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カテゴリ:JAZZ
久々に、ジャズネタです。 ジェリー・マリガンの Night Lights を聴いています。 最初と最後に、2ヴァージョンの Night Lights が演奏されます。 第一音は、マリガンの弾くピアノの音から始まり、 ラストではマリガンはクラリネットを吹いています。 どちらかというと、ピアノのヴァージョンの方が好みです。 おやすみ前の1曲にぴったりだと、聴くたびに思っています。 そんなわけで、このアルバム(曲)はもっぱら秋の夜長に活躍しております。 Night Lights につづく Manha De Carnaval(カーニバルの朝)も 大好きです。 さて、このアルバムにはちょっとした思い出が・・・ もう何年か前の話なのですが、ネットで知り合った方々と チャットをしていた時期がありました。 それまでも、ネット上で文字だけの対話をしていたのですが、 何かひとこと発すると、すぐに返事が返ってくるという新鮮さにはまりました。 ある晩メンバーが数人揃って、いつものように会話を楽しんでいた時 誰が言い出したかは忘れましたが、このアルバムを聴こう!ということになり 同時に、それぞれの場所で聴きました。 なんていうか・・・ 遠く離れていて、年齢もバックグラウンドもバラバラで、顔も見えないけれど 音を通して繋がっているということに、ある種の感動を覚えました。 今はチャットとも離れてしまいましたけど、 このアルバムを聴くたびに、その頃のことを思い出します。 実は、その時聴いていた輸入盤はノイズがすごくなってしまい、 最近はまったく聴いておりませんでしたが、 本日、1500シリーズで買い直してまいりました。 ・・・バリトンサックスの音色が、優しく夜の静寂に溶けてゆきます。 いつまでも大切にしたい1枚です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.10.22 01:45:01
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