ジョインベスト証券始動ですか!
本日、野村HDがネット証券打倒の切り札として立ち上げたネット証券会社であるジョインベント証券が手数料体系等の概要を公表しました。本日、プレスリリースで発表した内容を要約すると以下のとおりです。1.ウェブサイトは5月14日(日)オープンで、イメージキャラクターはPUFFYを起用。(うーん、PUFFYじゃ、いまいち旬のタレントではないですし、証券というイメージが沸いてこないような気が・・・。。) 2.注文受付は5月28日(日)から開始となり、2007年3月末までに口座数50万口座獲得を目指す。(1年足らずで楽天証券の口座数に相当する口座獲得とはエラく強気の目標設定のようだけど、まあ、天下の野村ですからある程度採算度外視でキャンペーンを仕掛けていけば、決して不可能ではないかも・・・。。)3.ウェブサイトのコンセプトは「EASY」「FRIENDLY」「JOYFUL」「POWERFUL]広告イメージのコンセプトは「株にジョイン!」、投資経験がない方から投資エキスパートまで、“「投資」(invest)に「参加する」(join) ことの「楽しさ」(joy)を「やさしく」伝える”という同社のミッションを表現。 そのコンセプトを体現するキャラクターとして、前述のとおり、人気女性デュオPUFFYを起用しているがその理由としては、気負うことなく、自ら価値観、感覚で日常生活を楽しんでいる等身大の2人を通して、「株にジョイン!」することによる新しい可能性を実現。 (なるほどねー。でもどうもパフィーと株が結びつかないんだけど・・・。。)4.ちなみに手数料体系は、以下のとおりです。現物取引 1注文の約定代金 手数料(税込) 基本手数料 キャンペーン手数料9/30まで そのつどプラン ~10万円 200円 150円 ※8/31までは 100円 ~20万円 250円 200円 ※8/31までは 100円 ~50万円 450円 400円 ~100万円 800円 750円 ~150万円 950円 900円 ~3,000万円 1,500円 1,400円 以降500万円増すごと +500円 +500円 ※ 「ワンコイン・キャンペーン」:1注文の約定代金20万円までの手数料は100円となります。(8/31まで) 1日の約定代金合計 手数料(税込) 基本手数料 キャンペーン手数料9/30まで まとめてプラン ~20万円 250円 200円 ~50万円 500円 450円 ~100万円 900円 800円 以降100万円増すごと +420円 +420円 制度信用取引 1注文の約定代金 手数料(税込) 基本手数料 キャンペーン手数料9/30まで そのつどプラン ~20万円 150円 100円 ~50万円 200円 150円 50万円超 400円 300円 1日の約定代金合計 手数料(税込) 基本手数料 キャンペーン手数料9/30まで まとめてプラン ~50万円 300円 250円 ~100万円 600円 500円 ~1,000万円 1,000円 900円 ~5,000万円 2,000円 1,800円 以降5,000万円増すごと +2,000円 +2,000円 この手数料体系を見る限り、ジョインベントはネット証券最大手のEトレードを最大のライバルとして相当意識している感じがしますね。おそらく、業界最低手数料競争に真っ向から参加するのは、ここジョインベントとEトレ、楽天、そしてGMOあたりでしょうね。松井はEトレに対抗して4月から手数料を大幅に引き下げましたが、独立系の松井にとっては手数料競争を勝ち抜くのは相当厳しいのではと予想されます。あと、注文ツールに独自性を持つカブドットはある程度は手数料競争に入ってくるもののやや一線を引き、マネックスは完全に一線を引いて、株式のブローキング業務より投信・債券。投資教育といった独自路線を進むのでしょうね。ですので、マネのユーザーよりも、Eトレや松井、楽天のユーザーの方が直接競合になるような感じがしています。ただ、株式取引未経験者にとっては野村の看板効果は決して侮れないものがありますので、既存ネット証券各社にとっては厳しい戦いとなりそうですね。話は変わりますが、本日の取引は以下のとおりです。マルコ 全株(200株)売却。マルコは2月の中間決算で大幅下方修正見通しを発表し、激下げしましたがその後の値動きも軟調であり、購入価格から20%以上も下げているため、ここはロスカット対応としました。昨年11月に一度購入し、薄利で利益確定後、再購入しましたが、自らの見通しが甘かった点は大いに反省すべきですね。