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[読書の話。] カテゴリの記事

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３/18　それぞれの感性。

たくさんの分野に、たくさんの賞が存在すると思います。でも、それは、何かの目安だとアタシは思うようにしています。特に芸術に関しては、そうなんじゃないかなと感じるんです。人それぞれである個性や感性、それはみんな同じものではないのだから。自分が感動した話でも、必ず世界中の人が感動するとは限りません。逆に、世界中の人が感動した話でも、自分が感動するとは限りません。それは、個々それぞれにある琴線の問題で。それぞれの価値観の問題で。有名な著者が選んだ作品であっても、必ず自分にとって良い作品だとは決まってません。アタシも確かに、『直木賞』とか『芥川賞』だから買ってしまう事はあるんですが。だからと、その作品自体に100％感動する。心が動かされる。なんて、そんな事はありません。そんな事は言い切れません。良い作品は、確かに多くの人を感動させ、驚かせ、心に残すと思います。それでも、自分の価値観で本を選んで読んでみるのも良いんじゃないかな。あと、最年少受賞者がと騒ぐのも特に気にしていません。こういうのは、才能や努力の世界のような気がします。若いからこそ書けるような物語だって、もちろんありますし。それに、人生での経験が多いからこそ書ける物語だってあります。どちらが良いとか、悪いとか、そういう問題ではないと思ったりします。素晴らしいものを生み出すのに、年齢が関係あるのでしょうか？メディアは、アタシ自身があまり好きではないので（苦笑）何かのミステリーでのセリフではないですけれど。『殺人者は、狂気で命を奪う。しかし、記者はペン１本で人生を奪う』どんなに素晴らしい才能を持っているか…。それは、自分自身にも解らない難解な問題です。だからこそ、それがいつ開花するかなんて全く解らないと思います。アタシは、賞を取る事に対して年齢は関係ないと思います。それだけのものを生み出す力を持っているのだから。若くても賞を取ったからと言って、騒ぐものではないんじゃないのかな。それに、周りばかりが盛り上がってしまうと本人の意思はどうなってしまうんでしょうか。騒ぐ周りに、期待する周りに、態度が変わってしまった周りに。きっと、本人が負けてしまう恐れだってあると思います。才能を開花させる事の出来た人を、そっと静かに見守る方が良いんじゃないかな。なんて、偉そうな事をたくさん書き連ねてしまいましたが（苦笑）みなさんは、どう思いますか？

March 5, 2005

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浅見光彦シリーズ。

最近、思いっきり日記をサボっててスミマセン（苦笑）すっかり布団でぬくぬくしながら、本を読み耽ってます。ハードも文庫も、たくさん読んでないのが溜まっているんですが。ずっと浅見光彦シリーズばっかり読んでいます。ここ５日ほどで、15冊くらいですね。そればかり読んでます。かなり浅見サンが好きだったりするので、古書で収集してます。今の所で好きなのは、『透明な遺書』と『幸福の手紙』かな。『浅見光彦殺人事件』は、最後まで騙されました！え?!って思って、何回か読み直しました。あと、話題の『電車男』を読んだりしましたねぇ。アタシ的には、なんだか、うーん…。思ったほどでは、なかったかな？って感じでした（苦笑）

