♪ 頼るのは自然治癒力知らぬ間に無くなっていた肩腰膝痛
最後に会ってから5年、同級生の義兄弟。近況聞きにいそいそとウォーキング兼ね訪ねたり。ヘルニアとなり手術を勧められ、“メスを入れるは真っ平ごめん、飛んでも8分歩いて10分”、その後は如何に暮らしおる?
新住人の奥さんが、軽いヘルニア腰痛で、大病院に通い初む。歩く姿の痛々し。社の上役が「手術で治った人の例、お前も早く手術せよ」。そんな話を聞く吾は、「手術はしない方がいい」「とにかくセカンドオピニオン」言って持たざるエビデンス。同級生のあらましを、聞いて伝えるお節介。
地方の都市の大病院、経営難で四苦八苦。検査と手術、投薬がセットメニューとなるコース、勧めて権威チラホラと。地元の総合病院も右に倣えの模倣犯。エコノミックな診療で、維持費捻出不可避とて、先棒を担ぐ先生の好きな手術をしたり顔。
そんな罠など回避して、痛みは取れて様子見の年月すぎて5年なり。メスもボルトも入れずに済んで、自然治癒力信ずれば、応えてくれる神秘あり。医の業界に不審あり、医術を知って医を信じ、自己責任を自覚せむ。
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椎間板ヘルニアの治療 薬物療法と症状別の手術法 NHK「健康ch」より
椎間板の内部にある髄核というゼリー状の組織が一部飛び出して、神経を圧迫するのが椎間板ヘルニアです。特に多く発症するのが10~40歳代の若い世代です。
主に使われる薬は、非ステロイド性消炎鎮痛薬、アセトアミノフェン、オピオイド鎮痛薬、プレガバリンなどです。多くの椎間板ヘルニアは、これらを使って痛みを抑えている間に、自然に消えてよくなっていきます。なお、痛みが強い場合は、神経をまひさせることで特定の部位の痛みをとる神経ブロック注射が行われることもあります。
「腰部脊柱管狭窄との違い」
腰部脊柱管狭窄は、おじぎをしたり椅子に座るなど、前かがみなどの姿勢のときに、症状が楽になります。反対に、椎間板ヘルニアは、おじぎをしたり椅子に座るなど、前かがみの姿勢のときに、症状が強まるのが特徴です。
典型的なケースとしては、椎間板ヘルニアの症状は腰痛から始まり、その後、お尻や脚にしびれや痛みが生じます。
最近の研究では、成人では椎間板ヘルニアを持っている人のほうが、持っていない人より多いと考えられています。ところが、椎間板ヘルニアで腰痛を起こしている人はごく一部です。つまり、椎間板ヘルニアがあるだけでは症状は起こらないのです。
症状が現れるのは、椎間板ヘルニアにほかの要因が加わった場合です。
研究の結果わかった要因は、神経への圧迫の強さ、仕事上の満足度の低さ、そして、
うつ・不安・ストレスです。このうち、うつ・不安・ストレスなどの精神的要因は、
症状を長引かせ、慢性腰痛の要因にもなります。
ヘルニアが消えやすいタイプであると診断された場合には、2~3ヶ月ほど薬物療法を行いながら様子を見て、手術が必要であるかを判断します。
ただし、すぐに症状をなくしたい場合には手術を検討します。例えば、旅行に行きたい、スポーツをしたい、仕事に万全の体で臨みたいなど、患者さんによっては緊急で治したいケースもあり、その場合は手術をして早めに症状をとる必要があると言えるでしょう。
この場合の手術をどう判断するかが一番の悩みどころでしょう。実績のある信頼のできる先生に巡り合えないと、後悔するようなことにもなりかねません。
手術は、腰の後ろ側から器具を入れて、飛び出した髄核を切り取る後方椎間板摘出術がよく行われます。手術時間は約1時間で、1週間ほど入院します。
手術を決める際にぜひ注意してほしいのが、MRIなどの画像を見ただけで手術を決めないことです。たとえ大きな椎間板ヘルニアがあっても、症状が現れない場合があるからです。
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* ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。