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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2024.06.07
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カテゴリ:心 想い

♪ 新しき住民たちの代表の我は歴史の一樹なるべし


 まだ続いているブログのアクセス異常。昨日は2016年と2015年のものがメインになっていた。どんな記事にアクセスがあるのか「昨日読まれた記事」からピックアップして、過去の日記を拾い読みしたりすると、懐かしさとその頃の状況を思い出したりして、それはそれで面白い。





 昨日、職員の駐車場のできる計画がどうなっているのかを聞くために、市役所の「朝倉駅推進室」なるところへ行ってきた。2階の土木課の中に出来た組織らしいが、新しく独立した組織となって3階に「新庁舎建設室」というのがあるのでそちらに行ってくださいと言われた。

 行くと誰もおらず、隣の部屋に訊くと室長らしき人が首をかしげながら「ここでお待ちください」と廊下にある質素なテーブルを示された。連れてきたのがその「新庁舎建設室」の室長で、会議があってスタッフ全員が出払っていたのだという。


総務部直属の位置づけ

 若い感じの室長で、嫌な顔もせずゆったりとした対応で話を聞いてくれた。先ずは「緑地帯・ちびっこ広場・旧ゲートボール場」が撤去され、職員の駐車場が出来る計画がどうなっているか、状況を知りたいんです。」設計はこれからで、測量が始まったばかりという。ここに向かうときに、ちょうど測量を始めたところで、ちょっと立ち話をしてきたばかり。

 経緯をまったく知らされていない事、状況は理解しているので今更反対する気はない、設計が出来る前にこちらの希望を言っておきたい、などかいつまんで話す。

 そして、市の玄関である朝倉駅と市庁舎のあり方についてなど、言いたいことはたくさんあって、思いつくままぶっつけていく。駅前のロータリーがあまりにも無駄な空間が多く木も植えられていないし、夏の暑さ対策もされていないこと。樹木の存在の意味や市が緑園都市を標榜していること、パブリックコメントが反映されていない事。駅へ降り立ってちょっとした散策が出来るようなもの、知多市っていいなぁと思わせるものであってこその玄関でしょうと。

 室長ともなるような人は聞き上手なのだろう、否定的な意見は言わずフムフムと聞いてくれる。こちらも一応の下調べはしてあって全体の流れは頭に入っている。
 基本計画図などチラチラとみせながらの対応は、こちらの “意見を受け入れてますよ” という感じを与え、こちらをいい気分にさせて言いたいことを言わせている。ガス抜きさせるというテクニックか。



 駐車場にするにあたって植栽するのでしょうが、今ある勤労文化会館の駐車場のカイズカイブキのような背の低いものではなく、防風を兼ねたもっと背の高いものにしてほしい。新舞子の踏切ちかくにある愛知製鋼の「聚楽亭」の生垣のようなものにしてほしい。


聚楽亭

 それと、今の市役所跡地に商業施設や図書館などが出来る「北街区」エリアには、緑地帯を是非設けるべきです。今の市庁舎の前の欅の木の存在がどれほど大きいかを想えば、理解できると思うんです。木をバラバラに植えるのではなく、憩いと散策が出来るようなまとまった樹木のある緑地。バラバラでは折角の木の存在意味が拡散されてしまいます。

 山桃がどうのというので、「山桃は樹形も花も美しくないし、実が落ちて汚くなるの良くないですよ。」梅は市の木ですから植えてあるんですというので、「なぜ紅梅がないのですか。白ばかりでは華やかさがないですよね。」と。ああそうかと、メモをしていた。その程度の認識でしかないかのように。
 プランナーが提出してくるものが最良のもだと思い込み、こちら側に意見がを持たないまま進行してゆきスンナリと通っていってしまうのだろう。勉強が足りない。そんな時間も余裕もないというのが彼らの言い分だろう・・。

 木の選定にしても安易に流行りのものを植えるのではなく、もっともっと吟味して「さすがは知多市だ」と思わせるようなものを植えるべきだと思いますよ。



「私個人が言っていることなんてインパクトがないでしょう。他に何か手があれば打ちたいですが、陳情書を提出したところで回し読みされて終わりでしょう?」
「まあそうですね。」
「市長に手紙を書いても同じことでしょうね。」
「まあ同じようなものでしょうね。」

「忙しいところ、有難うございました。」「よろしくお願いします。」

 ここが事務室ですと扉を開けて中を見せて呉れた。事務机が4つ?6つ?ほどのこじんまりした部屋だ。2階の各課はズラーと並んでいて、まるで大きなホームセンターのようなものだが、3階のここは独立した部屋なので気兼ねなく訪問できそうだ。

 名刺を差し出され、私もたまたま持っていた名刺を出した。
「私も西平井に住んでます。汐街道です。」
「ええっ、じゃあ、同じ地区の住民じゃないですか。」


 最近の公共施設、自治体のスタッフには障碍者を何パーセントか雇用する決まりがあるようで、何人かの障害のある人を見た。この室長も杖を突いてやって来たので、あるいはそうなのかもしれない。
 近くに住んでいるというのを聞いて、あんがい良い関係性を作れるかもしれないと思いながら帰って来た。





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最終更新日  2024.06.07 10:42:11
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
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