February 21, 2005

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『愛しても届かない』

前に読んだ『肩越しの恋人』と同じ作者サンの本なのですが。ちょっと、気になったので買ってしまいました（かなり、前ですが）『肩越しの恋人』とは、もちろん内容の違う本でした。『恋』って、魔物なんだな。そんな風に思う１冊になりました。七々子が恋した相手は、すでに恋人がいて。諦めきれない想いの彼女。そして、取った行動は恋した相手の恋人と友達になること。友達になり、騙して陥れて。自らの恋を叶えてしまう。その狂気にまで似た想いに、偽りはなかったはずだけれど。だけど、偽りはなくとも。きっと、どこかに罪の意識があったのかも知れません。彼女は、今の幸せを手放して奪った恋。その価値を知るのは、失った後。女は怖い、彼はそう言いました。アタシも、読んで怖いと思いました。ただ、そうしてまで叶えた願いが幸せであると言えるのか。ヒトは、例え幸せであっても。そこで満足してしまわない生物です。向上心を持つ生物だから。もっと、もっと、とどこまでも求める。でも、それは、奪うものであれば、今を捨ててしまわなければいけないのなら。最初にそう見えていても、結果として幸せになれると限りません。ましてや、手に入れるためにした自らの行動。良きも悪きも。時を隔てて、ヒトの心を巡って、いつしか自分に返って来るもの。現状が当然だと思ってしまうと、それが当たり前の毎日です。そうして、ヒトはその当然に慣れてしまう。本当の価値を見失ってしまう。忘れてはいけない事でも、どんなに大切なものでも。いつしか、失ってしまって。その価値を思い出すのではないでしょうか。失って気が付くのではなくて、失って思い出すんだと思います。ヒトには、美しい面もあれば、恐ろしい面も存在します。恋をして変わる、裏切られて変わる。七々子は恋をして変わり、美咲は裏切られて変わった。全く違った性格にしてしまったのが、恋という魔物。誰かを好きになると、好きになりすぎると。いつしか、世界の中心はその相手にとシフトして。そして、もう、その人しか見えなくなって。最終的には、自分自身すらも見失ってしまう。そして、いくつかある選択肢を自らで消していく。それも、また、たくさんある中の、ひとつの恋のカタチ。とても強く、とても脆く、とても多くあるもの。きっと、この世界に七々子も美咲もたくさんいるんだと思います。忘れられない恋、忘れたい恋、どちらも忘れないで欲しいと思いました。

February 3, 2005

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２月１日の日記『自分と違う世界』

本、それはアタシにとって違う世界へと導いてくれるアイテムです。アタシたちが、今をこうして生きているのと同じように。本の中でも、登場人物たちがそれぞれの今をそこに記しています。それは、どんなジャンルも同じ事が言えるのではないでしょうか？アタシたちには体験の不可能な世界を描く物語。アタシたちと同じような世界を描く物語。その中で、アタシたちと同じように何かを守っていたり。誰かに必死で恋をしたり。何かを必死で愛したり。その扉を開き、まるでそこにいるかのように。その物語を瞳に映す。読み進める内に、その世界に迷い込んでしまったように感じます。１冊1冊に、アタシたちの今と同じ重さの物語が綴られている。１冊１冊に、登場人物たちの人生が綴られている。アタシは、そう思います。本を通して、自分とは違う何かになったように感じるんです。本毎に、必ず何かを得ている。同じ本でも、読む毎に必ず何かを感じている。なんだか、すごく素敵な事だと思うんですよね。本が苦手な方は、勿体無いと。だから、アタシは思います。自分では出来ない体験を、本の人物を通して間接的に感じる事が出来る。間接的に、自分でも体験する事が出来る。アタシたちがいる今とは違う時、違う世界を垣間見れる。それが、アタシにとっての本です。

January 28, 2005

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２月１日の日記『プロジェクトX』

インターネット出来なかった間に読んだものの、ひとつです。書物というよりも、電子ブックと表現する方が的確なのですが（苦笑）携帯のアプリ機能で、ダウンロードして読んでいます。恐らく、多くの方はゲームをする機能方面で使っているのかなと思います。アタシの場合、電子ブック用に２つアプリがあったりします。サイトによって、取り扱ってる作品が違うので。それで、本題の『プロジェクトＸ』です。知ってる方、いらっしゃいますよね？ＮＨＫでしてるんですが、アタシあれが大好きなんです。その過去に放送したものの文章にしてあるので、読みたくなってしまったんです。更新されているシリーズは、４つあったんですが。確か、今、５つ目が始まった所だと記憶してます（曖昧ですが…）どれも、テレビで見た事のあるもので。アタシの好きなものです。特に『あさま山荘』のと、『吉野ヶ里遺跡』のです。歴史が好きなので、吉野ヶ里は読みながら泣きそうになりました。どんなプロジェクトにも、それぞれのドラマがあるので。必死になって残そうと、必死になって守ろうと、その努力が素晴らしいです。『頑張ったんだね』って感じて、涙が溢れてしまうんです。小さな小さな力から始まるプロジェクトが、いつしか大きな奇跡を生む。こういう物語は、本当に感動します。誰かのためであるし、自分のためでもある。そんな物語です。もし、見た事のない方がいらっしゃるならオススメします。

