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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2023.07.03
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カテゴリ:楽しみ

♪ 夏の夜にジャズこそ似合うクレージーキャッツが上げた珠玉の花火


 セントレアで土・日の2日間、「Cool jazz Festival」と銘打ったジャズのイベントがあった。近いし、面白そうなので日曜日の部に聴きに行ってきた。


拡大します

 ビッグバンドばかりで、それも中学校から高校・大学、一般と幅広く、23組も出る。大学のビッグバンドは珍しくないが、中学校のは聴く機会が無い。今は小学生のバンドもある時代なので驚きはしないが、どんなものなのか興味もあった。



 Cool Jazzといっても、いわゆるM.デービス、S.ゲッツらの、音を控え目に抒情性を重視したスタイルのジャズじゃないのは言うまでもない。


去年の出演は18グループで、今年は23グループに増えている。

 くそ暑い日だった。早めに昼飯を済ませて電車で行くことに。1部指定の特急に乗れば15分で行ける。歩くのは朝倉駅まで3分だけ。中部国際空港に着いて、会場の第1ターミナル 4階 イベントプラザまで5分ほど歩くだけだ。
 おお、やってるやってる。12:00 Swing Band TAKETOYOが演奏中だ。イベントプラザが広いのでステージがやけに狭く感じる。なかなかいい演奏だった。



 都合よく一番前の席に座れたのはラッキーだった。クーラーが効いて涼しいので外の暑さは完全に忘れている。

 次は、12:30 Alley Cats Big Band。「Alley Cats」とは路地裏の猫たちという意味で、女性バンマスが大の猫好きということから付けた名前らしい。
 学生バンド以外はみんな、メンバーそれぞれいろんな経歴の持ち主が集っているらしい。クラシック出身や、バリバリのロックミュージシャンだったり、プロがいたり全くの未経験者も・・。

舞台の上にはソーラビジョンがあり、演奏の様子を映し出している。


この帽子をかぶり、スマホで写真を撮っているのが私。


 ピアノ奏者の子どもか、お揃いのTシャツを着せてもらってその気になっている。舞台に上がったり下りたりと、これはこれで楽しい風景だ。

 次は、今回2つ出ているコンビ・バンドの一つ、13:05 高橋 誠バンド&浜崎 航。有名ミュージシャンとも共演(浜崎)したり、ラジオのパーソナルティーをやっていたり(高橋)のジャズトリオ。
 間にコンボバンドが入るとセッティングが変わるので、けっこう時間がかかる。


プロは舞台なれしているし、演奏に自信が溢れている。

 司会・進行をしていた女性は渡辺美香(CBCアナウンサー)とクレジットされていたが、ジャズ歌手でもあるらしい。ラジオ番組の縁でよく知っている間柄のようだ。


浜崎航のフルートもなかなか良かった。

 最後にエバンスの演奏でも有名な「マイ・フーリッシュ・ハート」を披露。難しい歌だし、声量があまりあるとはいえず少し物足りない。

 次は、14:00 RARE SOUNDS JAZZ ORCHESTRA。
 1グループ30分の持ち時間しかなく、せいぜい3曲やるのが精いっぱい。どのスタンスで出演するかで選曲も違ってくる。練習中の曲の小手調べだったり、聴かせるというよりも自分たちの経験を重ねるための場所だったりと、姿勢の違いでいろいろだ。

 パイプ椅子は長く座っている尻が痛くなってくる。ここでは椅子には座らず一番後ろから眺めることに。



 どのバンドもトランペットがいい音を出していた。ソロになると途端にガクッと落ちる。アマチュアだから仕方がないが、アドリブも譜面を見ながらやっているのはいただけない。
 自分も昔、バンドをやっていたことがあるが、前田憲男の編曲した譜面をそのままやっていたので、他人のことを言えた柄じゃない。

 その次は、14:30 THE BISHU JAZZ ORCHESTRAという尾州織物の産地・尾張一宮からの参加。月に1回、織物工場の空き倉庫で練習しているという。リーダーのソロが下手だったのでちょっと残念だった。



 耳の肥えている人達に聴かせるというのは大変なこと。余程の気構えと努力、それを支えるモチベーションがなければ上手くいかない。
 しかしすべてに言えることだが、見たり聞いたりするよりも自分でやる方がよっぽど面白いし、楽しい。下手と言われようと何しようと、楽しんでるのは自分たちなのだ。やったもんが勝ちだって。

 次が楽しみだった、15:00 愛知県立鶴城丘高校。高校のビッグバンドがどこまでやるのか。フレッシュで、箸が転んでも可笑しい年ごろの男女が演奏するジャズってどんなものか。昔、映画にそんなのがあったけど・・。


前列サックスは3年生、後ろでトランペットを吹いているのが1年生。
舞台が小さいので途中、曲が変わるごとに一部のメンバーが入れ替わって・・

 顧問の先生(トロンボーンを吹いている)が汗だくになって、指揮をとっていたのが可笑しかった。今年は部員が大幅に増え、1年生だけでも10人以上?入ったとか。今回はその1年生を多く出演させているというので、見るからに大変そうだった。



 20年前、農業科・工業科の西尾実業高校から総合学科の鶴城丘高校に学校が改編され、それと共に自然発生的に成立したビッグバンドとか。ほぼ全員が「ジャズを知らない・聴いたことがない・興味を持ったことがない」部員と、独身男性の顧問2名、独身男性のコーチ1名でガヤガヤと活動しているらしい。
 目指すところはハイプレッシャーでハイパーテンションなサウンドで、名古屋駅前から保育園・老人ホームに至るまで、呼ばれればどこへでも出現し、年間 25 回から 30 回の演奏(4年前のデータ)をしているんだとか。



 およそ3時間、30分ごとにバンドが入れ替わり、じっくり聴くというようなものじゃなかった。コンサートといよりやはりお祭りだ。じじいはさすがに疲れちまった。


 16日の日曜日には、第1ターミナル 4階 イベントプラザで盆踊り。外のデッキ両脇に屋台が並び、飛行機を見ながら盆踊りを楽しめる。
 この日、豊田市では35.2℃にもなったらしい。真夏は照り返しがきつくとて、こんなところには居られない。夜ならなんとかなるのかなぁ。

 この日、長い時間クーラーの効いたところにいて、電車を降ればその温度差はかなりのもの。家に帰るまでのたった3分が耐え難い暑さに感じた。こんなこと体にいいわけがない。









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最終更新日  2023.07.03 10:52:11
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
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