♪ 足だけで支えられつつ生きている知るや知らずのこのやじろべえ
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先日、5月に作品展をやる東海市の「茶房じゅん」に新調した自転車に初乗りを兼て、会期の確認に行って来た。そこで膝痛の話が出て、じゅんさんは足の指を開く運動をしたら痛かった膝が治ってしまったという。
酷く痛かったときは整形外科医院に行って治療を受けたらしいが、そんな事よりもいい方法があると聞いて、実行したら直ったというんです。それは、足の指を思いっきり開くだけとのこと。そんな簡単なことで膝痛が治るなんて半信半疑で聴いていたが、それをすることで腿や脹脛の筋肉が付いて膝を保護するようになるんだと、こんな風にと手の指を開きながら説明してくれる。「整膚」施術を受けるとやはり足の指を開いたりするらしい。
びっこを引いてまともに歩けなかった人に勧めたら直ってしまったというから、効果はてきめんらしい。毎日の入浴時にやればいいと聞き、その晩から自分でもやってみるものの、足の指って手のようには簡単に広げられない。やって行くうちに開くようになると言われているものの、どうにも “やっている感” がしない。
で、ネットで調べたらあった。1日3分の足指を伸ばすだけ!「ゆびのば体操」でひざ痛、腰痛を改善 というもの。激しい運動をしなくても、足指の歪みを正すだけで、丈夫な足腰をつくることができると、ある。おお、これだこれだ。
今井一彰氏(みらいクリニック院長)が考案したものらしい。
内科医。日本東洋医学会漢方専門医。「痛みと姿勢の外来」で1万人以上の「足と足指」を診察。『足腰が20歳若返る 足指のばし』ほか著書多数。「あいうべ体操」もこの方が考案した。
「ゆびのば体操」を習慣にすると体の土台が安定するだけでなく、足指の関節が正しく使われるようになるので、全身の筋肉も正しく使えるようになるらしい。ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれ、歩くことはふくらはぎの筋肉を動かすことと言われていて、「ゆびのば体操」をした後に歩くと、ふくらはぎが筋肉痛になるという。
つまり、今までは歩いてもふくらはぎがあまり使われていなかったということらしい。血流も末端まで促進されるので、冷えやむくみ、下肢静脈瘤も改善されるというから凄い。私も下肢静脈瘤があるので、これが消えるのは有難い。
関節は全身と連携していて、足指の関節が正しく使われると足首、ひざ、股関節、腰、肩、首と全身の関節の動きも正常になる。それで痛みが改善するんだと。腰が90度近く曲がった高齢の患者さんに「ゆびのば体操」をしてもらったら、すっと腰が伸び、姿勢がよくなったとか。
まっすぐに立つことで歩行が安定し、転倒や骨折のリスクを軽減する効果もあるようです。今回はこの「婦人公論.jp」の記事から引用させて頂きます。
「 ゆびのば体操 」 1、まず、椅子に座り、足首をもう片方の太ももにのせる。床に座ってやってもOK
2、足の親指と人差し指の間に手の親指を入れ、足指の根元はすき間をあけておく。卵を握るようにふんわりと握るのがポイント。
★手の指を足指の根元まで入れたり、ギュッと力を入れて握るのはNG
3、足裏を伸ばす。足の指ではなく、足の裏をぐーっと伸ばして5秒キープ。手首は動かさず、腕全体で押す要領で。
★強い力で指だけを曲げたり、足裏を90度以上反らさない。
4、甲を伸ばす。足の指ではなく、足の甲をぐーっと伸ばして5秒キープ。3、と交互に、15~20セット。反対の足も同様に。
Youtubeの解説動画へ
これをやると足の指をパーッと開くことが出来るようになるって事なんでしょうね。
色んなTV番組に出ているようなので観られた方も多いかも知れませんが、私は全く知りませんでした。
足指が盲点だったなんてねぇ。膝のみならず腰にも大いに関わっているって事らしいから、ただ漫然と歩いてるだけじゃダメなんだね。1万歩なんて歩き過ぎだと言うし、自転車しか乗らない人や競輪の選手は骨密度かかなり低いって言うし・・。
正しい情報をきちんと入手してないと、とんでもない間違いを犯すことになりかねない。無駄な努力だけでは済まないってことだね。
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