テーマ:福祉医療関係(1061)
カテゴリ:ヘルパー日記
最近介護 ( 利用者さん? ) に対する気持ちが変わってきた。 仕事だから・・・って思いが強くなってきた。 前は利用者さん個人に対する思い入れが強く、情に振り回されていた。 今は仕事だからしていると割り切れるようになった。 誤解されると困るが、利用者さんには前と変わらず情はある。 割り切れると言うのは、プロとしてベストなケアをしたいということだ。
友だちのサ責によく言われていた。 「 情に振り回されたらあかん。 」 って。。。 そうなのだ。 前の私は利用者さんのためにってことで、しゃにむに頑張っていた。 延長もいとわなかった。 でもそうじゃないんだよね。 きっとあの頃の私は技術も介護力もなかったのだと思う。 気持ちだけで頑張っていた。 してあげたいって思いが強いから、自分を追い込んでしまっていた気がする。 今は・・・ そこそこ介護力もついてきたと思う。 経験が力になってきた気がする。 それは余裕とも言えるのかもしれない。 だから仕事だと言えるのかもしれない。
人が人を介護するって言うことは、される側とする側に立つことだ。 情に振り回されると、ここまでしてあげた・・・って自己満足に陥るかもしれない。 介護の社会は自分を向上させる手段が極端に少ない。 果たして今の介護のやり方がベストかどうかの判断材料もない。 昔覚えたやり方を正しいと信じて、自分の腰を痛めながらボディメカニクスが何たるかも知らない人もいる。 身体をこ酷使してしまっている。。。
今は褥そうの処置で、訪看さんとのやり取りも勉強になっている。 まだまだ経験していないことが多い。 熱意や情だけでは良い介護はできないってことが、最近分かってきた気がする。 ただ残念なのは、自分が得た知識を他の介護者に共有できないし、また得る機会もないことなのだ。 訪問介護の場合は接点がないのだ。 もっと刺激を与えてもらえたり、自分では気がつかなかったやり方を教えてくれる人たちと出会いたいと思うのだが、現実は孤軍奮闘なのだ。
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