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カテゴリ:音楽
今日は朝8時からシュンはバイオリンのレッスンだった。
そう、幼稚園前のひと仕事…である。 普段は私がピアノ担当でダ~リンがバイオリン担当なので パパに連れて行ってもらうのだが 今はダ~リンが出張で、私が久しぶりにレッスン見学だ。 実は、バイオリン大好きなのはダ~リン。 二十歳位からスズキの先生について習い始め、 結婚してからも短期間先生についていたこともあった。 現在も忙しい合間を縫って社会人の弦楽器のグループに参加している。 先日もジャパンウィークの催しで ワイ海路で弦楽四重奏を演奏する機会があり すごくお上手な皆さんに混ぜて弾かせて頂いてご満悦だった…。 そんなダ~リンだからシュンにバイオリンを習わせたくてうずうずしていた…。 当時、私が通信で一音会の絶対音感訓練をシュンにしていて そのプログラムでは初期は移調禁止(音感を安定させるため)だったので ダ~リンの思惑よりだいぶ遅れてのスタートになってしまったものだ…。 でも、今思うと、最初についた中国人の先生、 ちょっと初期の指導としてはいい加減…というか、甘かったかも・・・??? 紹介してくれた韓国人の友人が、 銀河賓館で演奏している彼を見出して惚れ込み、 教えた事がない、というのを無理やり頼んで自分の息子の先生になってもらったのだが 彼女いわく「最初は月謝も安く丁寧だったのが、 口コミで外国人生徒が増えるにつれ、変わってしまった」そう。 シュンが教えて頂いていた頃はすでに生徒がいっぱいで 出張レッスンで走り回り、いつも疲れた様子だった。 最初はバイクだったのが、いつしかシトロエンを乗り回すようになり、 レッスンも、楽譜に全部番号を振ってただ弾かせて進むだけ・・という感じになっていた。 やめたあとで、シュンが随分悪い癖が付いてしまっていたのに気がついたのだけど 先生を責める気になれないほど、根はいい人だった…。 実際、今でも、ある程度進度の進んだお子さんにはふさわしい、良い先生なんだと思っている。 そういえば、ロシア留学後、アメリカのジュリアードでも学び、 バネッサ・メイが同級生で、よく彼女は当時から 自分のスタイルで演奏しては先生と衝突していた、、 なんてエピソードを聞かせてくれてたけど あれはホントだったのかな・・・??? 今の先生は、日本人の素晴らしい先生で きっと、日本ではとても見ていただけないだろうというレベルの方だ。 基礎を厳しくみっちりとやってくださる。 シュンの音は、この先生について、明らかに変わった。 やんちゃなシュンのことを 「生まれつき芯の太い柔らかい音を持っている」と励まし かわいがって下さっている。 あ~~、これも上海にいるからできること、の一つで 本当にありがたいです~~!!! 中国では、小さい頃から「マジ」で (日本のように情操教育とか趣味でも・・とかでなく) 音楽教育を受けさせる親が多く、子供もハングリー精神で がんばって練習して、それこそ神童のような子も多い。 確か、北京音楽院がバイオリン、上海音楽院がピアノの 最高峰だと聞いた気がする。 ピアノは高いし場所をとるという理由で、バイオリンや アコーディオンを習わせる親も多い。 先のショパンコンクールでは 1位、3位を中国が取り世界をあっといわせたが ピアノだけでなくバイオリンでも、確実に中国は 台頭していくんだろうな~・・・。 ====== (今日の読み聞かせ) ・あかたろうの123の345(ノンタリクエスト) ・世界の四大文明(シュンリクエスト) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 3, 2004 02:48:49 PM
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