January 27, 2005

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『肩越しの恋人』

るり子と萌、全く違う正反対で対照的なふたりの女性。アタシは、どちらでもあり、どちらでもないと思います。それは、アタシがアタシであるからで。『るり子』でも『萌』でもないから。このふたりは、腐れ縁といえるような古い幼馴染。きっと、もしかしたら、アタシの周りにもいるのかも知れません。『るり子』も『萌』も。でも、アタシはそうなんだと思うくらいです。こう言ってしまうと、自己中心的かも知れませんが。アタシは、アタシが好きだと言えます。自分が大切だと。だからこそ、誰かを模倣する生き方はしたくないんですよね。誰もが、何かの受け皿になっているんだと思います。そのカタチというものは、みんなそれぞれで様々です。恋も愛も幸せも、誰もがカタチを成しています。だから、他の人がそうでも。アタシは、そうだと思わないんです。アタシには、アタシのカタチがあるのだから。それに素直に生きて行く。誰になんと言われても、自分に素直に生きているのがアタシです。『るり子』のカタチもあれば、『萌』のカタチもある。そして、アタシのカタチも。読んでいるアナタのカタチも。見るものが同じでも、見る人が違えば、それは違うものです。恋に必死に生きる人生もあれば、仕事に必死に生きる人生もある。女であることが不利だと思う人もいれば、女であることが生き甲斐だと思う人もいる。アタシは、アタシであることが生き甲斐です。アタシで、良かったと思います。たくさんの喜びと、たくさんの悲しみを送って来たと思います。それが女だからとか、恋に生きたからとか思えないんです。アタシが、そう選択したからだと思います。他人には理解できなくても、アタシに理解できればそれで良いんです。アタシは、素直に思いました。アタシは、アタシだから。『るり子』にもなれないし、『萌』にもなれません。それが、悲しいとも嬉しいとも思いません。なりたいと、思わないから。アタシはアタシ、きっとアタシだけのカタチがある。誰になんと言われても、アタシはアタシに素直に生きて行きます。なんだか、感想じゃないですね（苦笑）それでも、良い物語だと思いました。最後は、きちんとそれぞれの幸せのカタチが見付かったのだから。アタシはそう思いました。きっと、すごく楽しいんだろうなと。みなさんも、見付かると良いですね。きっと、必ず見付かります。誰かとは違う自分だけの幸せのカタチ、どこかで待ってくれているから。それは、曖昧で確実に。この世界のどこかに、存在しているのだから。

December 14, 2004

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『感染』と『予言』。

前に書いた『感染』と、一緒になりますが『予言』も読みました。どちらもホラーなお話です。アタシ的には面白い物語だと思いました。『感染』は、設定が面白いなと素直に感心してしまいました。肉体的に感染するのではない病、それは心に罹るウイスル。夢から夢へと、ヒトの精神に。何か罪の意識に、後ろめたさに。それを抱いているヒトへと感染して、死を齎す病。この世界に、罪の意識を感じないヒトがいるのだろうか。アタシは、ふと感じました。何か、小さなことでも。きっと誰しもが抱いている感情のひとつだと思います。ヒトは生きている上で、何かの犠牲を伴っているからです。とてもとても些細で小さなものでも、アタシたちの生活の糧になっている。その意識に囚われた瞬間に、その病は牙を向き。あっという間に飲み込んでしまう。なんだか、その病そのものが死のイメージに感じます。アタシたちのすぐ近くに死というものが存在するのだから。それはアタシの隣にも、いるのかも知れません。ただ、それに気が付かないだけで。それが、見えないだけで。それを恐れた時に、獰猛な牙を剥き。襲い掛かって来て、飲み込んでしまう。そんなことを読んだ後に、ふと感じてしまう物語で。なんだか、不思議な気分でした。それと、もう１冊。『予言』も読みました。どちらも映画になっているんですよね、確か。この物語は、とある新聞が見えてしまう物語で。『恐怖新聞』というんですが。ヒトの過去も未来も保管する世界が、どこかに存在して。それが見えてしまう。新聞、というカタチを成して。そして、それは恐怖をも伴う。どうしても避けられない未来を知り、どうすれば良いのか。それは、誰にも解らないと思います。もし、避けようとして何かを行動すれば。変わった未来の代償は、自らが補うこととなる。何をするにも、必ず何かを引き換えにしなければならないのかも知れません。妻を救おうとすれば、子供を失い。子供を助けようとすれば、妻を失い。どちらも助けようとすれば、自らを失う。そして、また、同じスタート地点へと戻って来る世界。メビウスの輪のように、必ず同じ場所へと戻って来てしまう。いつまでもいつまでもそこから進めない。抜け出せない、輪の中にいる自分。なんだか、すごく、怖いと思いました。アタシは、耐えられないと思います…。そんな怖いような物語ですが、映画を観たかったなと思います。ちょっと観れなくて残念ですね。DVDになったら、レンタルしようかな。

