楽しい人生にしようよ♪

新人さんが四苦八苦している。　ｲﾔ周りが四苦八苦か。。。

難ｹｰｽの利用者さん宅に入ってきたのだけど、利用者さん曰く　「　わたしﾉｲﾛｰｾﾞになりそう。」　

異常にもの覚えが悪いらしく、同じことを何回も説明しているそうだ。　同行した常勤の人も　「　何回も教えているのに、まるで今始めて聞いたみたいな反応なのよね。　こんな人初めて・・・　」

返事だけは　「　ハイ！　ハイ！　」　とﾒﾁｬﾑﾁｬ良いらしい。　だから分っているのかと思って見ていると、全然説明したことと違うやり方をするらしい。

「　私もなんて教えていったら良いのか分からない・・・。　悩むわ・・・　」

つわものの利用者さんと常勤さんを悩ませている。

もの覚えの悪さに加えて、全体的にかなり雑なんだそうだ。　そして絶対に謝らない。　

常勤の人も　「　何回も説明して、それは前にも教えたよ！　って言えば、普通はあっそうですね、すみません。　って言うと思うのだけど、へヘって笑っておしまいなのよね。　ﾊｧ~　疲れる。」

だからと言って性格が悪いわけでもないようだ。　必死さもあるらしい。　その必死さも空回りしているようだが。。。

この人他事業所で数年ﾍﾙﾊﾟｰをしてきて、身体介護も何件も抱えていたそうだ。　なので事務所も期待して、今まで何人もｷﾞﾞﾌﾞｱｯﾌﾟしてきた難ｹｰｽのこのお宅に入れたのだろうが。。。

期待されて入ったのだが、今では利用者さんは、新人ﾍﾙﾊﾟｰからｷﾞﾌﾞｱｯﾌﾟすることを待っている。　今までにも何人ものﾍﾙﾊﾟｰがｷﾞﾌﾞｱｯﾌﾟして勤まっていないことを判って入るから、自分から事務所に辞めさせて欲しいとは言えないと愚痴る。

でもこの新人さん、なかなか根性があるようで、自分からｷﾞﾌﾞｱｯﾌﾟとは言いそうにない。

そしてそのとばっちりが私に来ているから困ったもんだ。

訪問する時は利用者さん、てぐすね引いて待っている。　新人さんの愚痴を吐き出そうと待ち構えている。　

私もしばらくじっと我慢の子で聞いているが、返事のしようがない。　私は彼女と一緒に入った事がないから、誇張するくせがある利用者さんの言うことを鵜呑みにできないし、迂闊に同調しすぎても　『　ホラ！　やっぱりあの新人さんはできないﾍﾙﾊﾟｰなのよ。』　と思わしてしまう。　

やんわりと　「　彼女もまだ慣れていないから、きっと余裕がないのだと思いますよ。　もう少し時間をあげてもらえないでしょうか。」　と、言いつつ、「　それはちょっと困った対応ですよね。」　と、押して引いての会話を永遠と続けるのだ。　それも用事をしながら・・・　泣

この新人さんが書き損じた記録紙を書きなおし、利用者さんには　「　迷惑をかけて申しわけありません。　」　と謝り、できるかぎりのﾌｫﾛｰをしているのだが、新人さんはそんなこと知らないだろうな～。　^^;

常勤さんや利用者さんが言うには、　「　彼女は自分が他事業所で身体介護をしてきたﾌﾟﾗｲﾄﾞがあるみたい。　だからそこまで説明されなくても自分のやり方でやるって思っている気がするのよね。　それにｹｱﾌﾟﾗﾝのこともここはおかしいみたいなことを言ってくるのよね。　」　

　　　　　　　　本当にそんな人なのかな？？？

私は顔だけ見知っている彼女のことを空想するしかない。　

まっ、自信かﾌﾟﾗｲﾄﾞかは知らないが、まずやるべき手順を覚えよう！　それからﾌﾟﾗﾝについてどうこう言おう！　

介護に入った利用者さんを疲れさせることはやめよう！

代行がきかないお宅だから、なんとか新しいﾍﾙﾊﾟｰさんに入ってもらわないことには、私お休みがもらえないのだ。　それに私いつまで続けているか分からないのよ。

もえっちさん辞めます。　じゃあ今日から違うﾍﾙﾊﾟｰで！　ってわけにはいかないお宅だからね。　なんせ細かい手順に、機械も使う介護だから一般的な身体介護とは違うのだわ。

そんな思いもあるのだが、このままだと彼女も消えていくことになるんだろうな～。　ﾌｪ~~ﾝ