カテゴリ:ヘルパー日記
仕事ネタが続く。。。 これってフラストレーションがたまっているからだろうか・・・
昨日 『ガイアの夜明け』 を観た。 介護特集だった。 男性が奥さんの介護の為に退職したが、先行きのお金に不安を覚えヘルパーの資格をとることにしたのだが、留守にする間の奥さんの介護の為にと訪問ヘルパーやディサービスを使ったら、実費で6万円強の請求が来た。 介護保険代と合わせると一月で11万円にもなる。 大きく介護保険の上限を超えたサービス。 わたしの勘違いかもしれないが、事前にそこまでかかるとの説明があった様子ではないようだ。 これってなんだかね。。。 わたしはケアマネでもないので、説明責任云々はよく分からないが、なんとも腑に落ちない。 いくら必要なケアだとしても、そこまでお金がかかると知っていたなら、果たしてそれだけのケアを受けたかどうか・・・
担当のお宅の家族さんでも、ケアの内容や訪問時間を把握されていない人って多い。 退院後、いきなり多数のヘルパーや訪問看護、往診の先生がやってくるようになり、その訪問時間や来る曜日も分からずに右往左往していることってよくある。 介護プラスそれで疲れていく家族さん。。。 一時期他人が大勢来ることに疲れ切っていた奥さんに 「今はバタバタして色んな人が来ますが、そのうち落ち着くと思いますからね。 しばらくはしんどいと思いますが無理しないようにしてくださいね。」 と言った。 それほどに疲れていた。 やっとペースに馴れてきたと思ったら、利用者さんの状態でまた変更になるプラン。 「今日は訪看さんが来る日ですよね?」 って聞くと 「それが今日じゃなくなったみたいなのよ。 違う日に変わったみたい。。。」 で、いつに曜日変更になったのかを尋ねると 「????」 たぶんケアマネはその都度確認を取って変更しているはずだと思うが、お年寄りはササッと話されると理解できていないことが多い。 その時は分かったつもりでも、後になると 「なんか変わるって言ってたよね??」 も多い。 私も他のケアの入り方が分からないと困るし、だいいち利用者さんたちが一番迷惑だ。 なのでサ責に、訪問表みたいなのを作って利用者さんに渡しておいてくれたら助かると頼む。 そのお宅などは、本来は毎日数回入りのケアなのだから最初に渡しておくべきだろう。 一応そういうシステムはあるようだが、それを使うのは人だから、人が作らないことには意味がない。
これってサ責もケアマネも忙しすぎるせいだろうか。。。 それもあると思う。 でもちょっとした気遣いで、家族さんのストレスはもっと軽減できる気がするのだが・・・。
ちなみに訪問表を頼んだサ責は、前に個人的に飲みに行ったことがある人だ。 仕事っぷりは正直?? だが、悪い人じゃない。 訪問介護は1人でする仕事だが、だからと言って1人で廻せる仕事じゃない。 横のつながりも大事だ。 人に嫌われて得することはない。 だからと言っておべっかを使ってまで気に入られようとする、そんな姑息なことは私にはできない。 でも所詮人は1人では何も出来ないのだから、人に合わせることも必要だし、自分を押さえる事も大事だと思う。 それがこの歳でやっと少しはできるようになった気がする。 いくら正論でも、それを振りかざしてばかりの人間は相手にされなくなる。 色んな経験をしてそれが分かったのだから、歳をとるのもまんざら悪いことではないように思う。
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Last updated
2008.10.08 11:41:30
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