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2007.07.29
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カテゴリ:ヘルパー日記

ここ何年も経験をしたことのないような緊張感に、今日もクタクタです。

介護技術講習会を終えて思ったことは、やはり働く環境で、身体介護の技量の差にかなり開きがあることです。 

当然その人の資質もあるでしょうが、ディサービスや、ディケアで働いている人は苦戦していたようです。 また施設や病院の介護職の人は、認知症がかなり進んでいる人や、寝たきり状態の人が多いので、車椅子への移乗や、杖をついての移動介助よりも、オムツ交換や、体位交換がほとんどとのことで、やはり苦戦していたようです。 ( これはたまたまその人たちがそうだったのかもしれませんが。 )

今回、研修で重点的に教えられたのが、片麻痺の人の立ち上がりと移乗でした。 そして声かけと、説明と同意です。

ただ施設で働く人たちは、口々に、「 一人一人にそんなに時間をかけられない。」 と、言っていました。 人的にも時間的にも、流れ作業になるしかないとのことです。 ただ、その中でも、それぞれ利用者さんや患者さんに、できるだけ誠意を持って接しようとしている気持ちがあるだけに、色んなジレンマはあるようです。

講習に来ている人たちは、それこそ年齢も20代から50代とマチマチでした。 みな国家試験を受けようとしている人たちだから、やる気もあります。 ただ、10年後に、果たしてこの中の何人が、介護の世界に身をおいているのだろうかと思います。

低賃金、人材不足、きつい労働条件。 昨年の4月の改正で、私と同じく時給が下がった人もいました。 やる気があっても現実とのギャップや、人間関係の問題で去っていく人も多いでしょうね。 

 

講習に関しては、お金で資格を買うのかの意見もあるようですが、私は、国が決めたそういう制度があるのだから、その人の考えで受けても受けなくても良いと思います。 私は年齢的にも、次の目標のためにも、なんとしても来年合格をしないといけないので受けましたが。。。

受けてみての感想は、実際のところ微妙です。 

実技だけに関しては、6万円以上も払って受ける意味はあまりなかった気はします。 確かに自分が知らなかったコツは教えてもらいましたが、あくまでも最終の試験に向けての演習で、現場でどれだけ役立つかは疑問です。  一番の成果は 『 安全・安楽・自立支援 』 の気づきには役立ったことでしょうか。。。

ただ、最終の試験までの異常な緊張感を考えると、普段できている人でも、いざ国家試験で5分でやれといわれても厳しいかなって思います。

ホント、いざとなると腹が座るタイプの私でも、試験中は、だんだん声が震えてきたもの。 自分があがり症と思う人は講習を受けた方がいいかもしれないですね。 講習でも数名不合格になったようです。 補習はあるそうですが、どうなったのか気になります。 

 

なにはともあれ、これで長かった講習も終わりました。 思っていたよりもハードできつかった講習でしたが、なんとか一つクリアできました。 後は筆記試験に向けて勉強あるのみです。 来年の合格に向けて頑張るぞ!    






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Last updated  2007.07.29 10:46:56
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