♪ 手を使い頭を使い手間を掛く一万年なる縄文時代
アランは先日、鶯らしき小鳥を捕まえてきた。まだ元気そうだったのでカミさんが、隣家の畑の茂みに逃がしてやった。
そして昨夜の4時頃、隣室でなにか走り回る音。上に下にと、乾いた音。何の音か判然としない。そのうちカミさんのベッドで寝ていたアランが起き、ベッドの下を走り回りだした。どうやら隣室で走り回っていたのが、こっちにやって来たらしい。アランの動きからして鼠のようだ。
しばらくして動きが収まった。鼠がどこか隅っこに入り込んだか、弱って動かないのか。たまにこそッとするが全く動きがなくなった。死んでしまったようだ。眠いし詮索する気も起らず、そのまま寝てしまった。
6時半ごろに目覚め、もうかなり明るい外を見ると秋の代表的な巻雲が浮かんでいた。
朝日が当たるにつれて雲はどんどん姿を変えていく。そのうち消えてしまうのだろう。今日も快晴のようだ。
☆
パーゴラの上部の枠4本の端を45度にカット。作った「垂直に切る道具」を使うものの上手くいかず。やはりこういう作業には向いていないようだ。ヤスリやカンナで削ってなんとか格好をつけた。
長方向に桟を渡す。溝を掘って嵌めこむので、その溝の切り込みを入れる。左右の枠を重ねて同時に切る。この時は大きな不ランプを使ったことあって、この道具がうまく働いた。
この切り込み部分を切り取ればほぼ完成。しかし、やったことがない。鑿できれいにカットできるものかどうか。木がかなり固く、年輪が手ごわそうなのだ。下手をすると平らにならない恐れがある。ドリルで2カ所ほど穴を開けた方が良いかもしれない。
手間を惜しまず、有り合わせのものでなんとかする。それが楽しくてやっている。
便利な世の中で “その気になれば” かなり楽をして物が作れる。時間がない人にとって、便利を金で解決できるのはいいことだ。浮かした時間で他のことも出来る。
でも、物つくりは “手と頭を使う” のが基本。それを省いて何が面白い。旅行で言えば、過程が面白いのに目的地へ行って土産買って証拠写真を撮ってお終い。それで何が楽しい? アクシデントがあったり苦労してこそいい思い出になるし、得るものだって大きい。
☆
ときどき何かしら捕まえてくるアラン。天気もいいし、暑くも寒くもない毎日。自由気ままのし放題。何とも幸せなこと。
このもふもふ毛布が大好きで、昼までここで寝ていたところ。しかし、万年床が嫌いなカミさんに無理やり起こされる。
その後は、PCの部屋に私が居なければ椅子の上。居れば本箱の上にあがって夢の国へ。
鼠を探したが見つからなかった。一体どこへ?
|
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.11.06 14:57:55
コメント(0)
|
コメントを書く
もっと見る
|
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
エラーにより、アクションを達成できませんでした。下記より再度ログインの上、改めてミッションに参加してください。
x
プロフィール
sunkyu
日本の四季と日本語の美しさ、面白さ、不可思議さ、多様性はとても奥が深い。日々感じたことを「風におよぎ 水にあそぶ」の心持ちで短歌と共に綴っています。 本業は染色作家
|
サイド自由欄
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
「アーカイブ」
◎ Ⅰ 短歌
◎ Ⅱ 知っていて損はない話 健康と生活編
◎ Ⅲ 興味深いこと
◎ Ⅳ 興味深いこと パート2
◎ Ⅴ 自然界 地球 異常気象など
|
|
|