♪ 暇を持て余す人らのサンクチュアリ先祖に猫の系譜を持ちて
2月19日に風邪をひいて3日後28度の熱を出し、3日ほどしんどくて結局、1週間近く調子が戻らなかった。
その後遺症でもないだろうが、1週間ほどして喉の奥(鼻と繋がっている部分)と上顎が痛くなった。喉そのものは痛くないので咽頭炎ではないようだ。どうやら上咽頭(鼻咽腔)炎らしい。急性咽頭(鼻咽腔)炎は一般的には風邪(急性上気道炎)によって引き起こされるもの。
上咽頭は口を開けても見えない部分にあるため、上咽頭炎は耳鼻咽喉科で内視鏡(ファイバーカメラ)の検査を行わない限り診断が困難とか。(みやけ耳鼻咽喉科)
上咽頭炎では、鼻とのどの間の痛み・違和感・乾燥感、後鼻漏(鼻の奥からのどに鼻水が下りる)、痰、咳払い、声が出しにくい、鼻の奥がにおう、首のこり、頭痛、頭重感、倦怠感といった多彩な症状が起こるとあるという。
実際、鼻と喉の間の痛み、痰、咳払い、頭重感、倦怠感の他に、上顎が痛いので食物や唾をのみ込むと痛い。肩も凝った感じがあった。
以前にも似た症状を経験していて、数日で治っていたので同じようなものだろうと思っていたが、今回はかなりしつこい。ちっとも良くならない。
腫れているのか、昨夜は寝ている時に息を吸うのが困難な時があった。どうやら酒がいけないのだろうと今頃気が付いた。12,900歩ほど歩いて夕方に戻ってきて、500㎖缶のビールを飲み、追加で焼酎のお湯割り2杯飲んだ。炎症を起こしているのに、酒を飲めば悪化させるに決まっている。酒のみって、ほんと馬鹿だね。
のどの粘膜の乾きによって、ウイルスや細菌が体内に侵入しやすくなる。また体の冷え(とくに首の冷え)により、自律神経のバランスが悪くなって免疫力低下にもつながるとか。
暖かかったので半袖のTシャツに薄いウウィンドブレーカーを羽織ってウォーキングに出たが、復路はかなり風が冷たかった。
のどの粘膜の乾きを防ぐためには、こまめな水分補給が必要で、昨日はかなり乾燥すると言っていたので、茶を持って出たのは正解だった。なのに、利尿作用の顕著なアルコールを飲むなんて良くないことをやっては、差し引きゼロというものだ。
上咽頭を綿棒で擦過すると健常人でも多数のリンパ球が採取され、その性質を調べてみると活性化された状態のリンパ球であることがわかりる。つまり、上咽頭のリンパ球は健康な人でも戦闘準備状態にあり、細菌やウイルスなどの病原体が侵入するとすぐに戦闘に突入できるようになっているという。
空気の通り道にリンパ球が顔を出している
多数のリンパ球が上皮細胞の間に存在する。(日本病巣疾患研究会)
上咽頭粘膜の乾きを防ぐためには、水分補給やうがいでは届かないため「鼻洗浄(鼻うがい)」が有効らしい。
◆家庭での鼻洗浄の注意点
・0.9~2%の食塩水を用いること
・水温は、体温よりも少し低い程度
・1日に2回程度までにする
・洗浄中や洗浄後に鼻をすすらない
・洗浄後は、片方ずつ鼻をかむ
水道水を用いる場合は、浄水器を使うか、5分以上沸騰させて塩素を除去した後に、食塩を加えて鼻洗浄を行うようにしましょう。
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夕べはかなりしんどかったので、寝ながら “今日にも耳鼻咽喉科に行った方が良いかなぁ” と思っていたが、どうやら峠は越えたようだ。今はだいぶ楽になっていて、この分なら医者に行く必要もないだろう。
昨日の太田川往復ウォーキング。5㎞ほどを10分/1kmくらいのペースを維持して歩き、芸術劇場のロビーで20分ほど休んだだけで同じようなペースで戻て来たが、大して疲れを感じなかった。
吉野の山を逍遥しようと思えば、今から足腰を鍛えておく必要がある。この調子なら、1日おきに10㎞ウォークくらいはできそうだ。アップダウンの道を負荷を背負って歩くのがベターだが、いいコースがないのがネック。そこまでやれるかどうか・・。
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