テーマ:福祉医療関係(1061)
カテゴリ:ヘルパー日記
とうとう時給が減収になった。 事務所の業績がよくないそうだ。 改正からこっち、時間短縮に、援助内容の変更、介護報酬の減額等、モロモロの影響がボディブローのようにきいてきているようだ。 身体介護が生活援助だけになる。 生活援助だけだと1時間半しか訪問できない。 何を基準に判断されているのかまったく持って分からない。 今まで当然のように身体介護を受けれた人が、いきなり生活援助だけになるって・・・ じゃあ今までの判定が間違っていたってことになるのだろうか・・・ それって誰が決めているのだろう。 その人はなんら変わりはないのに、援助内容だけがコロコロと変わる。 確かに、このレベルでこの介助は必要ないだろうって人もいたけれど、改正で一番被害を被っているのは、確実に援助が必要としている人としか思えない。 どう考えても、お金のやりくりに四苦八苦しだした国の無謀なやり口にしか思えない。 介護保険が始まって、老後に不安はありません! みたいなことを謳っていたのが、今となっては申しわけありません、実は 『 絵に描いた餅でした 』 ってことかい。 アホちゃうか! 介護保険が始まって何年だ~? もうお手上げなのね。
点数がが足りないからと、ヘルパーの好意で二人分の食事を作ることもある。 建前は1人分を多い目に作ることにして。 どちらも介護は必要な人だ。 訪問もしていないのに請求したり、元気な人に身体介護をバンバン入れて請求するアホな事業所もあるようだが(なんでこんな人に認定が下りるのかが不思議だが)、ほとんどは地道に真面目にしているのにね。 そしてうちも真面目に誠実に介護をしている事業所なのに、減額だ。 これじゃあヘルパーは辞めていくよ。 時間短縮ってことは、時給が減ることなのだ。 なのにその時給すら減額になったら、やってられないわよ。 同僚の子から泣きのメールが来た。 「頑張って仕事をしているのに、減額なんて・・・。 なんだか気力がなくなりました。」 ってね。 当然だわ。 同じ身の私、励ましようもないけれど、「 ○○さんが頑張って仕事をしているのはよく分かっているよ。 私は○○さんが仕事ができる人だと思っているよ。 今はとりあえずスキルアップを目指していこうよね。」 としか言えなかった。 本当にできる人なのだ。 こんな人の気力を奪ってどうするのだ。 スキルアップを目指した先に明るい未来が待っているとは思えないが、今は少しでも良くなることを信じて自分を磨くしかない。 だが今のままの無策、愚策のうえに、締め付けなかりじゃ崩壊するしかない。 うちのような真面目に頑張っている事業者がつぶれるような事があれば、残るは利用者さん泣かせの、要領よくやっている事業所しか残らないんじゃないのと思ってしまう。
↑とは関係ないが、先日仕事帰りに買い物をしていたら、ヘルパージャージを着たおばちゃん、スーパーで右往左往している。 どうやら生活援助で買い物に来ているらしい。 店員に何回も買いたい物が置いてある場所を聞いている。 まさにスーパーの中を右に左にあっちへウロウロ、こっちへウロウロ。。。^^; レジに並んでいたら、隣におばちゃんが来たが、利用者さんが書いたメモを見て急にまた走りだした。 戻ってきた手には出し巻きが・・・。 チラッと見るとメモには、達筆でかなりの品物が書いてある。 こりゃ読みにくいわな~。 だが、おばちゃん、それだけの品数が書いてあるなら、ペンでカートに入れた物をチェックしていかないと買い忘れしちゃうよ。 だからレジまで来て脱兎のごとく走る事になるんだよ。 利用者さんは思いつくままアトランダムに書き連ねるから、買い物に行く前に、自分で野菜、肉、果物などと分類しておかないと走り回ることになる。 おばちゃん、無駄に時間を費やしてしまったのね~。
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