テーマ:福祉医療関係(1061)
カテゴリ:ヘルパー日記
新規の利用者さん宅にサ責と行ってきた。 う~ん、初めてのタイプだ。 仕事以外でも初めてのタイプかもしれない。 ヘルパーになって5年目になり、周りからはベテラン扱いもされるようになって来たが、今回は少々戸惑い気味のわたし。 余命3月の宣告を受けているそうだ。 でもまだすごく若いのだ。 料理は自分でしている。 ハキハキと話す。 そのハキハキが半端じゃない。
私は買い物だけの援助と聞いていたのだが、話をしているうちに自分で入れなくなったら入浴介助もしてほしい、車椅子で出かけたい・・・と、身体介護がバンバン出てくる。 わたし、生活援助で聞いていたのだけど。。。 それに1時間のはずが急遽1時間半に変更。 なんじゃそりゃ~。 サ責は 「 全てに対応できる人に来てもらっているから大丈夫です!」 ひぇ~~~ わたし聞いてませんが。 そりゃあご要望とあればさせていただきますが、本来入浴介助にしても、サ責が動きを把握してヘルパーに繋ぐのが筋道なのに、丸投げなのね。 今日の同行も、ケアマネが、もえっちさんなら1人で大丈夫だから途中で帰ってきたら・・・と言っていたらしい。 まっもうそんなことはどうでも良いのだが、この利用者さんがなんとも個性が強い人なのだ。 はっきりしている。 自分の余命や病気のことも淡々と話す。 あれしてこれしてと物事をはっきり言う。 指示出しが早すぎて読み取れない。 それに人に対しても好き嫌いがはっきりしているようだ。 性格プラス余命間もない状況が、複雑な人間形成になっているようだ。 残り時間がないから全てにあせっているようだ。 あれもしたい、これもしたい。 天気が良いから急に車椅子で出かけたいと言う。 車椅子での外出は始めてだそうだ。 矢継ぎ早に話をしながらも、私のことを観察しているようだ。 わたしは割りにその人の性格や感情を読み取ることが得意なのだけど、この人は分からない。 心が見えないのだ。 これから急激に状態が悪化することもあるだろう。 今でもかなりの出血があるそうだ。 常に急変の対応も考えておかないといけない。 家族もいないし、わたししかいないのだ。 余命短い人の自宅で接する最後の人間になるかもしれない。 心しないといけない。 しばらくは悩みながらの対応になる気がするな。。。 でも事務所はアテにできないんだよな~。 自分で試行錯誤してやるしかないのだわ。^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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