December 9, 2004

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パイロットフィッシュ。

なんだか、すごく久し振りに日記を書きました（苦笑）ちゃんと毎日で書きたいんですが、忙しいさに負け気味です。小説も更新したいんですが、今の所では日記で精一杯です。でも、なんとか自分のペースで頑張って行こうと思ってます。それで、少し時間が取れたので。というか、小旅行をしたので。移動中に、ちまちま本を読みました。小旅行と言っても、遠い所に行ったので。久し振りに車ではなく、新幹線を利用しました。いつも車なんです。行きは『のぞみ』で行ったので、そのまま乗っていただけなんですが。それでも、４時間くらい乗ってました。少し眠かったですね（笑）帰りが、乗り換え２回で５時間くらいですね。『こだま』、『のぞみ』、『ひかり』。全部を制覇してしまったので、ビックリしてます（笑）『ひかりレールスター』は、少しローカルなネタですが。それも久し振りに乗りました。アタシの地域で走ってる新幹線です。で、その時に暇だったので。『パイロットフィッシュ』を読みました。なんだか、すごく心に響くというか。染み込むような物語でした。『人は、一度巡りあった人と二度と別れることは出来ない。』確かにそうだなって、思う部分もあったんですよね。記憶、それを持つことの出来る生き物だから。人は記憶と共に生きるものだから。例え、別れてしまっても。それは、本当の別れではないのかも知れません。たくさんの恋をして、たくさんの別れをして。その時間は、長かったり短かったり。人生の中で、北国の夏のような出会いの時間かも知れません。それでも、人はその記憶を持っているんです。失くしたりしないものです。心の中に湖があって、そこに確かに存在をしています。その、短くて長い記憶が。人は、その記憶に少なからず影響を受けて生きていて。まるで、記憶の集合体のようなもの。どんなに小さなことでも、自分のしたことは必ずいつか自分に返って来ると思います。小さな善意でも、小さな悪意でも。自分から他人へ流れ込み、いつかはカタチを変えて戻って来る。例えば、細い道で見知らぬ誰かに『どうぞ』と先を勧める小さな善意。それでも、譲って貰った人は嬉しく思います。自分も誰かにそうしてあげたいと思います。そして、その人に善意を受けた人もまたそう感じると思うんです。人から人へ、その行為に伴う気持ちが伝わって。なくならないそれは、また自分へと返って来る。そういうものだと、アタシは思っています。このお話も、そんな物語ではないかと思うんです。記憶と記憶、それらが織り成す人間という大きな集合体を少し解ったような気がしました。『人は、一度巡りあった人とは別れることは出来ない。』人は、記憶の集合たいだから。その記憶は、決してなくなったりしないものだから。深い深い自分の湖に沈んでいて、何かの拍子に表面近くに浮かんで来て。それでも、まるで月を写すように手には掴むことは出来ない。例えそうだとしても、その不確かな記憶は。確実にそこに存在している。そして、それは自分というものに少しでも確実に影響している。だから、きっと、人は決して別れることの出来ない生き物なのだと思います。少し話題を変えて、アタシの近況を報告しておきます（苦笑）仕事柄、忙しいと前に書きましたが。思った通り忙しく毎日を送っています。クリスマスを超えれば、一旦は落ち着きます。でも、年明けに引っ越しをするので。また忙しくなってしまいます。引っ越し先も、なんとか決まりました。あとは荷造りとか、手続きとか、そういうのが残っています。落ち着くまでは、ちまちまと日記を更新しながら生活して行こうと思っています。時間の余裕があるようなら、アタシの世界を物語にして行きたいですね。ほとんど最近は更新していないので、早く書きたい気持ちでうずうずしてます（苦笑）良ければ、またいつでも遊びに来て頂けると嬉しいです。感想などは、掲示板にでも書き込みをして下さると幸せです。自分の世界は、本当に自己満足のようなものですが。それでも、何かを感じてくれてると思うと嬉しいです。久し振りに書くと、すごく長くなってしまいました（笑）また、読んだ物語の感想やアタシの近況報告などで日記を書きに来ます★

