♪ 今頃は薔薇に見とれているはずだ独りワインとペペロンチーノ
昨日は、カミさんは友達と可児市のぎふ「ワールド・ローズガーデン」(旧花フェスタ記念公園)へ行って居なかった。近くに気に入ったものを食べさせてくれる店などなく、外食なんかする気にもならない。というか、昼飯を自分で作るチャンスがやってきたという思いの方が勝る。例のごとく、ペペロンチーノを作って食べることになった。
前の日の夜に決めたことなので、そのための準備など何もしていない。有り合わせのもので「特製〇〇ペペロンチーノ」という賄い料理みたいなものになる。オリーブオイルとニンニクに唐辛子さえあれば、後は何でもいいわけだ。冷蔵庫にあるものを使って適当に。
唐辛子が無かったのでキムチ用のものを使うしかなく、中挽きの甘口と粉の辛口を適当に。
粉・唐辛子が入ったのでこんな色になった。玉ねぎとサヤエンドウ、それにウィンナー・ソーセージが入って、そこそこまともなものになった。味付けも適当にやって味見さえしなかったが、バチっと決まって自画自賛。
昼間っからワインなど開けちゃって、「孤独のグルメ」の井之頭五郎なら何と呟くか。俺という店のオーナーに「予め決められていたセットメニューなんだからしょうがない。」ふふん、ってところか。
いつもこんなことしているわけじゃない。
「KURADASHI」という、“フードロスの可能性がある商品を最大97%OFFで販売し、売上の一部を環境保護や動物保護などの社会貢献活動団体へ寄付している、日本初・最大級の社会貢献型ショッピングサイト” があって、そこでワイン6本セットを注文し、昨日ようやく届いたばかりなのだ。
「コク旨!濃厚!凝縮感!フルボディ赤ワインセット」750ml×6本
(イタリア産5本、フランス産が1本) 8,980円(参考価格20,900円)で、フ-ドロスの協賛支援金80円が寄付される。で、ネットで各ワインの販売価格を調べてみると、最高価格のものは3,278円、最低のもので1,584円で売られていて、合計で15,598円だった。およそ4割引きの価格になっている。セット売りで単品では購入できないのが難点だが、価格の安さを考えればやむを得ない。
とりあえず一番安い「コスタドルタ アパッシメント」を、この機会にさっそく飲んでみたいと思ったわけ。フルボディーの割に口当たりが柔らかく、とても飲みやすい美味しいワインだった。辛口というより甘口に感じたのは、ペペロンチーノのせいかもしれない。
明るい色目もいい。ちょっと高級なテーブルワインといった感じかな。
「5月の陽光を感じながら、赤い粉を身にまとったペペロンチーノをチビチビやりながら、ルビー色の飲み物をぐいぐいと口に運ぶ」ワイン通でもないただの呑んべい爺さんは、どっちがメインか分からない。
高貴な赤紫色に染まりながら、この幸せにとっぷりと浸るのでありました。
まったく「酒と薔薇の日々」という感じで、華の金曜日がバラ色の人生のミラージュとなって、ほろ酔いのうちに暮れてゆく。あいつも、同じ時間に「ワールド・ローズガーデン」で様々な薔薇に囲まれて、幸せ気分を味わっているはず・・・。
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* ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。