テーマ:福祉医療関係(1061)
カテゴリ:ヘルパー日記
お仕事にディサービスの送りだしがある。 着替えの介助と持ち物チェック、それが終わるとお外で色んなお話をする。 認知症があるので、その日によって気分の上げ下げがある。 話す内容も集中して聞かないと理解しづらいのだが、でもこのAさんと話しているとなんだかほっこりするのだ。 ゆったりと、とりとめのないお話をしているとディサービスの車が到着。 一人だけで行くときもあれば、数名が乗り合わせて行くこともある。 数名が乗り合わせていく時は、ドアが開いた瞬間、先に乗っているおばあさんたちそれぞれが 「 おはよう 」 と満面の笑顔で挨拶をしてくれる。 私も笑顔で 「 おはようございます。 」 と言う。 で、 「 行ってらっしゃい。」 と手を振ると、全員が手を振ってくれるのだ。 なんだかメチャクチャ嬉しい気持ちになる。 名残惜しい気持ちで、車が見えなくなるまで見送る。 みんなそれぞれ色んな事情を抱えているだろうし、認知症の人もいるだろう。 ディサービスではわがまま三昧の人もいるかもしれない。 でもあの笑顔に勝るものはないと思う。 やっぱり笑顔は良い。 おはようやありがとうの当たり前の挨拶も良い。 このお仕事の後は、週末の疲れ切っているはずの身体が軽くなるのだ。 この笑顔があるから仕事を続けていられるのかもしれない。 Aさんの認知症がゆっくりと進んでくれることを願う。 いつまでもお外で、風を感じながらお話をしたいと思うのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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