、同調。 最近はあまり反発せずに素直に返事をしてくれるのだ。 聞くと歩行器も近々くるとも話してくれた。 『 オォ~~ 本気なんだ! 』 「 じゃあ少しづつ歩く練習をしましょうね。 」 「 ふむ。 」 なんだ?? えらく素直じゃないか。 でも自分から行動を起こすのは、簡単そうで、実はとても難しいことなのだ。 まして今まで寝たきりだった人は、よほどの決意がいると思う。 それが数歩の移動でもね。 なのですごく嬉しいかったのですよ。 ただ、これが家族さんになるとまた違うってことが、今回わかったのだ。 奥さんがボソッと 「 歩行器が来るのは良いけれど、留守のときに勝手に使われてこけないかが心配なのよね。」 そうなんだ。 Pさんは、人の意見を聞く人じゃあないから、一人のときに歩行器を使う可能性は多いにあるのだ。 単純に良かった、良かったじゃあないのよね。 でも、また自分の足で歩こうって気になってくれたのは、やっぱり嬉しいことです。 その気力が落ちないように支えるのもヘルパーの仕事だと思うのです。 ちなみに一人気がかりなヘルパーさんの曜日の訪問がなくなりました。 キャンセルだそうです。。。
嬉しくないことは・・ もう1件の生活援助が、身体に変わりそうなのです。 かなりの重篤な方で、家族さんしか身体介護をしていなかったのが、これから私にも徐々に分担になるそうな。。。 家族さん曰く。 いや、聞いてないし~。 前の人がキャンセルになって急遽はいってと言われて訪問するようになったけど、身体は聞いてないよ~~~。 抱えているところが普通の身体介護じゃないところばかりで、正直これ以上の身体介護はきついのです。 精神的にも肉体的に。 仕事も気がはるところばかりじゃあ身が持たない~~~。 しばらくブログを書く元気はないかと思っていましたが、ちょっと嬉しかったので。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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