December 4, 2004

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こっそり、『イミダス』を購入。

親に本屋サン出入禁止を宣告されているので、こっそり本屋サンに行って来ました。最初は見るだけのつもりだったんです。それだけのつもりだったんです。でも、ダメですね。やっぱり欲しくなってしまいます。それで買ってしまうのが、最近は自分の雑学用の本なんですが。すごく協調性のない趣味だなと、自分でも客観的に思います（笑）それで、今日、買ってしまったのが、隠すのが難しそうな『イミダス』です。みなさまは『イミダス』って、ご存知ですか？毎年で発行されている分厚い百科事典のようなものなんですが。その年毎で中で説明されていることが違うんですよね。アタシは今年が初購入なんですが、前のバックナンバーも欲しかったりします。『知恵蔵』も欲しかったんです。でも、さすがに重いので諦めました。こういうの、すごく好きなんですよね（笑）辞典系は。今からじっくり時間を掛けて、中身を読んでいこうと思います。アタシは、辞書を『読む』んです。最初から、順に読んでいきます。暇な時は国語辞典や広辞苑を読んだりしてます。意外に面白かったりします。もし、暇があるようでしたお勧めします。

November 15, 2004

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『代筆屋』

　　　　　いい小説は、人生感を変える。　　　　　　　　　　いい手紙は、人生を変える。そんな帯に惹かれて、この本を手にしました。今までは気にも留めなかった短いお話を束ねた１冊。なんだか、すごく良いなって。そう感じた１冊になりました。『手紙』と一言に言っても、色々な種類が存在します。もちろん普通に郵送で送るものもそうですし、手渡しのものもそうです。その中にも種類というか、そんなものが存在していて。一言で簡単に言えるのに重い気持ちが篭っている手紙も存在します。でも、それをいざ書こうとなると誰でも筆が進まないと思います。どんな文章にしたら良いのか、気持ちばかりが先行して。それを、どうしても文字というカタチにすることが出来ない。誰にでも同じような体験や経験があるんだろうなと思ってます。それに、手紙は気持ちだけを運ぶものではないんです。書き主の性格も反映してしまいます。文字も自分を表現するものですから。性格、体格、そういうものも文字には現れると聞いたことがあります。それでも、人はこれからも手紙という手段を絶やさないのではないでしょうか？機械で自由に字体を変えられても、言葉で伝えられるとしても。それでも、電子メールにはない暖かさを確かに感じることが出来るから。アタシは素敵なことだと思います。代筆をすることは、とても大変ですよね。だからこそ、この代筆屋サン。すごく素晴らしいなって思いました。この本にあるように、たくさんの手紙を書くように。アタシも、自分の物語を書いて行きたいと。素直に感じました。なんだか、本の感想というよりも。アタシのことを話してますね（苦笑）

November 10, 2004

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『グッドラック』

噂（？）の『グッドラック』を読みました。でも、アタシ的にはいまいちでした。少しがっかりかも知れません。もともとのアタシの持っている言葉と同じようなものだったので。それに、少し先の読めてしまう話でした。あぁ、やっぱりねという感じで。『幸せ』を手にするのに、努力を惜しまないのは当然だと思います。それに幸運というものと運というものは、同じではないですし。運なんて、それこそ気紛れでしかないものですよね。それに、運がなかったなんてアタシには言い訳だと感じます。自分で何かをすることに理由なんて必要ないです。何が出来るか、何をしたか。人生はそれで語れるものではないです。何がしたいか、その自分の気持ちが大切だと思います。成功するのも失敗するのも、必ずある体験です。この世界に偶然なんて存在しないと思います。夢のないような発言ですけど、今の自分は過去の自分が選択した結果だと思うんです。自分が出会った人、出会った奇蹟、それはそうなるようにと選んだだけにすぎない。アタシはそう思います。今のアタシがあるのも、過去のアタシがそう選択したからです。その自分をアタシは誇らしく思っています。そんな自分がアタシは好きです。本の意見は賛否両論、色々な意見があると思います。その持った素直な自分の意見を、大切にしてあげて下さい。

