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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2023.06.06
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カテゴリ:ひと時

♪ あさがおのつるに託してご近所に手を伸ばしゆくつゆ晴れのあさ


 お隣さんにアサガオの苗をお裾分け。奥さんに快く欲しいといわれたのは良いが、新築のこのお宅の庭には土の部分がない。人工芝が敷いてある部分は砂利が入れてある。捲っても花壇には到底無理。鉢植えにするしかない。

 植木鉢持参で行って、土も用意して植え付けてあげた。これじゃあ苗を上げたというより、朝顔育成セットを上げたようなもの。
 小学校生や保育園児が育てるプラスチックの行灯仕立てのものよりは、ずっと鉢が大きい(9号)。ポットに2本ずつある2種類の苗を、ばらして一鉢に4本とも植え付けた。二人のおさな子にも手伝ってもらって・・。



 問題はこれをどういう風に仕立てるかだ。今の家はシンプルな造りで、ネットを張って壁に這わせるわけにもいかない。やはり行灯仕立てしかないか。100均で支柱を買ってきて、針金で輪を作って行灯にしてやるか。

 たまたま車で通りかかった夫婦に「支柱はどうしましょう」と言うと、ダンナが「自分で買ってきてやります」と。ここから先は、手出し口出しするのはやめておこう。そうでないと差し上げた意味が無い。

 ミニトマトの苗を奥さんがプランターに植えたものの、プランターが小さすぎたようだとダンナが言う。それで、「植木鉢なら遊んでいるのがあるから使っていいよ」と。
 早速にやって来て9号鉢を2つ持ち帰り、数日後、ダンナが植え替えたようだった。そんなことがあった後のこと。夫婦仲がよさそうで、子煩悩なお父さんだし。結構なことだ。



 孫が習字の墨を付けてしまい、嫁さんがどうしたらいいか聞いてきたことがあったらしい。キッチンハイターに浸けておくと落ちると教えてあげた。しかし、泡のスプレー式のものしかなく、それを汚れた部分に吹き付けたらしい。墨はだいぶ落ちたものの、周囲の地色が変わってしまい、見っともないので染めてほしいといって来た。

 

 

 

「お安い御用」と引き受けた。「無難な色なら何でもいい」ということだった。縫製の糸は染まらないし、薄目の色がいいだろう。

 半ズボンと長袖のTシャツは一発で染め上がった。



 しかし、茶色の少し濃いめのシャツが簡単ではなかった。うっすらと墨が残っているだけだったので、あまり濃くせずに染めたら、何故か見えなかった部分にも墨が浮いてきた。

 染め直して干し、乾いたところで確認するとまだ消えていない。良い生地だしポケットもついて、背中には樹脂プリントもある良いものだ。なんとかしてやりたい。それで、再度ブラックの染料でやや濃い目に染め重ねをしてみた。 


 もしかして、この汚れは染色時に付いたものか。最初、わずかに入れたブラック染料の溶解が不完全だったのかも知れない。たまにやると、配慮を忘れてこういうミスが出る。
 それほど目立たないので我慢してもらおうっと。





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最終更新日  2023.06.06 08:56:13
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◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
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