♪ オレンジとブルーの間にホワイトを入れて調和を試みるべし
我が家では貴重な色の薔薇。あでやかなあのレディー・オブ・シャーロットが2輪咲いた。けっこう大きな花だ。シュラブ系(半つる性)。
デビッド・オースチンのイングリッシュローズ・コレクションの中で、最も頼れる品種のひとつだそうで、病気にとても強く(うどん粉病に強い。黒星病は普通)、バラは初心者に近い私にはピッタリのものらしい。
シュラブローズはブッシュローズ(木立バラ)とクライミングローズ(つるバラ)の中間的な樹形で、やや高性になるものや半つる性になるタイプのもの。鉢植えや花壇、オベリスクなど使い勝手が良いので、用途やシーンを選ばずに用いやすい品種が多いとか。
ボリュームのある鉢植えでも楽しめ、ベランダで楽しめるバラらしい。
シュラブローズは冬に強い剪定をして木立ちにしてもいいし、トレリスとかオベリスクに誘引しても楽しめる。どっちかといえば、トレリスやオベリスクに誘引して大きくした方が、たくさん花が咲くという。
イングリッシュ・ローズは5~11月 の長い期間咲いてくれる四季咲き。自然なままの樹形に管理するのがもっとも花をよく咲かせ、誘引して枝先が揺れないように固定してしまうと春以降はほとんど咲かなくなるそうだ。
モダン・シュラブを短く切り詰めてブッシュ仕立てに管理すれば四季咲きだが、同じ品種でも枝先を長く伸ばしてつる仕立てに管理すると四季咲きにはならないらしい。
パーゴラをうまく利用して南面全体に花を咲かせるか、強剪定をして木立ちにするか。パーゴラの東面と天井部分に、白のモッコウバラを這わすつもり。なので、小花の白とのバランスをどう取っていくかが仕立てていくポイントになるのかな。モッコウバラのボリュームを大きくして、レディー・オブ・シャーロットは抑え気味にする方がバランスはとれるが、さてどうなりますか。
薔薇の「薔」の字の覚え方
♪ 草下の土にまみれて人ふたり回って薔薇の花を咲かせる
青が多い庭に豪奢なオレンジの花が咲く。その調和の仲立ちをするのが白だ。白のモッコウバラの存在が俄かに大きくなってきた。来年は上手く育って、こぼれるように白い花が咲き盛るのを期待しよう。
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