November 7, 2004

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蟲師。

コミックスなんですが、これはオススメですね。ギンコという蟲師のお話で、色々な物語があります。少し不思議な世界かも知れませんね。こういう設定も好きなんです。短めな日記ですが、予定が積んでいるので…。また語れる日に、たくさん書きます（苦笑）

October 25, 2004

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『インサイト・ヒューマンボディ』

なんだか、知り合いにマニアックだと言われました。医学の最先端の雑誌、になるんですかね。週刊なので、雑誌かなと思っているんですが。でも、すごく勉強になるんですよ！この雑誌は。色んな病気や怪我のことが詳しく書いてあってビックリします。仕組みはこうなっているんだとか、こういう症状なんだとか。それに、知っていると思っていたのに実は違ったり。アタシはすごく面白いなと思います、この雑誌。あ、でも、血が苦手な方はちょっと止めた方が良いかも知れません（苦笑）

October 21, 2004

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『死化粧師』

今回は小説ではなく、コミックスです。この話はエンバーマーである主人公の仕事を主体に描いてあるんですが。対象となる人の物語を綴ったコミックスだと思います。悲しいお話も、綺麗なお話も、切ないお話も。色々な人生があって、色々な人に感情を与えているんだと感じました。小さな出来事でも、それに寄って引き起こされるものはたくさんあります。それは誰にでもあることで、きっと身近なところにあるもの。失くして初めて気付く、そのものの大きさと重さ。アタシたちは、ただ見過ごしているだけなのかも知れませんね。もし良ければですが、読んでみて下さい。

October 18, 2004

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市川拓司サン『その時は彼によろしく』

初めてテーマでの日記にチャレンジしてみます。最近というか、昨日なんですが。市川拓司サンの『その時は彼によろしく』。読んだのではなくて、まだ途中です。昨日は読みながら寝てしまったみたいで（苦笑）帯を見る限りでは、また素敵なお話だなって思います。みんなばらばらではなくて、繋がってる。誰もが誰かとの触媒で、化学反応に満ちてる。なんだか、解る気がするんですよね。この世界で存在する力よりも強いものだと思います。形として存在すると言うんじゃなくて。見えないからこそ、強い力を持ってるのかな。じっくり味わいながら、読んで行こうと思います。

October 10, 2004

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本を読みました。

今日は『天国の本屋　恋火』を読みました。でも、実は途中で寝てしまったようで（苦笑）最後まで読んだみたいなんですが、記憶に残ってないです。今からもう一度、読み直してみようと思ってます。すごく素敵な恋を描いた物語だと記憶してます。素敵というか、どちらかというと綺麗な恋ですかね。天国と現世での繋がり、忘れられない人。そして、自分のせいでと思い夢を捨ててしまうのか。自分のせいだけど、それでも追い駆け続けるのか。アタシは追い駆けて欲しいと思いました。やっぱり大切な人との出会いのきっかけだから。それは続けて欲しい、そう願います。ひとりでも多くのひとに、感動を。そして、本ばかり読んでいるので更新なしです。また、この読書熱が治まったら少しずつ更新します。

October 5, 2004

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しまった…。

本の整理をしていたら、つい読み耽ってしまいました。アタシは良くやってしまうんです（苦笑）それで久し振りに読み返した本に感動していました。『13階段』、すごくスキで何回も読んでいるのに。あと『半落ち』や『青い炎』もスキだったんですが（汗）本は時間を忘れて、その世界に入ってしまうので。それが悪い所であり、良い所なんですよね。ちょっと日記でいくつかオススメをしてみます。良かったら、読んでみて下さい。ハードカバー；横山　秀夫サン『半落ち』　　　　　　　高野　和明サン『13階段』　　　　　　　白川　道サン『天国への階段』（上下）　　　　　　　山田　悠介サン『＠ベイビーメール』文庫；時雨沢　恵一サン『キノの旅』（電撃文庫）　　　ハセガワ　ケイスケさん『しにがみのバラッド。』（同上）まだまだ読んでない本もたくさんあるので、早く読みたいですね。出来るなら、まとめて休みを取って読み耽っていたいです（苦笑）挙げた作品を見ても分かると思うんですが、アタシはジャンルに拘りません。自分で面白そうだと思えば、なんでも読んじゃうんです。もし、何かオススメがあれば教えて下さいねｖ更新記録；また新しい連載を始めてしまいました。　　　　　今日は新しいモノを２話だけ更新しています。

September 28, 2004

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