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2023.06.04
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カテゴリ:異常事態

♪ 災害を耐えるごとくに目をつぶる地震雷火事 政治


 2022年に生まれた日本人のこども(出生数)は77万747人で、統計を始めた1899年以降で最少となり、初めて80万人台を割り込んだ。出生数は前年より4万875人少なく(5.0%減)、7年連続の減少。
 同じく過去最少を更新した21年は前年比約2万9千人(3.5%)減で、減少幅が広がっている。


朝日新聞

 死亡数は156万8961人で過去最多。死因で最多はがんで38万5787人(24.6%)。新型コロナウイルスは7番目に多い4万7635人(3.0%)。出生数と死亡数の差である「自然増減数」は79万8214人減で、過去最大の減少。

 女性の人口減を背景に進んでいる出生数の減少。そのペースは速まっていて、2021年は前年に比べて3.5%減だったが、今回発表された22年は、前年に比べて5%も減っている。


こども未来戦略会議で発言する岸田文雄首相

 20年から始まったコロナ禍で、婚姻数は急減。
 少子化問題に詳しい日本総研の藤波匠(たくみ)氏は、「結婚と出産を分けて考える思考への移行も要因の一つ」と指摘。

 出生動向基本調査(21年実施)によると、独身の人のうち「結婚したら子どもはもつべきだ」と考える女性は約37%、男性は55%。6年前の調査から、女性は約30ポイント、男性は約20ポイントも減っている。

 児童手当は子どもを持つ世帯向けだ。経済的な理由から結婚や出産を控える「第1子にたどりつけない層」への支援がいるとし、「経済、雇用環境を整えていくことが必要だ」と説く。


 バブル崩壊後、「成熟社会に移行できなかった」ことが少子化につながっている。政府は、「男女の役割分担の柔軟化や若者支援など個人の幸せを重視した政策に取り組んでこなかった」と、京都大「人と社会の未来研究院」の広井良典教授が批判している。


朝日新聞

 子どもの減少は、地方でより深刻に。生まれる子どもが減る地域では保育所の定員割れが起こり、施設が閉鎖に追い込まれるケースも。「育児サービスが近場でなくなれば、子育て世代が引っ越して、いなくなる」と少子化対策に詳しい静岡県立大の藤本健太郎教授が指摘。
 保育所がなくなれば、小学校の統廃合につながり、中学校にも波及。現役世代の流出は自治体の税収にも影響する。企業も進出できなくなる。

 そして地方の少子化は、いずれ都市部にも及ぶ。「国立社会保障・人口問題研究所」が4月に公表した将来推計人口によると、働き手の中心となる「生産年齢人口(15~64歳)」は、この先約50年で約3千万人減少。40年代前半には、出生が70万人を切るという。


 子ども・子育て政策を社会全体で支える仕組みをつくるのは、最優先の課題。予算規模は当初の3兆円程度から5千億円上積みされ、来年度から3年間で集中的に取り組むという。
 しかし、裏付けになる財源については、社会保障の歳出削減や「支援金制度」創設の言葉はあるが、具体的な中身や規模、仕組みは示されないまま。年末まで議論し、財源確保は「28年度までに」。それ以前はつなぎの「こども特例公債」で賄うと。財源をあいまいにしたまま見切り発車する。

拡大します。

 政府の姿勢の背景には、早期の衆議院解散・総選挙を意識する与党側への配慮がある。選挙をするのであれば、そこで給付拡充だけアピールすることなど許されない。財源の具体案も示して信を問うのが当然だ。「異次元の少子化対策」を政治の都合でもてあそんではならない。

 政治は、目先のことにしか対応できない。それも自分たちに都合のいいものにしか関心がない。そんなことをしている内にどんどん感覚がマヒしていく。岸田総理は過去に比べても最悪・最低の総理だと思う。





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最終更新日  2023.06.07 05:09:31
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
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