♪ 冬に咲くシャコバサボテン赤白のつぼみふらみ人恋しなり
ワイヤークラフトのリベンジ。#18では細すぎたので#14でやってみた。2㎜の太さがありかなり固くなるので小手先で折り曲げるのは難しい。
建築のコンクリートの鉄筋を曲げる道具を真似て、角材に釘を打ち付けて折り曲げると楽にできる。直角に曲げるのは簡単だが、今回はいろんな角度に曲げる必要がある。
以前、かなり太くてかたい平たい鉄の棒をまげて猫のオーナメントを作ったことがあるので要領は分かっている。その時の大変さを思えば簡単なことだ。
1㎜のステンレスを直角に曲げた時の釘。パイプに通して曲げた。 今回のもの。鋭角にも鈍角にも対応できるようにしたらこうなった。
とりあえず試してみるだけなので図柄は同じものを拡大。一筆書きのため、長いままで扱う必要がある。どのくらいあるものか、幅30㎝ほどのものなのに2m15㎝もあった。
丸くして束ねてある針金をそのままカットしないでやることに。ある程度伸ばしておいて、折り曲げる位置にマジックで印をつけながら、図面に沿って正確に曲げていった。
ちょうど線が交差するような場所をスタートと最後の部分にし、先を曲げて引っ掻け、固く締めて固定。これはこれでうまくいった。
壁に掛けてみた。
こっちは空間に吊るして撮った。
折角だから、パーゴラに吊るしておくことにしよう。
据え置きの図柄を吊り下げられるようにと、尻尾を伸ばしたら全体のバランスがおかしくなった。どこかほんの少しいじるとその歪が全体に影響する。歪み捻じれを直すのに結構手間取った。
針金の重みで歪んだので、角材に釘を打って使ったのが良くなかった。平らな板の上でやればスムーズに出来たはず。
以前、平たい鉄線(9×4㎜)を曲げて猫のオーナメントを作った時のことを思い出した。あまりに硬くて思うように曲げられず、デザインも予定とはまったく違うものになった。途中で手を出したことを悔やんだりもした。
しかし、これがそこそこ出来たのだから大概のことはやれるはず。#14でも大丈夫だろう。そなるともうワイヤークラフトとは呼べなくなる。
一筆書きの、ワイヤーだけを使った「ロートアイアン(Wrought Iron)」ってところかな。
Mを模った門扉のロートアイアン。
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